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この樹皮は一体何に使うのでしょうか?

以前、長野県の大糸線沿線の町を旅行で訪れました。
そのとき地元の小さな個人商店の店先で見かけた物についての質問です。
店さきに、樺の樹皮と思われるものが売られていました。
手のひらに乗るくらいの大きさにくるっと束ねられていて、
あちこちの店においてありました。
その時は気に留める事も無く旅行を終えてしまい、
今頃になって、あれは一体何のためのものなのだろうかと
思い出した次第です。
長野県大町、あるいは穂高あたりでの事です。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、
あの樹皮の束が何なのか御教示いただければと思います。
ぜひよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

質問文は樺(白樺)の樹皮ですよね?



長野ではお盆になると、祖先の霊が迷わずに家に帰れるように白樺の樹皮(カンバ)を焚く風習がありますので、各家庭では玄関前(お墓)で「シラカンバ」の樹皮(カンバ)を炊いて、亡くなった親族をお迎えすることになっています。そのためお盆前になるとスーパー、その他各お店に沢山の白樺の樹皮が並びます。

他にも以下利用法が有ります。

樹皮を使った樺細工は桜樹皮が有名ですが(樺細工は、日本固有のもの)。
白樺樹皮も膠(にかわ)を塗って、伝統工芸品や家庭用品なんでも利用できます。
茶筒などもたまに白樺の樹皮が巻いてありますね。その他卓上小物・アクセサリー・バスケットなど。
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この回答へのお礼

yukiyousei 様
 
早速の回答を頂き ありがとうございました。
問いかけをした、翌日の夕方にパソコンを開いたところ
yukiyousei様を含め3名の方から早速の回答を頂いておりました。
皆さんから親切な回答を頂き、楽しかった信濃路の旅の想い出に
新たな知識として加えさせてもらいます。
皆様は共に同様の内容での回答をして下さいましたので
それぞれベストアンサーとしたいのですが、
一番最初に回答を下さった、yukiyousei様の回答をベストアンサーとさせて頂きます。
 
内容を拝見してなるほどと思いましたし、
旅の途中で私が見たあの風景の中、
日が沈んだあとに、白樺のお迎えの灯りが揺れるのを想像
しました。
しみじみとした日本の源風景があるのですね。
皆様からの回答を読みながら、
心温まるものを感じております。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/02 17:26

主さまが旅行された時季は8月のお盆の前頃ではありませんか?



あれはカンバ(白樺の樹皮)と言って、お盆に御先祖さまが迷わずに家に
来られる様に門の前や玄関先で左右一対で燃やす物です。
白樺の木が多い長野県では簡単に手に入り、安いうえに油分が多くて燃
えやすいので昔から「迎え火」として使われています。
時季(8月初旬頃)になるとスーパーでも売っていますよ。
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この回答へのお礼

早速に回答を頂だいしまして、ありがとうございます。
まさに夏の事でした。
解りやすい説明に ナルホド!でした。
植物の植生、特性をいかしたものだったのですね。
また来年には同じ場所を訪れて、
白樺の迎え火の光景を見たいものです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/02 17:40

時期は夏でしたか。



長野では、お盆の迎え火に白樺の皮を焚きますが、そのためのものではないでしょうか。
長野出身の姑は、白樺を焚くとか言ってました。

この、迎え火の「素材」のところをご覧ください。
http://obon.bonodori.net/obon/OBON8.html


山形などでは、桜の皮で茶づつをつくったり、皮細工をします。
白樺でも、皮細工は考えられますが、それほど日常的・一般的ではありません。
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この回答へのお礼

morino-kon様
回答を頂きありがとうございました。
日本の各地では様々なものを利用して
ご先祖様をお迎えするのですね。
お盆に関するサイトは大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/02 17:49

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