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黄河の洪水が起こった原因って何ですか?
物理的な理由をお願いします。

A 回答 (2件)

簡単にまとめます。


【原因】
簡単に言いますと気候、風土、地形が原因で洪水が引き起こされる。
【風土】
典型的な季節風気候区域で夏は東南の季節風の影響を
受けて湿った空気が流入し、豪雨が多い。
一方冬は北西の季節風の影響で乾燥して寒冷のため、
河川は凍結しやすい。
【地域】
中、下流に発生。特に秋から冬の豪雨、2月から3月にかけての解氷で、
急に水位が上がる。
【泥砂が堆積】
黄河は小規模の洪水に見舞われると泥砂が堆積し、
年々川床が上昇を続けることも原因のひとつ。
【対策】
中国政府はダムによるコントロールを対策の最重点にしている。
黄河が大洪水の時に浸食し、
ある条件の下で砂の含有量の大きな水の流れが
きわめて大きな砂を運ぶ能力があるという特徴にもづいて、
ダムによるコントロールをおこない、
砂浜を改造するプロジェクトに取り組む。

参考URL:http://fpj.peopledaily.com.cn/2002/03/21/jp20020 …
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1)黄土高原にて浸食した土砂が、黄河の中下流域にて堆積してゆきます。


2)堆積物によって河底が徐々に高くなってゆくと、河水が河岸を越えあふれ出します。
3)仮に堤防を築いたとしても、河底が高くなって行けば(天井川という現象)いずれ洪水は防ぎようの無いものでした。

物理的な理由は、河川の勾配によって浸食作用に違いがあることです。勾配が大きく急流であるほど浸食力・運搬能力が高く、緩やかであるほど浸食能力・運搬能力が低いのです。
このため、流れが急な上流部からは土砂を運び出すのですが、中下流域では運び出す作用は乏しく堆積する一方です。

現在中国では、1960年に三門峡ダムを築いたのでかつてのようなペースで堆積が進みません。

また、急流が多い我が国では、中流域でも土砂運搬能力がそこそこあるため堆積はあまりなく、黄河のような洪水には悩まされませんでした。ただ、利根川や石狩川クラスの大河川になると多少の治水の必要があり、かつて東京湾に注いでいた利根川は現在、茨城県経由で太平洋に直接注ぎ込むように治水されています。

参考URL:http://www.kajima.co.jp/gallery/const_museum/dam …
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