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次の3つの光学上の用語の違いをお教えください。

A:Focal length
B:Focus distance
C:Distance to the object。
これらは技術文書に書かれていた技術的用語です。

私の理解では
A=いわゆるレンズの焦点距離。
C=レンズから被写体までの距離 ですが
問題はBです。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。



AとCは、それで良いです。

Bは「集束距離」です。

AとBの違いは何かというと、
A: 光を(レンズで)受けるとき、どれだけ離れた距離から来る光(像)のフォーカスが合うか
B: 光を発するとき、どれだけ離れた場所で光が1点に集まるか
ということです。

この回答への補足

お教え頂きましてありがとうございました。
なお、お言葉で判然としないところがありますので、確認させていただきます。
無限遠からの光(並行光)がレンズによって一点に集光する点を焦点として、レンズから焦点までの距離が焦点距離(A)だと思います。Aのご説明はそうおっしゃっておられると思い、理解できました。
さて、一方の集束距離のご説明ですが、直感的に理解できずにおりますので、追加のご説明をお願いできれば幸甚です。

補足日時:2010/06/22 20:33
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A,B,Cが同一の文献内で使われていたのかも問題となります。


focus distance は往々にしてfocal distance(length)と混同
して用いられるていることがあるからです。

同じ文献内で区別して使われている場合、
focus distance = hyperfocal(まれにhyperfocus) distance の
意味の時があります。
The hyperfocal distance is defined as the focus distance
which places the maximum allowable circle of confusion at infinity.
つまり焦点を∞に設定しても暈けない焦点範囲の様です。
詳しくは下記URLを参照してください。
http://www.cambridgeincolour.com/tutorials/hyper …

hyperfocal distanceの訳は「過焦点距離」です。

一つの文献内で、facal length(distance)とfocus distanceを使い分けている例は
ニコンのデジカメ取説でやはり過焦点にちょっと関連した点で
the actual focus distanceを「実際のピント位置」と訳していました。
下記URLのアクセサリのちょっと前です。ご参考までに。
http://www.reinsmith.net/content/photography/Nik …

どうも一筋縄では行かない表現の様です。

この回答への補足

ご丁寧な回答、有難うございました。
”一筋縄ではいかない表現”とのこと、よく分かりました。

ご回答頂いた事項やURLをチェックいたしました。
またその結果と、本件文献の文脈との整合性も調べてみました。

その結果、ご回答頂いた2件にのうち、「実際のピント位置」が正解に思われました。
なお、本件は訳語の正誤より、この言葉が物理的に何を意味するかが重要でして、
不正確なままでは済まされませんので、もう少し調査を続けたいと思います。
また、可能なら原文執筆者への確認をトライしたいとも思い始めました。

なお、本件の出典ですが、単一のカメラに関する技術文書です。
質問の A,B,C の3つの技術用語は
カメラの光学性能を表記する際の測定条件として並んで記載されておりましたので
それぞれ明確に異なる内容と思われます。

以上です。
ご丁寧な回答に改めて深謝いたします。

補足日時:2010/06/24 06:41
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この回答へのお礼

”一筋縄ではいかない”少々込み入った質問にも関わらずご丁寧な回答を頂きましたこと、御礼申し上げます。
おかげさまで、本件の置かれている状況がはっきりしましたので、対応の取りようが決まりました。
有難うございました。

お礼日時:2010/06/27 10:39

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