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細胞培養について 2

下で質問をしましたが別件でもう一件教えて下さい。

細胞培養の際に使う試薬等の温度についてです。

*DMEM 、 PBS ・・・冷蔵庫の保管 
  トリプシン・・・小分けして冷凍保存

 使用前にすべて37℃の恒温槽に10分ほど入れていますが
 調べたところ、使用前の温度は

*DMEM ・・・37℃
*PBS ・・・室温
*トリプシン ・・・4℃

 との記述を見かけました。実際はどちらが望ましいでしょうか。
 よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

以前、細胞培養で回答した者です。



DMEM、PBSは4℃の冷蔵庫で保管、トリプシンは小分けして冷凍保存です。
私のラボでは4℃の冷蔵庫と-30℃の冷凍庫、-80℃の冷凍庫があり、トリプシンは-30℃に入れて保存しています。
DMEMとPBSは劣化防止のために冷蔵保管します、といっても開けて調製した後でれば、せいぜい2ヶ月が使用期限だと考えたほうがいいと思います。いくら冷蔵保存でもゆるやかに劣化は進みます。
トリプシンは酵素ですので長時間室温に置いておきますと自己消化をし急速に酵素活性を失います。
だから小分けにし、何回かで使いきれるようにする必要があるのです。低温での保存もみかけたことがありますが冷凍してしますのがベストだと思います。
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この回答へのお礼

今の方法で大丈夫そうなので安心しました。
DMEMとPBSも、使う度に開封するのが心配で1回分づつの量に
小分けして冷蔵保存にしていました。

ご指摘のとおり、2ヵ月を目安に使用したいと思います。


どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/10/21 10:51

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