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日本国憲法の矛盾について、分かり易く教えて下さい。
先日、他の質問で日本が荒廃した理由というものがあり、読んでいたら回答のなかで
日本が崩壊するために憲法をつくったと言う意見があると書いてありました。
気には、なるのですが、根拠が掴めません、それを知りたいので
この質問をします。

A 回答 (3件)

 矛盾といえばやはり9条でしょうね。



 例えば小学生に9条を読み聞かせ、現在の日本の姿と比べてさせてみれば、どうしたって自衛隊の存在のところで?が出てくるのは疑いのないところでしょう。「戦力はこれを保持しないって書いてあるじゃないか」と尋ねられて、ああわかったと納得させられるまで説明できる大人はそうそういないと思いますよ。

>日本が崩壊するために憲法をつくったと言う意見
 さすがに草案をつくる段階でそんなことは考えてなかったと思います。当時のアメリカは自国に従順な衛星国をつくりたかったわけですから、わざわざ日本を崩壊させるようなものにするはずはありません。崩壊させたかったとしたら、日本そのものではなくて「日本人としてのメンタリティ」だったのではないでしょうか。
 日本は長くアメリカの意向に従順に経済活動を行なうだけの国でしたし、「国家感」なんて持ち出すとやれ右翼だ、なんて社会的に非難されたりもしますので、結果的にはそれに成功していると思います。ただ反面「軍備(米軍も)なんてイラナーイ」「警察でOK」なんて叫ぶ世界でも有数の軍事オンチ国民もつくってしまったので、これは自分で自分の首を絞めているようにみえます。
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 日本国憲法の矛盾点ということですが、どの時代のどのような国の憲法や法律にも矛盾は絶対にあります。

それは「律」という文章の背負っている宿命のようなもので避けようのないものです。更には憲法が例えいかに良く考え抜かれたものであったとしても、その時代時代の為政者や社会環境によってその解釈が自在に変化する厄介なものなのです。

 日本国憲法が日本を崩壊するための意図をもって作成されたという話しは、ちょっと首をひねらざるを得ませんが、日本国憲法の成立の過程は矛盾というか、大いなる疑問があります。

 日本国憲法は当時のGHQ(日本占領軍司令部)の一部将校の手によって作成されました。人数は僅か21人で、その中には20代そこそこの若い将校もおり、その作成過程は即製かつ稚拙というしかないものでした。日本国憲法には雛形があることは衆知の事実ですが、自国(アメリカ)の憲法は当然としても、フィラデルフィア独立宣言や更にはワシントンの演説原稿などからの、パッチワークのように寄せ集めで作られたものです。

 そこには国が進むべき道への大きな指針となるべき、確固たる信念に基づく文言はありません。とくに憲法の巻頭を飾る言葉は無責任かつ他力本願の局地とも言うべき言葉でしかなく、観念的かつ幼稚な博愛精神を謳うだけの幼稚な文言でしかありません。

 もし日本が将来外的要素によって崩壊するのなら(内的にはもう崩壊しかけているのですが…)、たしかにこの日本国憲法が(そして護憲派と呼ばれている勘違いな人々も)一役買うことはあるかもしれませんね。
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>日本国憲法の矛盾について、



一番に指摘されるのは第9条だと思います。日本は国としての戦争をしないという条項です。
でも自衛隊というものを作ってしまいました。憲法には書かれていないことですが、国にも自衛権は”当然”あるから、持っていいという解釈です。
確かに、他人が殴ってきたらこちらも生命が危うくなるので殴り返して相手の戦意をくじく、という自衛権は常識的に持てるだろうと思います。
しかし、その自衛権を国として行使するのは立派な「戦争行為」だといえます。ここに日本国憲法としての矛盾があります。自衛隊は「軍隊」だから持つことはできない、という護憲派の主張はこういった意味からだと思います。私も自衛権というものを誇大に主張するのは間違いの元だと思います。自衛隊はそこそこの規模にして「沿岸警備隊」として海上保安庁に統合すれば憲法とは矛盾しないと思います。

自衛隊がなかった場合、他国からの侵略に対しては警察やら海上保安隊なども対処できますし、もちろん国民一人一人が立ち上がるということになります。こういったことが非現実的だ、というひとたち(とかく周りの国を必要以上に敵国視しています)、が「日本が崩壊するために憲法をつくった」と主張しているのかもしれません。

ご参考になれば。
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