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もう一歩つっこんだ心理学の本を探しています。

心理学に関して初心者です。
これまで哲学をかじっていましたが、人の感情や心の動き、やりとりについて関心があります。
脚本や小説のような物を書いていますのでその研究のためです。

心理学の入門書を何冊か買い込みましたが、どれもこれも似たり寄ったりでした。
例えば「印象形成」が気になりましたが、どの本にも「中心的な特性」として「温かい」を「冷たい」に変更するだけで紹介される人は他の周辺的な特性「決断力のある・知的な」(など)が同じでも印象が変わってしまう。
という例文が全くもって同じなのです。
原点が明記されていないことも多いのですが、ネットで調べると戦後すぐに発表された原典による物のようです。
つまり入門書を書いている人は何も研究していなくて、ただかいつまんでいるだけ。

私が興味を持ったのは、
・印象形成
・心の葛藤と防衛
です。
あと自分でコントロールできない、または認識がずれている感情についても興味があります。

他にも、単なる心理学の歴史や色んなさわりをかいつまんだ知識的な物ではなく、もう一歩つっこんだ、人の心や感情について著者なりに掘り下げた本はないでしょうか?
昔の心理学者が研究したものの紹介でもいいのですが、うのみの本はつまらないです。
哲学や、その前に興味を持って読んでいた超ひも理論・相対性理論などの本は、結構素人でも分かりやすく解説して掘り下げてくれる本があったのですが、心理学では手がかりがあまりありません。

実際に読んでみて良い本がありましたら教えて下さい。

ちなみに血液型占いや性格判断のように学術的根拠に乏しい物は遠慮します。

A 回答 (3件)

河合隼雄先生の本はいかがでしょうか。


ユングの入門書や自身の著者もたくさん出されておられます。

昔話から日本人の深層心理を読み取るなど、研究されていて面白いと思います。

趣味はフルートを吹くことで、少女漫画にも造詣が深く、ユーモアに富んだ方です。

日本における、心理学者の第一人者なので、読んで損はないと思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
図書館にあったユングの本はやや読みにくかったのですが、一般向けの物は分かりやすそうでした。
他の本を何冊か注文しました。

お礼日時:2010/08/19 19:34

> 他にも、単なる心理学の歴史や色んなさわりをかいつまんだ知識的な物ではなく、もう一歩つっこんだ、人の心や感情について著者なりに掘り下げた本はないでしょうか?



入門書はその分野に興味を持つ色々な人を想定して、八方美人的につくるものなので、貴方の目的にかなうようなものを入門書、それも「心理学」で探そうと思うのが間違っているのです。
著者なりに掘り下げたものとなりますと、それは研究書になります。
「何も研究していなくて、ただかいつまんでいるだけ」ではなく、そういう本ではそういうものしか書かせてもらえないのです。
あえて入門書で探すなら最低でも「社会心理学」「感情心理学」のレベルでないと、オリジナリティを出すのは難しいでしょう。

あと、出典が載っていないというところからも、その本のレベルは推測できます。
著者なりにきちんと研究したものを掲載するようなものであれば、参考文献一覧などはまず載っています。

> 実際に読んでみて良い本がありましたら教えて下さい。
まだ読んでいないのですが、興味を持って読もうと思っているのは以下の2冊です。
こうした編集本はそれぞれが自身の研究テーマに沿って書いているはずなので読み応えはあります。

有光・菊池(編)(2009) 自己意識的感情の心理学 北大路書房
加藤・谷口(編)(2008) 対人関係のダークサイド 北大路書房
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この回答へのお礼

まだ読んでいない(笑)お薦めの本ありがとうございます。
探してみます。

お礼日時:2010/08/24 22:30

こんにちは。


心理学関係者ではない素人の私にも読めて
勉強になったものということで
諸富 祥彦さんの本などどうでしょう。
amazonで検索するとたくさん出てきます。
自己啓発本のような新書も出てきますがその辺は置いといて、
「プロセス指向心理学入門―身体・心・世界をつなぐ実践的心理学」
「自己成長の心理学―人間性/トランスパーソナル心理学入門」
の2冊は読みましたが、
心の葛藤と防衛、自分でコントロールできない、または認識がずれている感情
などについて参考になると思います。
印象形成
については関連が薄いかもしれません。
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