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現在の日本のデフレとは、国内市場に商品は流通しているものの
人々に通貨(日本円)が十分に供給されていない状態だと認識しています。
しかし政府は通貨供給量をコントロールしてるはずで、それなりのお金は
日銀の外には出回ってるはずです。
では市場に出回っていないお金はどこへいっちゃったんでしょうか。
やっぱり誰かがずっと使わずに貯めこんだりしてるのでしょうか。
それとも投機資本の種銭になってたりするのでしょうか。

また合わせて同趣旨の質問なのですが、
1929年の世界恐慌の際も、当時のアメリカ国家予算の10倍のお金が
消えたそうですが、焼いて捨てるわけでもなし、消えたのではなく
どっかに移動しただけだけですよね。
いったいどこにいったんでしょうか。

A 回答 (5件)

創造されていた信用がなくなった


というのが、お金が無いという意味です
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8% …


増加した信用貨幣の価値を保証しているのは、本源的に銀行ではなく、借手である。

お金が返されるという「期待値」の集まりが信用貨幣。
現物として、お金なりお札が必要なわけではない。
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この回答へのお礼

実際に流通している通貨量と数字上の通貨流通量って違うんですね・・・
創造されていた信用がなくなったの意味がわかりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/01/27 23:46

下記の二つの記事を読んで理解が出来ればトリックが理解できます。


資本主義、市場経済とは数十年で恐慌に行き着く事が前提に鳴ったシステム体型であるという事です。


現金の何倍ものお金が世の中を駆け巡っている? 信用創造
http://allabout.co.jp/finance/gc/8975/2/

信用創造って知らないもん?
http://digi-log.blogspot.com/2008/10/blog-post_1 …



(ところがバブル崩壊後に日本が行った行動がこの恐慌を回避する、新たな施策のヒントをもたらしています。バブル崩壊後の信用収縮に対応して、民間の急激な借金返済分だけ国の借金を増やせば恐慌には至らないのです。が、その次が見えていないというのが現状の日本です。この次のステップとして過剰に縮小した民間が再び元気を取り戻し投資を増やし借金を増やせば、国の借金を減らす動きとなり市場も国家財政も再び健全化へ向かいますが、それがなかなか難しい。現状それが進まず財政破綻だなんだ~かんだ~と不安視され問題視されているのが現在です。竹中平蔵さんなどは日本の国家財政は余命3年と予言し、日本経済は3年後にはカオス状態に陥ると言っています。)
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
民間が再び元気にですか・・・。本当に難しそうですね。
それとカオスってどんな状態になってるんでしょうね。
徳政令とか出たりして^^;

お礼日時:2011/01/28 17:29

信用創造を理解すればpurryさんの疑問は解けると思います。



資本主義の根幹をなす信用創造システムは詐欺みたいなシステムです。多くの国民は国家の中核が詐欺システムになっている訳がないという思い込みがあるので、誰も信用創造という単なる又貸しを問題にしません。騙して騙してねずみ講と同じように最後にはその末端の人々が馬鹿をつかむことになります。また中間者は騙していることすら気がつかないというタチの悪さがねずみ講というシステムです。

なので昔は騙して騙して10~20年で末端のねずみに行き着いて恐慌入りとなっていました。そして恐慌入りした時点で返済不能となった借金回収として、不動産から衣類、食器などの 実物 を金融業者に差し出し無一文になり、金のない者は路上生活者となるという仕組みでした。つまり信用創造という名の下に借金が作られ、お金という紙がばらまかれ、ねずみ講システムの破綻が来たときに、多くの市民が借金の代償として「実物」を持っていかれるという流れです。

このねずみ講システムは、新たな開拓地が生まれればその事により恐慌入りは先送りされることになります。これは他国を戦争で奪い市場を拡大させたり、あるいは他国間での戦争が続き生産の拠点が自国へ移り続け市場が拡大したり、あるいは新産業が新たに発生するなどの自体が起こるなどしている間は、恐慌は先送りされる事になります。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
ねずみ講という言い方もアレですが、確かに何かトリックというか
構造上の欠陥みたいな感じがしますね。恐慌がつきものの社会システムって・・・

お礼日時:2011/01/28 06:00

苫米地英人氏のマネーサプライに対する考え方について紹介いたします。



『洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』
ビジネス社 (2008/2/21)

この本には下記のような事が書いてあります。
『マネーサプライとは、借金の総額である』
『信用創造を行うために必要な銀行が保有する預金額のパーセンテージを預金準備率(支払準備率)という』
『仮に準備率が1パーセントだとすると、銀行は100万円を預かると全額を日銀に預け、9900万円を借り手の口座に創設することができる』
『日本の現在の準備率は0.1パーセント程度だから100万円の預金があれば、10億円が創造される』
『マネーサプライ増大の結果生まれた国の借金800兆円を返すために我々は日々働いている』
『もしくは、マネーサプライ全体に対する本来存在する必要のなかった金利を返すために我々は日々働いている』

★紹介しながらこんなことを言うのもなんですが、正直言いまして、あまり意味が掴めていなく理解不十分です。それでも私なりに解釈すると下記になります。
 バブルの実態はこの預金準備率のマジックで泡のように膨れ上がったマネーサプライという名の借金だった。 一度、市場に出回ったマネーサプライはバブルが崩壊したとしても容易く回収できるものではない。国の失策はいま国の借金として顕在化されている。そのつけの最終的清算は消費税増税としてバブルの恩恵を受けてこなかった若年層、貧困層を含めての労働力で回収しようとしている。
 「こんな感じなのかな?」と考えています。私の拙い読解力では充分な解説ができません。
申し訳ございません。
もし、お時間がございましたら読んでみて下さい。おもしろいですよ。苫米地氏の本は・・・。
 
 さて、現実的に考えなくてはいけないのは企業の内部留保や富裕層の貯蓄など、流動性の低いお金(資産)をどう動かすかということだと思います。そのための施策を考えられる党に政権を担ってもらいたいと思うのですがいかがでしょうか?ご参考まで・・。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
信用通貨を発行しまくってマネーサプライが膨らんだ結果こうなってるのですね。
経済の舵取りというのは大変難しい作業だと思います。
諸事を熟知して先見性があり、突発時にも柔軟に
ベストもしくはベター選択ができる方にやっていただきたいですね。

お礼日時:2011/01/28 05:42

日銀がハイパワードマネーを十分供給しているとはいえないというのが


歴史認識だと思います。最近、少し緩和気味に舵を切り出しましたけど
基本的には、チョロだし程度。
これでは、市中に資金は回りません。
週刊エコノミストに、日銀がどれだけ残高を増やしているのか?出てますけど
本気でデフレから緩やかなインフレにしようと考えているとは思えませんね。

それから、量的緩和策を拡大させると、経済刺激効果の経路は、株高→消費拡大→生産拡大→景気拡大→最終的に雇用関係の下支えということが、すでに学会で発表されています。ですから、株高=悪という考え方は良くないと思います。むしろ、次の生産拡大に波及しているのか?チェックして、次に、家計の所得に波及しているのか?段階的に見ていく。

ただ、物価の上昇まで波及するのか?と言いますと、その研究データはありません。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
確かに日銀としても出したお金がどこまで膨らんじゃうのか
コントロールが難しいような状況では、
デフレですかでは市中にお金出しましょうみたいに
簡単にはできないのでしょうね^^;
でもそこはやっぱり日銀でしかできないことなので、
どうしても期待してしまいますね。

お礼日時:2011/01/28 05:19

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