A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
No.1です。
拙文を見直したところ、例示の過程で脱落箇所が認められましたので、補足させていただきます。
申し訳ありませんでした。
先の回答中、上から15~16行目に関してです。
>一方、濁手の場合、鉢や皿1枚で百万円近い価格、あるいはそれ以上というのも稀ではありません。
こちらの好例として、王貞治氏にまつわる以下の濁手菖蒲文皿をご参考になさってみて下さい。
ttp://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/5711.html
※当該サイトの解説の(にごりで)は、正しくは(濁手=にごしで)です。
そして、先の回答にて既出のこちらの鉢は十四代渾身の力作の染錦ゆえに、このお値段なのでしょう。
ttp://www.kakiemon.co.jp/kakiemongama/latest-news/101-news091203.html
また、余談ではありますが、クリスティーズにて取り扱われた骨董品としての柿右衛門も挙げておきますね。
よろしければご覧になってみて下さい。
ttp://www.christies.com/LotFinder/lot_details.aspx?intObjectID=5316485
ttp://www.christies.com/LotFinder/lot_details.aspx?pos=9&intObjectID=5316488&sid=
さらに、こちらは鶉文(=Quail pattern)を模したマイセンの逸品(晩餐用)です。
ttp://www.christies.com/LotFinder/lot_details.aspx?from=searchresults&pos=2&intObjectID=5337560&sid=0f097de8-2e53-4f16-8365-a7883fdd4dbf
現在の柿右衛門窯の鶉文と見比べるにしても、やはりサイト上ではなく実際に本物を見てみたいものですね。
(瓶 錦 栗鶉文 [右]8.7×16.5cm)
ttp://www.kakiemon.co.jp/kakiemongama/guide-of-product.html#tab-1
この回答へのお礼
お礼日時:2011/03/26 01:50
初心者なので、返答の仕方が良くわかりませんでした。とても参考になりました。結局品物はオークションでゲットすることが出来ました。小皿セットや酒器、花瓶を手に入れる運びとなりました。ありがとうございましたm(__)m
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
以下のサイトはなかなか参考になるかと思われます。よろしければどうぞ。
ttp://www.k3.dion.ne.jp/~m_kato2/tokusyoku.html
今日の柿右衛門作品(特に十三代後半以降のもの)は「濁手」と「錦手」に二分されます。
前者の「濁手」は香炉や花瓶、皿といった作家物として、主に美術収集品的な性格を帯びます。
釉薬の関係上、裏銘がありません。
一方の「錦手」は大量生産的な窯物で、高級食器としての性格で廉価で普及しているものです。
裏銘に「柿右衛門」と染付があります。
もし叶うのであれば、酒井田柿右衛門の窯元展示場や販売所、あるいは直営店を一度お訪ねになり、両者の比較見聞ついでにお聞きになるのが一番かと存じます。
(私も実際窯元で柿文の茶器を購入した経験があります。もしろん染付で銘の入ったものです)
なお、ご質問の通常購入価格の目安の一つとして、以下のサイトをご参考になさってみてはいかがでしょうか。
数万円~からです。
ttp://homepage1.nifty.com/shusendou/kaki1.html
一方、濁手の場合、鉢や皿1枚で百万円近い価格、あるいはそれ以上というのも稀ではありません。
ttp://www.kakiemon.co.jp/kakiemongama/latest-news/101-news091203.html
デパートの美術工芸サロンによっては取扱があるようですね。
外商を通じて美術コレクターに対し斡旋販売を定期的に行っているはずです。
こちらの蓋物は三百万円弱とのこと。
ttp://www.kakiemon.co.jp/kakiemongama/latest-news/99-kakiemonten091105.html
デパートの取引形態もしくは金額ないし作品量次第で、窯物も取り寄せ可能であったり、あるいは、
通常取り扱い対象品としての窯物も若干陳列されているケースもあるのかもしれませんね。
以上、大雑把な話で恐縮です。
最安値、最高値のおよその幅は推量られようとも、窯物から歴代作品あるいは美術館クラスまで、作品の価値というものはまったく千差万別であり、決して一括りには言及し得ないもののように思われます。
(追記:少なくとも十三代前期頃までの作品の大半は染錦(染付の銘入り)の作品であり、今日の窯物(染付の銘入り)とは一線を画す作品として考えられるはずです)
ご参考になりましたら幸いです。
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