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2年間勤めた会社を退職しました。
再就職先が見つかるまでは、主人の扶養に入ります。
主人の会社には、扶養にはいる旨は伝え手続きは取ってもらっています。

国民健康保険や年金で自分で手続きしなければならないことはありますか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

まず言っておかねばならないのは、健康保険の扶養については法律等で全国統一のはっきりした決まりがあるということではないということです。


各健保組合では独自に規定を決めることが出来るということです、もちろん厚生労働省のガイドラインがあってそれから大きく逸脱することは許されませんが、許容範囲の中ではかなり違っていることもありうるのです。
ですから究極的には健保に聞かなければ正確なことはわからないということです。

つまり税金については国税庁をトップとしてそれぞれの税務署がその下にあるのでひとつの組織であり規定も統一されています、しかし健康保険については何らかの統括する機関がトップにあってその下に各健保がある統一された組織ではなく、各健保がバラバラに独自の規定を持って運営しているというのが大きな違いなのです。

まず夫の健保が協会(旧・政管)健保か組合健保かと言うことが問題です。
そして組合健保の場合は扶養の規定が協会(旧・政管)健保に準拠しているかどうかが問題です。

A.夫の健保が協会(旧・政管)健保かあるいは扶養の規定が協会(旧・政管)健保に準拠している組合健保の場合

「今後向こう1年間の収入が130万円を超える見込み」ということであり、具体的には給料の月額が約108330円を超えるかどうかと言うことです、年収ではありません、また過去の収入は問いません。
ですから退職して無職・無収入になれば、退職した翌日から扶養になれます。

B.夫の健保が扶養の規定が協会(旧・政管)健保に準拠していなくて全く独自の規定である組合健保の場合

この場合は例えば

イ.その年の退職日までの収入が130万を超えるか
ロ.前年の収入が130万を超えるか
ハ.被保険者(夫)の前年の年収を(被保険者(夫)+被扶養者)で割った金額を超えるか

などと言う規定の健保組合もありました、あるいはそれ以外の規定のある健保組合かもしれません、ですからこのような健保の場合には夫の健保に一々聞いて確かめるしかありません。
場合によっては扶養になるのは来年あるいは、再来年と言うこともありえます。

次に失業給付に関する扶養です。

A.夫の健保が協会(旧・政管)健保かあるいは扶養の規定が協会(旧・政管)健保に準拠している組合健保の場合

「今後向こう1年間の収入が130万円を超える見込み」であるかどうかが問題になります。
雇用保険の失業給付の場合130万÷(12ヶ月×30日)=3611円と計算して日額がこの金額以内であれば扶養となり、これを超えると扶養になれません。
また3611円を超えてしまって扶養になれない場合はその期間ですが、所定給付日数が始まった日から終わった日までです。
例えば自己都合なら手続きをしてその日を含む7日間が待期期間で、それから3ヶ月が給付制限期間、それから所定給付日数が始まります。
この給付制限期間が終わる日までは扶養になれます、そして所定給付日数が始まった日から終わる日まで扶養になれません、そして所定給付日数が終わった翌日から扶養になれます。
会社都合なら手続きをしてその日を含む7日間が待期期間で、それから所定給付日数が始まります。
この待期期間が終わる日までは扶養になれます、そして所定給付日数が始まった日から終わる日まで扶養になれません、そして所定給付日数が終わった翌日から扶養になれます。

B.夫の健保が扶養の規定が協会(旧・政管)健保に準拠していなくて全く独自の規定である組合健保の場合

1.日額に関係なく扶養になれる
2.1円でももらえば扶養にはなれない

などと言う規定の健保組合もありました、あるいはそれ以外の規定のある健保組合かもしれません。
また扶養になれない期間も

ニ.所定給付日数の間のみ
ホ.7日間の待期期間や3ヶ月の給付制限期間も含む

と言う場合もあります。
ですからこのような健保の場合には夫の健保に一々聞いて確かめるしかありません。

ということでまず夫の健保が協会(旧・政管)健保が組合健保かを確かめる必要があります。
健康保険証を見てください。
保険者が

○○社会保険事務所ならば協会(旧・政管)健保です、この場合は上記のAになります。

○○健康保険組合ならば組合健保です、この場合はその組合健保に電話をして聞いてください。
「健康保険で夫の被扶養者になる条件は協会(旧・政管)健保と同じでしょうか」。

もし同じだ言われたら上記のAになります。
もし違うと言われたら上記のBになります。

>給付額により、扶養に入れないこともあるのですか?

そうです、前述のように夫の健保によって異なりますし失業給付の日額によっても異なります。

>入れなかった場合は、国民健康保険の手続きを取らなければなりませんね。

そうなります。
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この回答へのお礼

わかりやすく教えていただき、ありがとうございました。
確認してみます。

お礼日時:2011/01/23 15:11

ご主人の会社の保険、年金にすぐ入るのでしたら国民年金、


国保の出る幕はないですよ。
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まず言っておかねばならないのは、健康保険の扶養については法律等で全国統一のはっきりした決まりがあるということではないということです。


各健保組合では独自に規定を決めることが出来るということです、もちろん厚生労働省のガイドラインがあってそれから大きく逸脱することは許されませんが、許容範囲の中ではかなり違っていることもありうるのです。
ですから究極的には健保に聞かなければ正確なことはわからないということです。

つまり税金については国税庁をトップとしてそれぞれの税務署がその下にあるのでひとつの組織であり規定も統一されています、しかし健康保険については何らかの統括する機関がトップにあってその下に各健保がある統一された組織ではなく、各健保がバラバラに独自の規定を持って運営しているというのが大きな違いなのです。

>主人の会社には、扶養にはいる旨は伝え手続きは取ってもらっています。

前述のように健保によって扶養の条件は異なります。
夫の健保の扶養の条件に質問者の方は該当するのでしょうか?
書類がぐるぐる廻って、何日も経ってからやはり扶養になれませんでしたというケースもよくありますから、それから慌ててどうしようでは遅すぎますが。

>再就職先が見つかるまでは、主人の扶養に入ります。

またそうであるならば失業給付を受けないのですか?
失業給付を受けると扶養になれないケースが多いですが。

>国民健康保険や年金で自分で手続きしなければならないことはありますか?

前述のようなことが全くなければ何もする必要がありませんが。
もし何かあれば相当あたふたとすることになるかもしれません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

失業給付は再就職先が見つからなければ受けます。
給付額により、扶養に入れないこともあるのですか?
入れなかった場合は、国民健康保険の手続きを取らなければなりませんね。

補足日時:2011/01/22 15:59
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>主人の会社には、扶養にはいる旨は伝え手続きは取ってもらっています


 ・ご主人の健康保険の扶養に入る手続き、国民年金の第3号被保険者への変更手続きを行っているのなら
  国民健康保険→ご主人の健康保険の扶養に入れば不要
  国民年金→国民年金第3号被保険者に変更になれば不要
 ・健康保険、国民年金の保険料も掛からなくなります・・保険料0円です・・ご主人の保険料は変らない
>国民健康保険や年金で自分で手続きしなければならないことはありますか?
 ・何もすることはありません


 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/22 16:00

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