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∇×∇×A = ∇∇•A -∇^2A
ですが、右辺の∇∇•Aと∇^2Aの違いがわかりません。
同じだと打ち消し合って0になってしまいます。
計算の仕方が違うのならば、∇∇•Aの計算方法を教えて下さい。

ちなみに、∇は極座標表示で
∇ = ∂/∂r* ar +∂/r∂θ* aθ + ∂/r sinθ∂φ* aφ
ar, aθ, aφはそれぞれ極座標単位ベクトルです。

どなたか、ご指摘、アドバイスよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

一番ややこしい項は ∇^2 A で、


∇^2 の ^2 が ∇ どうしの内積を表していることや、
∇^2 は本来スカラからスカラへの写像のはずで、
ベクトルへ作用するときには
∇^2 [u, v, w] = [∇^2 u, ∇^2 v, ∇^2 w] という意味
であることなどを知っていないと読めません。

∇を使った式の書きかたに慣れていないならば、
その公式は、rot rot A = (grad div A) - (div grad A)
とでも書いたほうが解りやすいかもしれない。

あるいは、∇で書くにしても、筆を加えて
∇×(∇×A) = ∇(∇•A) - (∇・∇)A とか、
∇×(∇×A) = ∇(∇•A) - ΔA とか。

結局、A = [u, v, w] のとき、

∇∇•A = ∇(∂u/∂x + ∂v/∂y + ∂w/∂z)
= [∂^2u/∂x^2+∂^2v/∂y∂x+∂^2w/∂z∂x, ∂^2u/∂x∂y+∂^2v/∂y^2+∂^2w/∂z∂y, ∂^2u/∂x∂z+∂^2v/∂y∂z+∂^2w/∂z^2]

∇^2 A = [∇^2 u, ∇^2 v, ∇^2 w]
= [∂^2u/∂x^2+∂^2u/∂y^2+∂^2u/∂z^2, ∂^2v/∂x^2+∂^2v/∂y^2+∂^2v/∂z^2, ∂^2w/∂x^2+∂^2w/∂y^2+∂^2w/∂z^2]

となります。

尚、この回答では、
計算順序の ( ) と区別するため、ベクトルの括弧を [ ] と書きました。
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この回答へのお礼

ご丁寧に説明して下さり、ありがとうございました。
∇∇Aを∇(∇•A)と書くと∇^2Aとの違いがわかり理解できました。
みなさん、本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/01/11 10:33

#2です。



参考までに
過去の同じ式の証明のQ&Aです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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∇∇•A と書くから混乱する. 丁寧にかっこを付けて


∇(∇•A)
と書けばいい.
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