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日本史の「時代」は海外ではどう教えられているのか。

日本史における平安時代、鎌倉時代、室町時代、江戸時代といった「時代」は、日本人にとってなじみ深いものですが、天皇制を基軸とした政権という点で世界史の中でかなり特異な統治のあり方だったのではないかと思います。

ただ、日本史は外国人にとってはマイナーな歴史なので、歴史の学習においては、その特異性までは教えずに、他国の似たような王朝の政権と同じところにカテゴライズして教えられていると思うのですが、では以下のうちどれと同じに分類されているのでしょうか?

1.中国型(漢、唐、宋など、政権が完全に変わるタイプ)
2.フランス型(カペー、ヴァロア、ブルボンなど、王朝は変わるが国は継続するタイプ)
3.ドイツ型(神聖ローマ帝国の中に諸国が分立し、その中の有力国がイニシアチブをとるタイプ)

A 回答 (2件)

 別に批判している訳ではありませんが、質問者のおっしゃる1~3型はどれも「王朝史」と言われるタイプです。


 さらに日本では歴史学自体、元号が明治に変わってからのもので、同時に入り込んだマルクス主義の歴史観の影響で、結局ヨーロッパ風王朝史が本流です。
 ですから日本人ならだれでも理解できる「戦国時代」というのは、歴史学上の時代区分ではありません。つまり日本人自身が日本の歴史についてはあいまいで、まだ理解しきっていないと言えるかと思います。
 そして一時期スポットライトを浴びた、フランスのアナール学派、あるいは欧州統一の歴史書の編纂に見られるように、歴史の見方はいつも揺らいでいます。そもそもどこまでが特異性なのかもよく分かっていないの現状でしょう。
 結局は、ある種のケーススタディとして、一旦分かるかぎりのデータを丸呑みして、自分なりに解釈することになるかと考えます。
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江戸時代は江戸時代でしょうし、そのままやっているのでは?



それに日本の場合、天皇はいたが幕府が強い時代が続いたので、それはそれで学習しなければ仕方ないんじゃないでしょうか。無理に他の形に置き換える必要があるんでしょうか?

マイナーだろうがメジャーだろうが、それぞれの国をそれぞれの国ごとに勉強するものだと思いますよ。

教科書ではありませんが、日本に関心のある外国人向けの英語サイトです。
http://www.japan-guide.com/e/e641.html
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