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以下のリンクは田中宇氏の見解です。

http://tanakanews.com/110212egypt.htm

氏の結論は最後にありますが、この見方をどう思われますか?
私の疑問は、口では民主化を言う米国は実は独裁の親米政権をありがたがっていたくせに、
今回は執拗に民主化を口にするのは何故なのかということです。
やはり、氏の見方が正しいようですか?

宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

かの国は、立国の精神から基本的に自由主義、民主主義が信条でそれを世界へ拡げるのが国是の様なモノ。


がしかし、自国の国益とその自由主義精神とが衝突する事がママ生じます。

そうなると、結局は国益を優先する事例は過去からいくらでもあります。

今回のエジプト政変に関してみれば
・盟友国家のイスラエルに対して一定の理解を示しているエジプトの現在の政治状況は保持したい。
・かといって、民衆の多数から拒否を示されたムバラク大統領を闇雲に支持した場合、
 もし大統領が9月まで権力を保持したとしても民衆の怨嗟の的になる。
・(その見込みが強いが)9月まで大統領が持たずに退陣した場合に、後継政権に対する影響力が低下する
 その上、国民の反米感情は治まることは無い。
・政権が変わるにしても、可能な限り米国の影響力を残す、かつイスラエルとの関係を悪化させない

以上の事を考えれば、いつまでもムバラク氏に固執することなく穏便な政権委譲をめざすことにシフトした。
その口実として『民主化』というのは、いい言葉なのです。

今回の政変が単純な民衆の勝利などでは無いのは、結構周知のことなのでは無いか?
軍部の内部も、現政権や親米的な上級幹部と民衆の心情に近い中下級士官との間ではかなり隔たりがあるような事も言われているし、その妥協の産物が軍部のなんとか評議会が権限を引き継いで、その後の新政権への引き継ぎを行うという事なのではないか?

民衆の中にも、イスラム原理主義への傾斜を危ぶんでいる層と一層のイスラム化を望む層とがあり
決して一枚岩じゃないし、デモに何万人集まりましたと言っても何か中心的な組織があったというよりも
とにかく現状への不満を抱える様々な人が、雑多に集まったようだし・・・・

このような状況で、穏健で合理的な軍部が権限の委譲に失敗して、軍部独裁とか逆にムスリム同胞団の様なイスラム主義的な勢力が政権を担うようだと、また一つ難しい国家が生まれてしまうのでは無いかと思います。

そういう意味では、その方の見解もそういう大筋では他の方々と同じなのでは無いかと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2011/02/14 18:56

米政府の他国の民主化に酔いしれる頓珍漢な理想主義???


一読して、何ノコッチャという感じです。米国は非常に現実的な国で、目的は常に自国の国益であり、旧ソ連が存在した80年代までは常に反共、つまり共産勢力に敵対する勢力を支援するという方針で徹底していた。ベトナム戦争も中台印パもイランイラクも全てそう。そのためには支援先が軍事独裁政権だろうがテロ集団だろうがお構いなしで、支援先が新ソ寄りに振れると、一転してさらにその敵国を支援しだすという徹底ぶりだった。
そのソ連が世界地図から消えた今は事態はやや流動化したが、基本的に 「米国に挑戦してくる第2勢力を潰す」 という方針には変わりなく、今のところそれは中国とイスラム勢力が半々に見える。
で、この2大勢力は決して仲が良くはないので、米国がイスラムを支援しているように見えたとしたら、それは広い意味で中国を牽制しているのだろう。逆にもし米国が中国を支援して日本を売るような出来事があったとしたら、それは広い意味でイスラムを牽制しているか、あるいは力を取り戻しつつあるロシアを牽制しているのだろう。
いずれにせよ、米国が他国の内政に干渉するとすれば、最終的に自分の得になるからで、その辺の政治的行動はムバラクとて同じ。だから彼が何か言ったとしても相応に割り引いて聞くのが普通です。
あるいは 「米政府の」 ではなく 「オバマという個人の理想主義」 ならまだ解らないではなく、要するに去年の鳩山内閣のような頓珍漢なことを現オバマ政権はやっている、という指摘ならまだ解る。しかしそれならそう書くのが普通で、御指摘の評論家氏が興味を引くためにわざと煙に巻いた書き方をしている可能性も否定できず、その場合、問われるのはむしろこの手の記事に対する我々読者の向きあい方になろうかと思う。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考になりました。
ただちょっと貴方の捕らえ方で間違っていると思う箇所があります。
>米国の頓珍漢な理想主義に迷惑しているのはイスラエルも同じであり、イスラエルもムバラクと同じ気 持ちのはずだ。
「頓珍漢な理想主義」というのは、イスラエルやムバラクの立場に立っての言葉であり、彼の本当の捉えかたは最後のほうにあるように、「それを「民主化という理想主義に目がくらんでいるから」と単純化して考える人が多いが、米国の上層部の人々は、非常に現実的な世界支配の体制を何十年と維持しており「中東民主化」の部分だけ過剰な理想主義に走ると考えるのは無理がある。間違いの大きさから考えて、プロならやるはずのない「未必の故意」に相当する」ではないでしょうか?
これなら貴方の見方と一致するのでは?

お礼日時:2011/02/14 19:21

結局はいつもの彼の壮大な理論である「米国の隠れ多極派が世界戦略をワザと失敗させて世界を多極化に導いて金儲けしようとしている」世界構造の一つの現れである、と言ってる訳でしょ?



彼は売文業をしてるから、そういうオドロオドロしい世界観、陰謀論は受けますよ。ガンガン稼ぎまくってんだろーなー、、と。良く知らんが。
江戸時代のカワラバンと同じく、少しの情報から膨大な筋書きを描ききる。ちゃんと裏づけを取ってるから間違いではないけど、全部が正しい訳でもないし、全部が正しくなくとも彼の責任にはならない。
しかし、カワラバンは面白くなければ売れ行きが鈍る。

だが…
例の韓国軍艦の轟沈は、米国の原子力潜水艦との同士討ちであって、今でも黄海にはその米国原潜が沈んでいる… とかと言い出した時にはドギモを抜かれた。
「中国は絶対攻めて来ない…」と何度も書いているのを見て、「それはチミの妄想である!」と信仰を捨てるよう折伏したい気分に何度もなった。
また、彼の望むような左翼国家日本になるためには「小沢の力が必要だ!」とか口走り始めた時には、よくまぁ恥ずかしげも無く!この○○め!なんて思ったし。
またまた、この前の米韓合同演習で、北朝鮮との戦争が偶発的に起こると、右翼が「もっとヤレもっとヤレ!北朝鮮!死ね!」とかなんて言うんだろーなー、、、なんて言い出した時には… 若干呆れた。

竹の物差しで線を引いて「エイッ!ヤァァ!」と気合を入れてる女の子の評論家は物凄く好ましく見えても、三角定規を沢山使って空想のキャンバスに図面書きなぐってるオジサンは、うっとおしいと言うか、邪魔だと言うか。


それから、エジプトの件は、米国の良心的民主主義感覚が、前後の見境も無くその場しのぎ的にエジプト民主主義を支持しているだけなのじゃ?
しばらくしてヤバクなってきたら、急に慌てて国家的工作をしだすかもしれんが。
そもそもそういう平和的民主主義外交を展開していくというのが、オバマの本筋だったんだし。
「CHANGE !」と言いながら演説したあの内容、、よまやお忘れではあるまい。

この回答への補足

>「中国は絶対攻めて来ない…」と何度も書いているのを見て、「それはチミの妄想である!」と信仰を捨てるよう折伏したい気分に何度もなった。
「日本の権力構造の謎」「人間を幸福にしない日本というシステム」を書いて世界的なベストセラーになったオランダ人ジャーナリストのウォルフレン氏はご存知ですか?最近は中央公論で小沢氏に関して論文を書いたり、日本で講演もしています。彼も同じことを言ってますね。中国は攻める考えなんか持っていない。中国の高官ともパイプを持っています。小沢氏のこともオバマよりも上で、世界でも稀有な政治家だと高く評価しています。

自分の感情だけで判断せず、色々な人間の意見を読んでみられることをおすすめします。

補足日時:2011/02/14 19:32
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
田中氏が一部から陰謀論者と言われているのは、貴方のような考え方をする人がいるからなんですね。

私の認識では、彼はもっとマトモな意図を持った人物だと思っているんですが・・・。

>エジプトの件は、米国の良心的民主主義感覚が、前後の見境も無くその場しのぎ的にエジプト民主主義を支持しているだけなのじゃ?
上記の貴方の意見を見て、貴方が余りモノゴトを深く考える方でないことが分かりました。米国はそんな単純な行動は取らないと思いますね。

もっとも、私も田中氏を100%判断する材料はないので、上記の私の意見は100%断定できるものではないのですが(^_^;)

お礼日時:2011/02/14 19:11

 氏の見方の方が納得できる。


 質問者や回答者も含めて、一般的にお手軽で見方が浅い。大統領をバカというのは、別意見を持つ官僚や他の政治家のことを考慮に入れていないからだし、中国は軍部の暴走状態が問題なのに、首相などをカタキ扱い。他にもロシアの動きは、メドベージェフと背後にいる軍の動きが日本のいらだちを誘っているが、プーチンの動きが目に入っていない。
 同じく、アフガニスタンでなぜ日本人の死傷者が少ないのかとか、中東の問題の根源に水問題があるとか。とにかく調べ方が甘すぎる。ただの感やフィーリングでは理解できないのが当たり前。
 それと、正しいかどうかは人に聞くもんじゃない。自分で答えを見つけ出すもの。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>氏の見方の方が納得できる
彼は一日に数十本も欧米の論文を読んで判断しているそうです。
>とにかく調べ方が甘すぎる。ただの感やフィーリングでは理解できないのが当たり前。
>正しいかどうかは人に聞くもんじゃない。自分で答えを見つけ出すもの。
私は一日に数十本も英語の記事を読めないし、自分で答えを見つけるのは非常に難しいです。

お礼日時:2011/02/14 19:03

>>私の疑問は、口では民主化を言う米国は実は独裁の親米政権をありがたがっていたくせに、今回は執拗に民主化を口にするのは何故なのかということです。



それは、オバマ大統領がバカだからです。彼の弱者を助けたいって考え方からは、「長期独裁政権を倒して民主化することは良いこと」となるわけでしょう。

たぶん「新米政権」でなくなった次には「親イスラム政権」が成立するでしょう。そしてイスラムの敵であるイスラエルを敵視する国が増えるわけですね。

こうして、聖書が預言している核兵器を使った「世界最終戦争」に一歩近づいたわけです。一部の終末思想を信奉するキリスト教信者さんたちは、「世界が破滅し、その後に一千年王国の実現するときが近い!」って喜んでいるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>オバマ大統領がバカだからです
私の認識では、彼は非常にずる賢い男なんですが・・・。

お礼日時:2011/02/14 18:59

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