電子書籍の厳選無料作品が豊富!

以前から、拉致事件について疑問に思っていたのですが、日本ではこの事件を誘拐の刑事事件ととらえ、警察関係の人がよくコメンテーターとしてテレビなどで登場していますが、北朝鮮は戦争の一環と考えているのではないだろうかということです。

今回の砲撃事件でわかったのは、米国と北朝鮮との間には休戦協定があるだけで、いまだに終戦になっていないということで、大変びっくりしました。
北朝鮮がいまだに戦争状態と考えていたとすれば、拉致問題の最大の問題は朝鮮動乱の「終戦」ということになるのではないでしょうか。

このような当然すぎるように思える論調を、今までマスコミや政治家の発言から聞いたことがありませんし、拉致事件を刑事事件のように扱っていたのでは解決の見込みはないように思います。

そこで質問ですが、今までに日本政府は終戦協定を急ぐよう、国際社会に向かって外交努力をしてきたのでしょうか。もし、外交努力をしてこなかったとしたら、何が障害だったのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (8件)

>北朝鮮は(拉致を)戦争の一環と考えているのではない


>だろうか・・・

恐らくそうでしょう。

Wikimによると、日本政府が認定している北朝鮮による
12件(17名)の拉致事件は、1977~1983年に発生。
この真ん中の年1980年は金正日が後継者として決まり
公式に国民の前に姿を現した年。

そこで、拉致は金正日の指示によると推測される。彼の
目的は1953年に休戦のままになっている南朝鮮の統一。
1950年の時のようにいきなり軍事進攻しても勝ち目なし。
まず、南朝鮮内に騒乱状態を引き起こし機を見て北から
侵攻する。それにはスパイを送り込む。スパイは日本人に
なりすませばバレ難い。その為に日本語の教師確保。
というわけで拉致は戦争の一環。

さて、米国を主体の国連軍と北朝鮮間で終戦が成立した
として、金正日は「残る拉致者を留め置く必要は無くなった。
日本に返そう」とは思わないでしょう。17名中5名日本帰国、
残る12名に対し、北朝鮮は公式に8名死亡、4名は入境
していないと何年も前から言っています。彼がそれを覆せる
筈がありません。若し言いだそうとしたら、軍と息子が彼を
失脚させます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

”米国を主体の国連軍と北朝鮮間で終戦が成立した”時には同時に致被害者の身分を保証する和平協定も結んでいただきたいものですね。

お礼日時:2010/11/30 15:42

質問者様は、朝鮮戦争の理由をご存知なのでしょうか。


北朝鮮が朝鮮半島の統一を目指して、韓国に武力侵攻したのが始まりで、アメリカは韓国を支援したに過ぎません。
韓国と北朝鮮は、どちらも半島の正当な政権は自分のみで、半島は自分によって統一されるべきであって、相手側は政府を僭称する反乱者に過ぎないという見解です。
終戦=和平条約を結ぶということは、互いを国家として公式に認めてしまうことになり、政権の正当性を主張できなくなります。(国民レベルでは、そんな昔の事はどうでもよくなっているようですが。)


質問1:>拉致事件のポイントは、米国と北朝鮮との終戦では?

朝鮮戦争の当事国は、韓国と北朝鮮です。
米・中・露はそれぞれに支援をしたに過ぎません。(建前上は)
休戦協定も、韓国と北朝鮮とのものです。
この戦争で、日本はアメリカへの補給の協力をしたに過ぎません。
なので、日本は朝鮮戦争にたいしては、当事者ではなく責任もありません。
現在でも米韓と日米は同盟関係にありますが、軍事的には日韓間に関係はなく、あくまでアメリカを挟んだ関係です。

回答1:以上からアメリカと北朝鮮の問題は終戦でなく、安全保障なのですが、それは韓国との同盟と矛盾します。
その為にアメリカが韓国から離れれば、北朝鮮や中国の圧力が増し、アジア情勢はかえって悪化するでしょう。
それは決して拉致問題の解決には繋がらないと思います。


質問2:>北朝鮮は(拉致を)戦争の一環と考えているのではないだろうかということです。

その可能性はありますが、北朝鮮が拉致を戦争行為の一環と考えるのは彼らの勝手です。
しかし、それに対して日本が配慮しなければならない理由はありません。
理不尽な逆恨みを認めればますます増長するだけです。
だいたい、日本は交戦国ではないので、それらの国に対する拉致は単なるテロでしかありません。
拉致は韓国人にも行われており、仮に拉致を戦争行為とした場合、先に休戦協定を破ったのは北朝鮮ということになります。だとすると、非を認め終戦の努力をするのはむしろ北朝鮮の方ということになります。それ以前に、非戦闘員の拉致は戦時下であっても国際法違反であり、被害国が返してもらう為に見返りを用意したり、何か努力をするような事ではありません。

回答2:以上から、日本人に対する拉致は無関係な第三国に対するテロに過ぎず、日本政府は、国民である拉致被害者救出の努力義務はありますが、朝鮮戦争とは別個に考えるべきです。


質問3:>今までに日本政府は終戦協定を急ぐよう、国際社会に向かって外交努力をしてきたのでしょうか。何が障害だったのでしょうか。

朝鮮戦争については、日本は無関係な第三国であり、日本にそんな努力義務があるなら、全ての国にもその義務があります。
また、外交とは国益を得る必要から行う政治的行動であって、国益抜きで歯の浮くような理想とやらの為に税金を使ってしなければならない慈善事業ではありません。
某国の新政権の、理念のみが先走った響きだけは美しい友愛外交とやらが、どれだけ国益を損ねたかはご存知だと思います。

回答3:以上から、日本にはもともと努力する義務すらありません。

それを抜きにしても、日本は半島情勢を含め、東アジアの平和と安定の為にできる努力はしてきたと思います。(少なくとも前政権までは)
それ以上の事は、当事者である彼らでするべきことだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧でわかり易いご回答ありがとうございます。
休戦協定は韓国と北朝鮮間だそうで、勉強不足で失礼しました。

>それ以上の事は、当事者である彼らでするべきことだと思います。

とのことですが、「拉致」は国を超えた問題ですから、やはり国に頼るしか方法がないように思います。

お礼日時:2010/11/30 17:31

そうですね、一理ある考え方だと思います、結局朝鮮戦争が終わっていないから、北の軍事化が終わらないというのはありますし、朝鮮戦争を起こしたのは中国とアメリカですから、本来ならば彼らに責任があり、拉致問題も彼らが解決すべきものである、というのはいえると思います、



ただし傲慢な大国である、アメリカや中国がそれに乗るかどうか、戦争が終結していないのはアメリカや中国の都合でもあるわけで、現状で終戦になっていないのならば、それがアメリカの出した結論ともいえるので、日本のいうことなど聞く気はないのではないかと思います、
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やはり日本としては難しいようですね。

お礼日時:2010/11/30 17:17

1953年:朝鮮特需があったからではないでしょうか?

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

朝鮮特需と拉致問題とはあまり関係がないように思いますが・・・。

お礼日時:2010/11/30 17:12

拉致事件のポイントは、米国と北朝鮮との終戦では?


>>わが国の国民の北朝鮮による拉致事件に、アメリカはかかわっていません。
基本的に、朝鮮戦争は、米国と北朝鮮が、戦争状態にあるのではなく、韓国と北朝鮮 の間の戦争です。間違った論調をしているマスコミは、無視しましょう。
北朝鮮の後ろ盾は中国です。今、韓国にも手が伸びようとしていますね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
休戦協定は韓国と北朝鮮間だそうで、勉強不足で失礼しました。

お礼日時:2010/11/30 17:02

>米国と北朝鮮との間には休戦協定があるだけで、


いまだに終戦になっていないということで、大変びっくりしました。

聞いた事がありません。

アメリカにとって、日本人の拉致問題なんてどうでもいいでしょう。無関係ですから。
論理が破綻している気がします。アメリカ側からすれば傍迷惑でしょうね。

そりゃあ、アメリカは北朝鮮を警戒していますよ。だから、韓国と軍事同盟を結び、
韓国に対処させるのですよ。あくまでの西側の橋頭堡としてね。

結局、日本は何もできていません。
    • good
    • 0

>米国と北朝鮮との間には休戦協定があるだけで、いまだに終戦になっていないということで、大変びっくりしました。



初耳です。韓国と北朝鮮は休戦状態ですがアメリカともそうですか?
できたらその情報源をお願いします。


それに拉致問題は戦争状態とあまり関係ないと思いますが

国交がなく相手に対して占領時の憎悪があったことと、日本の民間人の地位は世界中移動に便利とかあるとが拉致問題の要因で、小泉氏の訪朝時分かった拉致問題の根深さに相手を信用できなくなったことが交渉決裂の要因かと
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
休戦協定は韓国と北朝鮮間だそうで、勉強不足で失礼しました。

”相手を信用できなくなったことが交渉決裂の要因かと”
結果論ですが、もっと懐の深い交渉ができなかったのかと思います。

お礼日時:2010/11/30 16:23

>米国と北朝鮮との間には休戦協定があるだけで、いまだに終戦になっていない


私も知りませんでした。

しかし、何も現状が良い方向に向かっていない状態での終戦締結はあり得ません。
そう考えれば、米朝友好条約を締結した時が終戦宣言と言えるでしょう。

そして、さらにその論理を勧めて考えれば、拉致問題が解決するためには日朝友好条約の締結がなされた時とも思えます。
日朝友好条約を早期に締結するためには、相手を非難するだけでは、何も問題解決しませんので、日本側が自ら譲歩する必要があります。
そんなことを日本国民は納得しますか?

それと同じことをアメリカに求めないといけないのですよ。
あなたなら、そんな外交努力をできますか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
休戦協定は韓国と北朝鮮間だそうで、勉強不足で失礼しました。

私が小学低学年のころ、昭和25~30年ころか、朝鮮半島の人を見つけると、チョーセンボと叫んでみんなで石を投げてからかったのを覚えています。
それほど、彼らに対する差別意識には激しいものがありました。

民族問題を解決するためには、まずは、自分の心の奥に潜む差別心に気付くことから始めるべきではないかと、子供のころの風景を思い出しながら思うしだいです。

お礼日時:2010/11/30 16:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!