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蛍光灯の電源は、AC(交流)を使用していますが、
ACを利用する理由(技術的な要素)をご教示いただきたく
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

まずは、一般的には交流は一番簡単に手に入る電源だからです。



次に、蛍光灯は点灯時には管内の抵抗が下がります。そのまま電源を
つなぐだけだと過大電流が流れて一瞬で壊れてしまいます。つまり
電流制限手段が必要です。

電流制限手段として「安定器」と呼ばれるインダクタを直列に
入れてあります。蛍光灯の電流は安定器で決まっているのです。

安定器は交流だから電流制限能力があるのです。直流点灯
だったら結構大変な回路を必要とし、効率も上げるのが大変
でしょう。

安定器にはAC100Vの大部分の電圧がかかりますが、インダクタは
理想的にはエネルギーを消費しません。(実際はほんのり暖かく
なる程度の消費をしています)

また、蛍光灯を最初に点灯する時に内部放電を開始するための
高圧パルスが必要です。この高圧もインダクタが発生します。

蛍光灯の点灯原理を勉強してください。その際、安定器という
インダクタの働きが重要だということが解ります。
電流制限機能と高圧発生です。シンプルですが絶妙な回路です。

グローランプと押しボタンの作用も重要です。

蛍光灯を直流で点灯させる製品もありますが、内部では直流を
わざわざ交流に変換してから点灯しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、安定器という言葉は聞いたことが
あったのですが、なるほど蛍光灯は点灯すると
抵抗値が下がるため、その抑止にコイル(安定器)を
使用しているということを知りませんでした。
勉強になりました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2010/06/27 23:32

他の方も書かれているように、家庭用電源だと、交流が供給されているのに、わざわざ直流にするメリットがないから、直流で光らせているわけですが、



電車の車内の蛍光灯だと、古い車体だと直流で光らせている場合もあります。
これは、直流が供給されている路線だと、わざわざ交流にするメリットがないからです。

ただし、直流で点灯させた場合、電流の方向を片方向に固定していると、フィラメントが片側だけが先に劣化してしまうので、
均等に消耗するように、極性と時々入れ替えて点灯させるのが普通です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、てっきり直流だと蛍光灯は点灯できない
理由があるのだと思い込んでいました。
直流で点灯するものもあるんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/27 23:33

構造のハナシはおいておいて、


わざわざ直流にする必要があるのですか?

一般家庭の供給電源は交流です
それをそのまま使えるんだから・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、わざわざ直流にするメリットはないですね。
外で使う場合を想定したんですが、
今はLEDですからね。。

お礼日時:2010/06/27 23:29

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