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こんにちは。早速質問させていただきます。
以前、大学で心理学を学んだときに、お金、例えば500円玉を
何も見ずにフリーハンドで書いて、本物より大きければ500円以上の価値を感じていて
小さければ500円以下の価値、おおよそ等しければ相応の価値に感じている、というようなことを
聞いたのですが、このテストが紹介、解説されている本はありませんか?
是非教えて下さい。

A 回答 (1件)

それは学術的に意義を認められた心理テストではないようですね。


ネタ元はたぶん第2次大戦後に一世を風靡した「ニュールック心理学」と呼ばれる流派の
「社会的知覚」研究のひとつでしょう。
ブルーナーとグッドマンによるこの研究の結論だけをざっくり言うと,
「子どもはコインの大きさをその価値に応じて過大に見積もる傾向があり,
貧しい家庭の子どもは裕福な家庭の子どもに比べてその度合いが大きい」
というものです。
原論文は下記のページで読むことができますが,質問者さんのニーズに合うかどうか...。

■Value and Need as Organizing Factors in Perception (1947)
 Jerome S. Bruner and Cecile C. Goodman
 http://psychclassics.yorku.ca/Bruner/Value/

この研究,
以前は心理学の概論的教科書でよく取りあげられていましたが,
最近はあまり見かけなくなりました。
すでに心理学史の一部になってしまったようです。
経済的格差の大きな社会の子どもを対象とした研究ですので,
現代日本の成人にそのまま当てはまるかは疑問です。
現行の硬貨の大きさは価値の順に並んでいないという事情もありますし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
貧しい子ども、に限定されるとは知りませんでした・・・。
では大人で実験すると、あまり正確でないというか、
心理的価値が反映されての結果ではないかもしれないという事ですね。
卒業論文でこれを基に実験しようかと思ったんですが・・・それじゃあ無理ですかね。

お礼日時:2009/05/19 18:48

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