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昔行ったきり月には行かないですけど、どうしてなんですか? 価値がないのでしょうか。 よろしくお願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

 私が小学生の頃にアポロ11号が月面着陸に成功しているのですが、その後もアポロ12号、14号、15号、16号、17号という具合に何度も月着陸を繰り返しています。

何度も月着陸を繰り返した結果、有人月旅行に対する米国人の宇宙開発熱はすっかり冷めてしまい、その後は月旅行に予算が出ない時代が長く続く結果になったようです。

 しかし、月旅行に成功した結果、宇宙技術がマイクロコンピュータを実現し、パソコンが普及して情報社会に繋がりました。アポロ計画が無かったら、誰もがパソコンを使ってインターネットを利用する時代は来なかっただろうと思います。

 ところで、月について調べてみると、不思議な事が非常に多いのに気がつきます。太陽系の惑星で地球の月よりも大きな衛星を持っている惑星は木星と土星しかありません。地球の直径の4倍もある天王星や海王星でさえ、月よりも小さな衛星しか持っていないのです。

 地球が月のように異常に大きな衛星を持っている原因に関して、ジャイアントインパクト説という仮説がありますが、完全には説明し切れないようで、矛盾点が残っているようです。

 もし、地球に衛星があるとしたら、静止衛星軌道に近い軌道上に小惑星ぐらいの小さな衛星が、いくつか存在するのが常識的な答えで、月のように地球の4分の1もある巨大な衛星が存在するわけがないのですが、現実はご存知の通りです。

 太陽系は他の恒星の惑星系と比べると異常な点が多く、他の恒星を公転する惑星が数多く見つかっているのですが、恒星から地球と同じぐらい離れた軌道を公転している惑星は、どれもが木星のような巨大ガス惑星ばかりで、地球とは似ていません。

 地球が木星のような巨大ガス惑星だったら、地球の自転が速い理由、衛星である月が巨大である理由は自然と説明出来るのですが、地球が誕生した当時、短い期間にガスや氷を大量に失う大異変が起こったと考えない限りは説明出来ないようです。

 太陽が超新星爆発を起こしたのだとしたら、木星や土星が無事なのが変ですし、太陽ぐらいの大きさの恒星が超新星爆発を起こした例は観測されていないようです。

 地球が岩石質の小さな惑星で、巨大な月があるという、2つの異常現象を一度に説明するのは難しいように思います。木星が何らかの原因で地球と同じ大きさになったら、巨大な四大衛星が木星を公転している理由を説明出来なくなるのと同じです。

 ガスや氷ではなく、何か未知の揮発性物質が原始地球を覆っていて、それが短期間で宇宙空間に失われた結果、地球と月が残ったとでも考えないと説明出来ないようで、もし、その未知の物質が何かわかったら、宇宙観が変わるような大発見になるだろうと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。 一連の月面探査による恩恵は世界のみんなが受けているのですね。 また、質問から派生した月の補足のお話しも、大変興味深く読ませて頂きました。無知な私でも読み易く砕かれた文章ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/23 19:54

われわれ日本人にはピンと来ないかもしれませんが、宇宙開発の歴史は政治的軍事的な歴史でもありました。


「スプートニクショック」で初の人工衛星でソ連に先を越されたアメリカは、有人宇宙飛行もソ連に先を行かれます。
これは宇宙を制することで、地上の軍事力を越えて核兵器をいつでも使える時代になったことを意味しました。

冷戦の最も激しい時代に核ミサイルで劣勢なことを訴えて大統領になったケネディは、月に人類を送り込む「アポロ計画」を発表します。
この計画の目的は、科学的というより軍事的にソ連を圧倒し、軍事的な優位を確立することにありました。

逆に追いかける立場になったソ連ですが、アメリカほどの資金がなく他の軍事費にも金がかかり、結局自滅してしまいました。
ソ連以外にアメリカと張り合って国家的威信のため有人月面探査をする国は中国です。
彼らは、インド洋の公海で深海探査をしたとき、公海の深海に中国国旗を立てました。公海にです!
それは、月面に立ったアームストロング船長が星条旗を立てたことを意識したに違いありません。
次に月面に立つ人類は中国人でしょう。

オバマ大統領は今年2月、次の有人月面探査計画の「コンステレーション計画」を中止しました。
この不景気で金がないんです。
でも、それを不満に思う国民のために、有人火星探査を口にしましたが、さてさて本気かどうか?
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この回答へのお礼

なるほど。 やはり有人月面探査ができるとすれば中国ですか。 是非成功させて、真の国際化を果たしてもらいたいものですね。ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/15 10:10

月の有人探査はJAXAも計画しています。


その先陣を切ったのが月探査衛星「かぐや」です。
2010年代中には無人探査機が着陸しての調査を行い、
将来的には有人探査、国際協力での月拠点の設営を行う計画があります。
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>月へ行ったのは飛行の専門家であって、地学の学者ではないです。



アポロ17号では、ちゃんと地質学者が行っていますよ
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投資するコストほど、得られる物がないからです。


もしくは、「MoonlightMile」みたいに、宇宙戦争を繰り広げているからとか?

真面目な話だと、昔のように月へ行ったと言うだけではニュースにならないのです。
ISSなど軌道上で活動する事が多く、いちいち往復しないからとも思えます。

月へ行っても、そこで開発を続ける事は困難です。
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調べつくされてる、なんてとんでもない話ですね。

地球でさえ、地学の新しい発見はいくらでもあります。まして、月へ行ったのは飛行の専門家であって、地学の学者ではないです。もっとも、地質などに関して教育を受けていますが。

行かない理由、やはり行けない、というのが違いと考えます。スペースシャトルなど、ちょっと飛ばすだけでも相当の費用がかかりますから。
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昔のアポロの月面の足跡の写真と最近の山崎直子宇宙飛行士のユーチューブの逆さつり画像を


ご覧ください

先入観を捨てて 素直に童心に返ってこの2つを見ると
人類は宇宙には行ってないのではないかと思えて来ます

とどめとして 山崎直子がスペースシャトルで地球に帰還した時の映像をどうやって撮影したのか考えると
それが確信に変わります
あの動画は 同速度で同角度で平行飛行しないと撮影できません 
あれを撮影できる物を私たちは宇宙船と呼びますが その時に宇宙船が飛んでいたという話はありません
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かぐや姫に怒られるからです。

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この回答へのお礼

かぐや姫は怒りませんよぉ きっと地球を懐かしんでます。 ウゥルカムですよ。 ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/08 19:14

調べつくされたこともありますが、手軽には行けないことと、手間をかけてもメリットがないことが理由だと思います。


月については「資源に乏しいし、人間が住むにも適さない」という説が今のところ一般的になっています。お金をかけても旨みがないことはやりませんよね?
月は昔から親しまれていた星なので、もっと技術が発展して一般人でも簡単に月に行けるようになったら、旅行のツアーや社会見学が行われるようになるかもしれません。でも、そうなるのもまだまだ先のことでしょう。
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この回答へのお礼

月へ旅行できるようになるまで頑張って長生きしましょう。 ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/08 19:10

 有人月面探査はまだまだ意義があります。

無人では限界があります。人間がまた月にいければ、未だに謎の多い、地球と月の生い立ちからの歴史、さらには太陽系の歴史、ひいては他の太陽系などの知識さえも得られるからです。

 しかし少なくともアメリカでは断念されました。莫大な費用を捻出できないから、というのが一番大きい理由です。

 NASAは、月に行きたくてたまりません。月に送り込めて人間が2週間も滞在できる探索車を開発して、オバマ大統領に見せてアピールまでしています。
 ホーキング博士は、現代人の科学に対する興味の低下を歎き、将来のことを真剣に心配しています。博士は、この状況を打ち破るには、もう一度有人月探査をして、人々に夢を与えるべきだと主張しています。

 オバマ大統領も、真剣に月探査の再開を検討したようです。しかし、やはり予算がネックとなり、あきらめざるを得なかったようです。しかし、宇宙探査の重要性は理解していて、代案として無人小惑星探査を計画しています。
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この回答へのお礼

有人で無いにしろ、行く可能性があるんですか。楽しみですね。 費用の面がクリアできないなら共同開発できないですかねぇ。 ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/08 19:07

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