一回も披露したことのない豆知識

百田尚樹さんの『永遠の0』を読まれた方へ

2年くらい前に1度だけ読んだことがあります。
すっかり忘れていたのですが、先日、書店で文庫本を見かけて思い出したことがあります。
「宮部はなぜ特攻に行ったのか」ということです。
私は、1度しか読んでいないので読み落し、記憶違いもあるかもしれませんが、教えていただけると助かります。

宮部は終戦日の数日前に特攻で死にました。
死にたくない、生きて帰ると言っていた彼が、なぜ特攻で死んだのか?
彼が特攻に行った理由は書かれてなかったと記憶しています。
なので、
特攻は「志願」によるものとされていたが、終戦直前は「志願」ではなく「命令」になっていたからではないのか?
と勝手に解釈しました。

彼が特攻に行った理由が書かれている部分があったら、教えていただきたいのです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

文庫版を最近読みました。



特攻に出たのは、「命令」と書かれています。524ページあたり。
ただ、搭乗予定機が整備不良であることを見抜きながら、あえてそれを他人(主人公である姉弟の祖父)に譲ったわけですから、死を受け入れていたと考えられますね。

それは何故なのか。そこを読者に考えさせるのがこの小説の妙味だと思います。
せっかくですから、読み直されてみたらいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「命令」と書かれてあったのですね。
こちらで質問した後、ネットで調べたら読者の感想で、
結局、なぜ特攻にいったのかが書かれてない、わからないまま終わっている
というのが多数ありましたので・・・
零戦が不良で、主人公の義祖父に変わって欲しいと申し出たことは覚えていますし、
その理由も義祖父の視点から書かれていたのも覚えています。
それにしても、一番肝心な部分を見落とすとは、情けないです。

お礼日時:2010/08/31 22:28

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