自傷行為についての情報

自傷行為についての情報

Ｗｉｋｉｐｅｄｉａに「日本での自傷行為は、欧米からの症例が紹介された1970年代頃から把握されだした。日本では、精神分析や精神関連の用語の普及と共に実際の症例が増す傾向がある。奈良教育大学の調査によると1999年頃から統計上は急激に増加したとされる。」とあるのですが、この情報は何という書籍（または論文や資料）をもとに書かれているのでしょうか。また、奈良教育大学の調査とは、どこで見ることができますか。出典をご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。

No.1 ベストアンサー 回答者： kigurumi 回答日時： 2010/08/27 11:17

うっしゃー！

ソースは２００５年８月１３日の毎日新聞ですね。

実際の毎日新聞の記事は探すことができませんでしたが。

http://blog.livedoor.jp/edu_garden/archives/cat_ …

『リストカットなど小中高生の自傷行為が９９年ごろから急増していることが１２日、精神科医の北村陽英・奈良教育大教授の調査で分かった。
近畿の小中高校の養護教諭にアンケート調査したところ、教諭が遭遇していた事例の合計は、８６～９７年度に年間０～３人だったのに、９８年度は同６人、９９～０３年度は同１０～１６人と２けたに増えていた。
　調査は０３年８月～０４年１月、養護教諭１１９人に、各教諭が経験した児童生徒のリストカットについて質問。このうち、若手を除いた在職１０年以上の６８人の事例をまとめた。８６年以降で１４６例の報告があり、女子が１３６例を占めた。』

調査主はその大学の北村陽英教授のようですね。
直接調査ではなく、間接調査ですので、、、
それがＡＤＨＤの子で、注意欠損によりうまくカッターを使えず、ちょっとした注意がそれたときに、プチっとやってしまう子も、自傷として処理されたのかも。
自傷じゃなくて、、、自損ですね。
認識がうまくいかず、本人はやるつもりもないのに、注意がそれて転んで怪我をしたり、注意がそれて、金網を避けるつもりが避けそこなったり、などで怪我してしまった場合は、自害じゃなくて自傷でもなくて　自損事故。


えっとぉ。
自分の精神遅延の子　成人でも精神遅延があるとそうですが、怒られたとき感情をコントロールできず、かんしゃくを起こして自分の腕を噛んだり、じっとしていることが難しいのに、じっとしているように要求されたとき、耐えられなくなって机を頭で殴りつづけたりする人がいるんです。

また、ミュンヒハウゼン症候群の人の中には自傷を繰り返しする人もいる。
注目獲得が目的で、怪我しているのにけなげにがんばっている偉い人と他人に思ってもらうように他人を操作しようとして自傷をしてしまう。
他人が見てわかるところを傷つける。　じゃないと　他人に「どうしたのぉ！」って言ってもらえないから。

また　ヘマトフィリア（ 血嗜好症　）の場合も、血を見ると快楽を感じ恍惚となってしまうので、自慰行為　つまり１人エッチとして、リストカットをして、性処理をする。



ということで、いろいろなことが原因で起こるわけで、、、
しかも性に目覚める頃は、どうしたらいいかわからず、血を見ると性処理が終わった後のような脱力の状態になると学習した子もいるんじゃないかと。
性欲でイライラして　乱暴にカッターでノートを切り刻んでいて、誤って指を切ったら、イライラが病んだとか。
そんなことを発見した子もいるのかも。

この回答へのお礼

大変詳しく回答していただき、本当にありがとうございます。
自傷行為と見なされ得る様々な事例も、その定義づけの曖昧さ、難しさを考えるにあたり、とても参考になりました。

お礼日時：2010/08/27 22:40