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「論理」「論理的」「筋道」「理屈」「条理」「辻褄が合う」の意味についての意味をろくにわからないまま使っていたので、改めて辞書などで調べましたが意味がわかりません。よく日常的に使う言葉のようですが、日本人は辞書的な意味でとらえて使っている人はほぼゼロで、単純に解釈している気がします。

これらの言葉を辞書で引くと、日常では下記のような意味で使われていると思いますが、正直こんな言葉の定義で覚えたとしても自分のモノ(語彙力アップ)にできません。それぞれ噛み砕いた解釈・わかりやすく簡単に言うとどういうことかがわかりません。


「論理」 [1] 思考の形式・法則。議論や思考を進める道筋・論法。

「論理的」[1] 論理にかなっているさま。論理を追って考えるさま。

―に考える ―な文章

「筋道」 [1] 物事の道理。すじ。 ―の立った話

「理屈」 [1] すじの通った考え。道理。 ―に合ったやり方

「条理」 [1] 社会における物事の筋道。道理。 ―にかなった解決

「辻褄」 [1] 一貫すべき物事の筋道。 収支の―を合わせる




これらの言葉の意味を使った下記の例文を、「言葉の意味をしっかりと当てはめて、単純明快に噛み砕き、何を言っているのか」という点まで解釈貰えませんか?

※”言葉の意味を例文の当てはめて噛み砕いて言うと、どういう意味になるのか”という焦点を当てて頂きたいです。

大変お手数な作業かと思いますが、教えて頂けると私もそうですが、他の方にも役にたてると思っています。これらの言葉で悩んでいる方はかなり多いと思います。




●論理

「筆者の論理を追え」
「論理が飛躍している」

●論理的

「論理的に話す」
「論理的な文章」

●筋道

「あいつの考えは筋道が通っている」
「筋道を立てて話してくれ」
「筆者の筋道をたどる」

●理屈

「理屈っぽい」
「英単語は理屈で覚えろ」
「君の理屈はわかった」
「理屈で言うほどやさくしくない」
「理屈の上では正しい」
「理屈をこねる」
「理屈に合う」

●条理

「あの人の言うことには条理がない」
「条理に適った解決法」

●辻褄

「辻褄が合わない意見」
「嘘をついていると、辻褄合わせに次々とうそを重ねる」
「話の辻褄が合わない」

A 回答 (4件)

言葉というのは、多様な意味を含んでいますから、それぞれの使われたシチュエーションで、どの意味が該当するのか、ということに関して留意する必要があります。



A.つまり、
「筆者の[論理]を追え」というシチュエーションの場合、
「筆者の[ 思考の形式・法則]を負え」
という意味に解釈しても良いのですが、
「筆者の[議論や思考を進める道筋]を負え」
という意味に解釈したほうがわかりやすくなります。
このわかりやすいほうを選択するには慣れが必要で、これは主に読書によってもたらされるのではないかという気がします。
そうすれば、この「追え」は、
「犯人の足どりを負え」というわかりやすい例と同じ意味を持つ表現である、という発想が即座に可能になるでしょう。
そういった(瞬時の)判断から、
『(筆者の議論や思考を進める)道筋を追う』という意味であることがすぐに了解できるようになります。

B.
「論理が飛躍している」

まず、「飛躍」には、以下のような意味があります。
1 飛び上がること。跳躍。「ジャンプ台からあざやかに―する」

2 大きく発展して活躍すること。また、急速に進歩・向上すること。「―を遂げる」「ピアニストとして世界に―する」

3 順序や段階をふまずに、急にとびはなれたところに移ること。「ストーリーが―する」「論理が―する」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6559496.html
これも、「論理」は「議論や思考を進める道筋」という意味であり、同時に飛躍は3の否定的な意味であることを、瞬時に理解できる必要があります。
これも慣れです。
『[議論や思考を進める道筋]が順序や段階をふまずに、急にとびはなれたところに移っている』という意味になります。
家から会社への道筋を説明するのに、玄関を出て、いきなり地下鉄を降りる場所の説明に移るようなものですね。

C.
「論理的に話す」
「論理的な文章」

まず、ここの「的」は、名詞について形容動詞の語幹を形成しています。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%9 …
「論理的に話す」は、「論理を(順番に)追って考えながら話す」という意味。
「論理的な文章」は、「論理を(順番に)追って考えている文章」という意味。

D.
「あいつの考えは筋道が通っている」
「筋道を立てて話してくれ」
「筆者の筋道をたどる」

「筋道」は「物事の道理」以上に解釈の仕様がありません。
他の例文にも言えそうですが、動詞の多様性についても少し調べてみると良いかもしれません。

「あいつの考えは筋道が【貫かれて】いる」
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E9%80%9A%E3%82 …
1-(1)物を貫いて反対側に至る。「串が―・る」

「筋道を【考え定めて】話してくれ」
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E7%AB%8B%E3%81 …
9ー(2)目標などを考え定める。「見通しを―・てる」「対策を―・てる」

「筆者の筋道を【手がかりを頼りながら探し求めていく】」
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%BE%BF%E3%82 …
3 筋道を追ったり、手がかりを頼ったりして探し求めていく。次から次へと尋ね求める。「話の筋を―・る」「記憶を―・る」「伝(つて)を―・る」

以下、理屈・条理・辻褄に関しても、同様に調べることで理解できるでしょう。
言葉(単語)の意味を説明している文中の単語の意味をさらに調べることです。
今回の例の場合は、
「道理」という言葉の意味が鍵です。

1 物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。ことわり。「―をわきまえる」「―に外れた行為」
2 すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。「言われてみれば―な話」
という説明が辞書にあります。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E9%81%93%E7%90 …
これを当てはめていけば大体のことはわかるようになるはずです。
わからなければ、「ことわり」「正論」などの意味をさらに調べる。
それでもダメなときは、個別に再質問なさると回答を得られやすいでしょう。
  
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前置き


言葉というものは、単語だけで使ったり、単語を用いた熟語(少し長め)だけで使ったりするものではありません。フツウは必ずひとつのまとまりを持った文章になって世の中には現れます。つまり、単語だけで”完璧に”理解していても、それが文章の中で使われたら、全体としてその意味を把握しなければならず、そんな知識は余り役に立たないことが多いのです。
私が何をいいたいかというと、
「論理」という単語を完璧に理解することも、「筆者の論理を追え」という熟語(まあ文章ではありますが不完全ですね)の意味を完璧に理解することも、たとえ出来たとしても、余り意味がないということです。
そういったことを質問者様はある程度理解されたうえでこのご質問をされたようにも思えますが、私が質問者様に勧めたいのは、こういった断片的な文章の理解よりも、更に長い、まとまった小説とか評論とかをたくさんたくさん読まれて、その中に現れたそういった単語や熟語が、そこでどのように生かされているか、どんな意味でこき使われているかということを出来る限りたくさん経験されることです。結構面倒なことではありますが、私は「評論」とか「不条理」とか言う言葉がどんな意味を持っているのか、どういう使い方をするのがいいのかということを知るにはそれしか方法がないように思うのですが、どうでしょうか。
これらのことを言わせてもらった後で、せっかくですのでひとつだけリクエストにお答えして、言葉の意味をしっかりと当てはめて、単純明快に噛み砕き、何を言っているのか」という点まで解釈し書いてみます。

>「筆者の論理を追え」
ここでの筆者:特定の論文Aを書いた人物B とします。

ここでの論理:論文Aの内容と結論を支えている誰にでも納得のできる考え方、考えのすじ道やかたち。
  それで、ぶっちゃけこうなりますね。
「BのAで使った考え方のすじみちをたどりなさい。」

>「論理が飛躍している」
飛躍している:この場合は(考えの筋道が)途切れて常識では繋がらない様を言っているようです。
「BのAで使った考え方のすじみちは途切れていて全体として意味を理解するには無理がある。」

あ、それから
>「英単語は理屈で覚えろ」
これは英語スレで改めて問われることをお勧めします。

ご参考になれば。
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ちょっと内容が多い感じがしますので、「論理」と「論理的」についてだけ言うと、論理ってのは結論に至るまでの理由とその道筋、つまり帰納法や演繹法、アナロジーなどを指しているのではないかと思います。

論理的は理由とその道筋がある考えにつける形容詞だと思います。一般的に使われている、「論理」と「論理的」の定義はこんな感じかと思います。

ですが、言葉を使っている人によって定義は異なるのが普通ですので、聞けるのであれば言葉が出てくるたびにその定義はどういうことなのかを聞いたほうがよいかとも思います。
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>日本人は辞書的な意味でとらえて使っている人はほぼゼロで、単純に解釈している気がします。



これはどういう意味ですか。日本語は日本語で厳密な言語体系をなしており、ambiguityはきわめて少ないと思います。それらの厳密性を生活を通じて把握しているから考えるまでもありません。単純になど、間違っても使いません。


質問の「論理」、「論理的」、「筋道」、「理屈」、「条理」、「辻褄」のうちでまともな言葉は論理、論理的です。logic,logical,logicallyの翻訳のために日本語に追加したと思います。筋道はその卑近な言い方、条理は現在、「不条理」という形でしか使いませんが、所詮突き詰めようとするとインド、中国から入ってきた仏教の原典まで行き着く必要があります。外国の方は使いこなすのはあきらめたほうがよくて、使う必要もないでしょう。理屈は論理の悪用です。さらに悪意を込めて屁理屈という言い方をします。辻褄は「辻褄合わせ」が最もイメージが合います。
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