家宅侵入の罪について

家宅侵入の罪について

ホームアローンを見て思ったのですが？

家に許可なく侵入した人に対して、家に大量に画鋲などの
トラップを仕掛けた際、侵入者が怪我をして
訴えられることはあるのでしょうか？

また最悪、死亡してしまった場合、どうなってしまうのでしょうか？

追加で
家に勝手に侵入すると、トラップにより家が爆発、または炎上してしまう
と、侵入者は放火犯として罪に問われるのでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： senki-sakubou 回答日時： 2010/09/21 22:30

司法試験の問題でありましたね。

基本的には、住人が予め仕掛けた罠で
泥棒に怪我を負わせれば傷害罪の構成要件を
満たすことになりますが、正当防衛も同時に成立して、
結果的に罪にはなりません。

但し、画鋲や割れたガラスを地面に撒く程度ならば
相手が死亡することはありませんが、
（仮に死んでもそれは不運な結果です）
最初から侵入者を殺害する意図で、凶悪な罠を仕掛けていれば
殺人罪が適用されることもありえます。

ですので、基本的にはホームアローン程度の罠ならば、
正当防衛が成立すると考えられます。


追加の質問の回答は、仕掛けた住人が放火及び殺人犯になります。
殺害の意思が強すぎます。過剰防衛にすらなりません。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

司法試験にも出るような問題なのですね。驚きました！

適度な防犯がひつようなのですね。

お礼日時：2010/09/22 16:12

No.1 回答者： kumap2010 回答日時： 2010/09/21 15:08

過剰防衛で傷害罪、傷害致死罪となります。

ただしホームアローンの場合は１３歳未満の触法少年なので刑法上の罪にはなりません。

保護者に対して民事上の損害賠償請求は可能ですが、
「窃盗目的で侵入した」という事実があるので金額はかなり減額されます。


>と、侵入者は放火犯として罪に問われるのでしょうか？

問われません。
むしろ仕掛けた側が殺人罪や殺人未遂罪に問われるでしょうね。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに少年に対しては適用されませんねww。

スパイ映画などでよく見る光景なので、気になりました。

お礼日時：2010/09/22 16:15