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『日本の保護は農業といくつかの素材産業、(特に非鉄金属)に集中していて、これらの産業は日本の天然資源の希少性によって不利な立場におかれている。つまり保護は日本における天然資源の集約的に用いる活動の比較劣位を相殺するような形で適用されている』

という部分がある本ににありました。
’つまり・・・適用されている’のところの意味がわかりません。天然資源の集約的に用いる活動の比較劣位を相殺ってなんですか??

A 回答 (1件)

これは、リカードの国際貿易理論(比較優位の理論)の考え方に基づいた議論です。

リカードの理論とは、自由貿易の状態(何の保護、規制もない状態)での市場均衡では、相対的に生産技術に長けた財を輸出し、生産技術に劣る財を輸入するということです。

日本は農業などの産業は比較劣位にあるので、リカードの理論によれば自由貿易であれば農産物を輸入するはずということになります。しかし関税などの保護政策があると輸入を抑制することになるので、比較劣位による輸入超過を相殺するということです。

リカードの理論について詳しくは、国際経済学の教科書を見てください。ミクロの教科書に載っていることもあります。
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この回答へのお礼

大変参考になりました!!ありがとうございます!!そうですね何かちゃんとした本をもちながら、今の本を読んだほうがよさそうです。

お礼日時:2003/07/09 15:10

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