No.9ベストアンサー
- 回答日時:
#9です。
昨日の続き★私は釈尊の原始佛教のみ佛教と表記しています。大乗仏教は区別するため仏教としました。よく調べると釈尊の原始佛教とのちの大乗仏教とでは随分違ったところがあります。しかし,優劣の違いではありません。そのあたりは自習して下さいませ。どちらも素晴らしい教えであります。
・法華経系(続き)
死ぬと法華経護持者は久遠実成本師釈迦牟仁仏(くおんじつじょうほんししゃかむにぶつ)の説法する霊山浄土(りょうぜんじょうど)へ渡る。しかし,やがて如来使として法華経を広め,この世の人々を救済するためにもう一度人間に生まれ変わる場合。生前,法華経を馬鹿(誹謗という)にした人は苦労人として生まれ変わり法華経に再び出会い直して,法華経で救われる場合などがあると説く。
最悪人は,地獄界や地を這う虫や動物の世界に生まれ変わって,苦しみ体験をとおしカルマを落としていくと説く。自業自得がベースになっている。
・禅系(曹洞宗)
法華経的な色彩が濃い面もあり,現世におけるその人の「言動や思いの念」(カルマ)がよきも悪しきも,来世・来来世の転生に影響を与えるので,現世の生活を正しく整えていくことが大切であると説く。(お経の「修証義」を参照)尚,葬儀では最終的に十仏名(この中には奈良の大仏ビルシャナ仏・大日如来・シャキャムニ仏・アミダ仏・妙法蓮華経…の称名をし十仏に導かれ,あの世へ一旦旅立ちます。禅系では,人間は佛性をみな持っており,それを磨くことだけ考えればよい。とされるので,釈尊の原始佛教に割合近い,死生観を持っているのではないかと考えます。
・密教系
これはよくわかりません。即身成仏。生きながら仏になる教えでしょうね。かつては,弘法大師空海以来,即身仏になると言って,生きたままミイラ仏になるようなこともありました。現世で修行完成した者は,死後,大日如来の統べる密厳浄土(曼荼羅の世界)へ仏の一つとなって戻って行くのだと思います。
・チベット仏教
「チベット死者の書」を御覧下さい。49日間のヴァルド(中有または中陰)の間,様々なビジョンが展開され,本人の生前の生活ぶりに見合った境涯(仏から地獄まで)に輪廻する。様々なビジョンは恐怖を伴うが,それは本人の妄想で何も怖くないから,そのことに気付いて,落ち着いて中有の状態を脱し,成仏する方法が書かれている。
・テーラワーダ佛教(スリランカ佛教)
釈尊の原始佛教に最も近い。来世はよくわからない。だからわからないことで頭を使わず,いかに現世を充実させ自分自身を清らかにさせていくかを説く。来世を否定しているのではなくあくまで「無記」。
・神道系
カミアガリし「○○のみこと」になる。神道では死ぬことをお隠れになると言い,死ぬと「カクリミ(隠り身)」になると説く。氏神の霊団に仲間入りし,神社から子孫を見守ると考えている。その他,海のはるかかなたの楽園「常世の国」へ旅立つとか,悪霊は地中の「黄泉の国」或いは海底の「根の国・底の国」へ落ちていくとも説く。
・儒教系
死後,魂魄(こんぱく)に分かれる。魄(はく)は陰気で墓地にとどまる荒ぶる霊で,祭祀しないと祟る。魂(こん)は陽気で天に上がる。
ここからはちょっと自信が無いが,魂が再び戻ってきた時,魄が荒ぶっているとまずいのでねんごろにお祭りをする。はずです・・・つまり生まれ変わる。
孔子以前の儒教は,この葬儀儀礼に関するプロ集団であり,これを原儒(げんじゅ)という。孔子以降,シャーマニズム的な儒教の要素が失われ,それは道教(キョンシー使いですね)へと移行していった。知らず知らずのうちだが,日本の葬儀に非常に影響を及ぼしている。日本仏教の葬儀は神道・儒教・佛教が混ざったものと考えている。
・ユダヤ教・キリスト教・イスラム教
これはユダヤ教を根っこにしてできた親子の宗教と言えます。それぞれヤーヴェ(エホバ)・キリスト・アラーと神様は違いますが一神教です。信ずる者は死後,それぞれの神様の御国(みくに)へ旅立つ訳です。つまり「天国」へ。
信じないものはすべて「地獄」行き。つまり立派な仏教徒や神道系氏子さんはみな地獄行き!!な訳です。信ずる者は救われるの世界です。地獄より少しまともな「煉獄」という砂漠の刑務所のような世界もあります。ダンテの「神曲」参照。
キリスト教徒はキリスト再誕の復活の日まで,死後お墓で眠っています。ですから基本的に土葬。待っているんです。まだ誰も「天国」「地獄」へ行っていないはず。復活の日はまだ来ていないのですから。。。因みに,火葬にするのは佛教徒くらいです。
イスラム教徒はジハード(聖戦)で死んだら「天国」行きだそうです。但し,戦争して死ぬのは小ジハードで,もっと大事なのは自分の欲望を制御し,心を磨き,いい人間になっていく大ジハードだと言います。イスラム教徒は非常に平和的で他宗の信仰者に対し寛容な精神を持った人がたくさんいるそうです。一部の動きが過激なので大分実際の姿と違った印象を持っている人が多いかもしれません。
・スピリチュアル系
スピリチュアルで検索してHPをいろいろ御覧下さい。
法華経系に近い。この世は魂の修行場でいろいろな境遇で,生活体験を積むことで魂は学んでいる。この世は,肉体的な制約,時間的な制約,物質的な制約などがある。いろいろな魂レべルの人たちと出会い,ぶつかり合ったり,励ましあったりして魂を磨いて,宗派を超えた無限絶対神のレベルを目指し学習しているのがこの世。
死後は似たような魂が集まってコミュニティを作る想念の世界。自業自得で自分にとってふさわしい世界に行って楽しく暮らしたり,地獄のような苦しみを受けたりする。いい世界へ行った魂はやがて物足りなくなり,自ら魂の修行のために,人間として生まれてくる。中には,うんと苦労して魂を磨くために,一般から見たら不幸な境遇の人間として生まれ変わってくる向上心の高い魂もあると説く。
★私は,法華経的スピリチュアル系ですが,実生活では釈尊の原始佛教徒でありたいと考え,生活するように心がけています。(が,ラクしたり,サボったり,Hなことに心動かしたり・・・反省したり,感謝したり,道草人生やってます。)
No.8
- 回答日時:
私は「輪廻転生」を信じます。
・釈尊の原始佛教
輪廻転生については「無記」つまりノーコメントされた。これはそういう不確かで確認できないことに時間を費やすのは無駄である。そんな時間を惜しみ修行に励みなさいという立場。原始佛教の真髄は自己の心(欲望)の制御,或いは浄化を目的とした。但し,原始佛教の経典にジャータカ前生物語というのがあり,釈尊の前世について語られています。サルの王様だったこともある。
・釈尊滅後成立した大乗仏教
*浄土系
念仏で西方浄土に成仏し転生。但し,この世の人たちを救済する目的で再び人間に生まれ変わる人がいると説く。これを往相・還相という。
*法華経系
この世は修行場!仏の境地目指し修行するため生まれてきた。苦楽あわせて人生は学びの場と考える。
No.7
- 回答日時:
前世療法、前世療法2という本はいかがでしょう?
ヒプノセラピーのセラピストが、
この本によって今の自分があるようなものだとおっしゃっていました。
あと、私は20人ほどの集団で、グループ過去生催眠誘導、
というものを受けたことがあります。
中には過去生が見えた方もいらっしゃるようでしたが、
自分はリラックスすることが足りなかったせいか、何も見えませんでした。
ただ、そのセラピストが自分の顧客に対して統計を取ったところ、
個別でセラピーを受けた人の95%が、なんらかの過去生をみられたという結果になったそうです。
著者のブライアン・L・ワイス博士は、この分野で有名らしいですよ。
この回答へのお礼
お礼日時:2003/09/08 16:50
レスありがとうございます!前世療法は読みました!実はプロジェクトのテーマを輪廻転生にしたのはこの本を読んだからなんです☆同じ著者で魂の伴侶と言う本があるのですがこれもとても興味深いのでオススメです!!
No.5
- 回答日時:
魂の話ではないのですが、ぶっしつの話にしてみます。
体は細胞から、細胞は分子から、分子は原子から、できているそうです(もっとあるそうですが、きりがないのでこれくらいに、、)。地球上(地下も含めますが)の原子の数はだいたい昔からそんなに変わらないとすると、氷河時代のコケを作っていた原子が今の私を作っている可能性は、あるかもしれませんね。もっと最近では、明治時代くらいに死んだ人の原子が空をめぐり雨になり土にかえり野菜になり、私にきている可能性などもありそうですね。で、最近勉強したところでは、原子はもっと分解するとエネルギーの集合体になるんだそうな。でもそれでも、この世に存在するエネルギーの総量はおおよそ一定だとすると、いつかの時代の誰かの心臓をドキドキさせたエネルギーが、さまざまなモノに宿ったのちに、今の私を温めている可能性もあるかもしれません、ね。 答えにならずにすみませんでした。
No.4
- 回答日時:
輪廻転生、、、
私もあると思っていた一人でした。
が、、、最近になり宇宙の情報が入ってきて、私の中で考えが変わりました。
輪廻転生を信じている人にとっては前世でも夫婦だったとか兄弟だったとか言うのはロマンチックかもしれませんね。
以前の過去の人の出来事を言い当てたり、記憶として残っていても、それが本人であると言う証拠と結びつける事は出来ないのではないでしょうか、、、。
かつて自分が人間のガイドとして、その担当する人間と同じ経験をしていた時の記憶が残っていると言う事も考えられますよね。
真実はどうなのでしょう、、、、。
No.3
- 回答日時:
私は「輪廻」に関しては懐疑的です。
ただ、今ひとつ考えがまとまっていませんので、以下の本を
オススメしておきます。
●「輪廻はあるんだ」という本
書店に行けばいくらでも見つかります。
●「それはどうだろう?」という本
・ポール・エドワーズ「輪廻体験-神話の検証-」大田出版
・安斎育郎「霊はあるか 科学の視点から」講談社ブルーバックス
肯定・否定両方の言葉に冷静に触れてみることが肝心です。
ヘタに信じ込んで、変な宗教にダマされるってこともありますからね。
No.2
- 回答日時:
輪廻転生は、よくいわれているような形では、無いと思います。
一期一会、二度同じことは無い、二度、自分というのは無い。
そう思っています。
現世、五人である人間が、前世では一人だった。
そういう場合も、考えたら面白いかも。
来世、私とあなたは同一人物ってことがあるかもっていう意味です。
結構、物語の題材としてはありです。
リアルに確実に描くのは難しい題材でしょうが。
No.1
- 回答日時:
輪廻転生はあると思います。
なぜなら、私は1999年に霊が現れて、その事実を告げられたからです。
でも私が今思うに、大切なのは、今の生き方だと思います。
よく、霊は自分のしたことは自分に返ってくるといいます。
だからじゃないけど、自分のされたくない事は人にはしないことです。
逆に自分がして欲しい事を、人々にするべきです。
少しずつですが心がけています。
でも自分はまだまだです。
自分が幸せになりたかったら、人を幸せにすることです。輪廻転生は必ずあります。
未来の幸せの為に、日々頑張りましょう。
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