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 時間と空間と歴史について

 私は大した学歴のない科学マニアのオヤジです。私の認識では、重力の存在するところでは空間が歪み、時間の流れは遅くなると理解しております。ブラックホールなどはその端的なものですね。

 また高速で移動する物体と静止している物体では時間の進み方が違うと理解しています。ウラシマ効果によるタイムパラドックスなど有名だと思うのですが。

 さて、時間の流れがこうもバラバラならば歴史もまた無限に存在すると思うのですが如何なものでしょう。 

 人間は現在から過去におきた事象を歴史的事実であり唯一無二の出来事と認識してしまいますが、それは天動説のごとき錯覚ではないでしょうか。

 もしタイムマシンが発明されたとして、歴史の教科書に載っているような過去には行けないように思います。人間の歴史が物理的歴史の基準になるはずがないからです。いわゆるパラレルワールドを漂流するのではないでしょうか。

 私の時間と空間と歴史の考え方に気軽に意見してもらいたいのですが宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

初めまして、私は高卒の物理学ファンであります。


重力のある所では、時間と空間に歪みが生じます。ブラックホールが好例ですね。
しかし、歴史は無限には存在しません。何故ならば、宇宙は一つだからです(笑)。
例えば、私の今いる四畳半にあちらこちらと時空の歪みが生じたとします。で、ある1ヵ所にある歴史があったとして、他の場所からそれを観測したところで変わりません。ただ、あちこちで時間の進み方が違うだけなのであって、別に時空が分裂する訳ではないのであります。
あと、よく勘違いするものとして、超光速で過去へ行く、という話もありますが、出鱈目です。直交座標を考えて、縦軸を時間、横軸を空間とします。そして、光速は斜め45°とします。超光速は45°未満の角度となりますが、立派に未来へ向かっています。
因みに、特殊相対性理論でも超光速は考えられます。何故ならば、
E^2-p^2c^2=m^2c^4
の左辺が一定である、というのが原理で、右辺がマイナスならば超光速運動の扱いになります。しかしそれでも、過去へ行けないのは先に述べたとおりです。
「時空の分裂」については、量子力学に「多世界解釈」なるものがあります。それこそ、タイムマシンを発明して、過去へ行ったとしても、みんなの知っている歴史の世界とは限らないでしょう。量子力学の基礎原理には不確定性原理がありますから、違う時空へポンと…。
しかし、これは「解釈」問題の話。
場の量子論なる学問によれば、そんな心配は消えます。未だに解釈問題であれこれ意見が出るという事は、いかに場の量子論が普及していない事の現れでしょう。作られて半世紀以上も経つのにね!
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この回答へのお礼

 申し訳ありません。私のおツムでは貴方の仰ることが理解できませんでした。

 私の疑問の中に、未来は一つだけなのか?これから起きる事象は必然であり選択肢はないのか?というのがあります。個人的には全ての人(物)に独立した未来空間があるのではないかと考えます。なぜなら静止した物体と加速運動する物体では流れる時間の速さが違うからです。つまり厳密にいえば個人の時間の進みかたも、その運動の違いにより変わってくると考えられます。そして過去の人にも同じことがいえる。ならば同じ地球上に存在していても、10年後に私が認識する世界と他人が認識する世界は違う空間ではなかろうか、多元的な歴史が存在するのではなかろうかと。

 話は変わりますが、アインシュタインは何故、光が絶対的な速度であり、それを超えるものは無いと思ったのでしょう。私なりに考えてみました。

 電磁波の進む速さは周波数に関係なく真空中では一定です。電気の伝達速度も光速を超えません。核爆弾が爆発する際、質量の一部はエネルギーに変換されると考えられています。核爆発では強烈な電磁波や熱が発生しますが光速を超えるものはありません。

 つまり「エネルギーは光速を超えられない」と考えれば、光速が絶対的なものだと何となく解るような気がします。

 さて、アインシュタインが死ぬまで信じなかったと言われるのが「ブラックホール」の存在です。アインシュタインの理論から導き出されたにも関わらずです。当然私のおツムでは理解できません。しかし今ではブラックホールの存在は確実視されています。

 ブラックホールでは光も逃げられないほどの引力が発生し、周辺は空間が歪み時間の流れもゆっくりになるといわれています。そこでバカな私はこんな疑問をもちました。「ブラックホールに光を向ければ、ゆっくり時間のながれるブラックホール近くの観測者には、その光は光速を越えているように見えるのではないか?」とか「ブラックホールから光が逃げられないならば重力波は光速を超えているのではないか?」とか。どうなんでしょうね。

 

お礼日時:2010/06/06 16:33

#2です。



それでは、極端な思考実験のシナリオを以下としましょう。

1.20世紀の人類の歴史を記録したメモリーが有るとする
2.このメモリーを複写して2部作成できるものとする。
3.21世紀の初めに、それぞれのメモリーを人物Aと人物Bに渡すものとする。
4.人物Aは21世紀中、観測者とおなじ地球上に滞在するものとする。
5.人物Bは21世紀の初めに地球を出発し、亜光速で宇宙旅行をし、21世紀の終わりに地球に帰還するものとする。
6.人物Aは人物Bと別れてから100歳年をとった。
7.人物Bは人物Aと別れてから99歳しか年をとっていない。
8.観察者は人物Aと人物Bに対して150年分時間を遡り、その時点の人類の歴史をメモリーから読み出して説明するよう指示する。

私は、人物A、人物B共に、同じ1950年の地球の歴史を読み上げると思います。

その理由は、
22世紀の初めから150年分の時間を逆回しする場合、人物Aは地球上での時間を逆回ししますが、人物Bは21世紀中の亜光速宇宙旅行の時間を逆回しするしかない。
つまり、人物Bは亜光速宇宙旅行の道筋を逆にたどることでしか歴史を遡ることができないからです。

「パラレスワールドが繋がっている」というのは、少なくとも観測者がメモリーを渡した時点と、メモリーを読み上げるよう指示した時点で、観測者と人物Aと人物Bがみな同じ慣性系に居なくてはならないからです。
もし、これが銀河系に有る物体Cとアンドロメダ系に有る物体Dの様に、決して同席することのない二体であれば、別の結論になるかもしれませんが、同席しないのですから答え合わせはできないことになります。
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この回答へのお礼

 再びの回答ありがとうございます。慣性系という語句を使用しているのは相対性理論から引用されていると解釈いたします。

 水掛け論になってしまいますが、相対性理論の前提にも疑問をもっています。もちろん、私のおツムでは殆ど相対性理論を理解していないのですが、相対性理論では3次元と一本の時間軸の4次元だけで完結しているように思います。

 もしも時間軸が一本だけではなかったら?時間の流れがバラバラなら時間軸も無限に存在するのではないか?今という時点もひとつの点ではなく無限に存在するとしたら?相対性理論を支持する人達はそういう疑問はないのか?などと考えこの質問をさせてもらいました。

お礼日時:2010/05/24 21:01

どの範囲で慣性系を切り取るかが問題です。


パラレルワールドは、二つの独立した慣性系を独立した第三者から見た場合を想定しているのでしょうけれど、実際には、ワールド(1)とワールド(2)は連続的に繋がっていなければなりません。

ですから、この世、すなわち「立体と時間の4次元時空」で、時間というパラメーターを逆回しすれば、残りの三次元を一意に決定できると思います。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。便宜上パラレルワールドという語句を使いました。私が考えているのは加速運動する物体と静止している物体の時間の流れ方が違うのなら、3次元空間はひとつの時間軸上にのらないと考えました。

 極端な仮説になりますが、絶対エラーが発生しない複数のメモリーに同じ歴史を記録させ、それを複数の人に渡し、ある人はなにもせず、どこにも行かず、またある人は亜光速で移動できる宇宙船で旅行したりとバラバラな行動をとってもらい、ある日メモリーを回収してその内容をみてみたら...違う過去の歴史が記録されていたなんて事が発生するのではないかなんて考えてみました。

 ワールド(1)とワールド(2)が繋がっているという証拠はあるのでしょうか。

お礼日時:2010/05/24 15:12

想像ではなくて科学的に探求したら如何でしょう!


想像力がたくましくて羨ましいです!
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この回答へのお礼

そりゃどうも。

お礼日時:2010/05/22 22:24

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