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福島原発 で 緊急電源が供給できず すべての機能が失われ 大事故になっています。
何が何でも電源の確保が対策として基本だったはずですが 9日間手が打たれていませんでした。
地震直後から51台の電源車が派遣されたはすですが 役立ったものは無かったようです。
緊急電源の規格が原発の設計したGE社製の装置をそのまんまの規格で使っていたので400Vだったので使えなかったという話がありますが 本当に 400Vの非常用電源が手配できなかったのでしょうか。
(それとも 規格が50/60Hzではなかったのでしょうか。)
ネットで探すと440vの大型発電機がかなりあります。(10t程度)
また自衛隊OBに聞くと220Vで使い方で440Vになる電源車もかなりの数があるといっていました。
今から考えたら 電力の確保ができればこれほどのことにならなかったと思えますが、どうして地震直後に 電源車で電力を確保しようとしなかったのでしょうか。
10t程度の発電機では 必要な電流が確保できず 不安定になるために使用しなかったとも考えられますが 本当のところどうだったのでしょうか。

A 回答 (6件)

 電力会社は原子炉の損傷が予想される事故が起きたとき、隣の原子力プラントから電線を引いたり(例えば、福島第一の場合は1号機が停止した場合は2号機から)、非常用ディーゼル発電機を融通させたりすることを対処策としてまとめ、国の経済産業省原子力安全・保安院に報告しています(これは「アクシデントマネジメント」「電源融通」で検索するとすぐにみつかりますよ)。



 この手の資料には「原子炉施設間で6900V交流電源または480V交流電源を融通することにより……」と書いてあります。電源車がこの規格を満たしていなかったとは考えられません。誤報くさいですね。もし本当だったら、東電はろくに訓練をしていなかったことになります。

 中央制御室を動かすには6900Vが必要です。代替電源を引き込んだとしても、すべての機器は動かせず、通常のような操作が可能になることは期待できません。必要な機器を判断して、そこにだけ電流を流し操作し、また別の機器につないで操作するといったことをオペレーターはやったと考えられます。それがなかなかうまくいかなかったということは十分ありえます。状況を解析するチームの判断が間違って、必要な機器に電気を流せなかったこともあったかもしれません。

 いずれにせよ、全部電源を使えなくなることを想定していなかった東電、全電力会社の責任は重いといえます。 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
アクシデントマネジメントは 難しいですがかなりの想定をしていたように見えますね。
ただ 外部電源に対する記述が無く 地震 津波で 被害を受けていた(浸水していたかもしれませんが) 電源車が来たときに 適切な対応 (外部電源の配電盤につなぐ)作業ができたかが不明ですね。
現場にいた制御室のオペレーターと 工事の作業員と 電源車に人間に 間違えれば 大事故になる 6.9KVの接続ができたか不明ですね。原子炉の 構造に詳しい人間が 地震発生後 何時間で 現場で 作業に当たれたかが知りたいですね。
今から思えば かなりの困難があったかもしれませんが 放射線量が 少ないときに 少しでも電源の回復に着手できていたらと思います。
もしかして 一部の計器類は電力車で動いていたのかもしれませんが 実際のところを明らかにしてほしいです。
最初の貴重な数時間に技術者と連絡が取れて 適切な処置ができていたのかが知りたいです。

お礼日時:2011/04/02 23:43

放射線濃度が高くて作業環境環境が悪いため、低圧電源を高圧系に仮配線して給電した後に、また外電入電時戻すというリスクを避けたというのが実態なのではないでしょうか?分厚いコンクリート遮蔽の入力側や出力側に機器が多数あれば尚更やり易いと思います。


通常の作業環境で、技術的に仮配線は不可能なのか、また可能であればどれ位の時間で配線出来るのかは電力会社等の技術系の方なら特に専門的な話では無いと思います。
投稿を待ちたいところです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
今は外部電源が回復しましたがその後の計器や冷却系統の復旧に高い放射線で進まず、根本的な対策が取れず危機的な状況が続いていることに心配しています。うまくいくように祈るばかりです。
この数日間今回の経緯を見ていましたら やはり 初期の段階(放射線の心配が少ない間)で電力を確保していれば、かなりの対策は打てたのではないかと考えてしまいます。
調べていましたら 東電がGEにガスタービンの2800KWの電源車を依頼していました。
これと同じものが日本にあるにもかかわらずどうして今更と思いました。
電源車をネットで見ていましたら 川崎重工のカワサキMPUシリーズで並列運転も可能で最大3200kw 3300V/6600V 50Hz/60Hzというガスタービン電源車がありました。
当然注文生産でしょうが 日本のどこかで数台くらいは利用可能なものがあったのではないかと思います。
今から考えると確かに地震発生が金曜日の午後2時で土日に他社に連絡を取るのは難しかったかの知れませんが、やる気になれば(それこそマスコミを利用してでも)半日くらいで現場に配置できたのではなかったでしょうか。
電源が確保されても津波の浸水や機器の損傷で作業は進まなかったでしょうが、放射線のまだ少ない状態で 数段は進んでいたのでないかとも考えられます。
本当に電源車で電源が回復できなかったのか 今回の問題が収束した後に明らかになるかと思います。

お礼日時:2011/03/27 20:20

> 照明用分電版までは直ぐに引き込める筈ですよね?



福島原発のようなBWRはタービン建屋まで放射線管理区域なので、一般の家屋との類推はできません。発電所は分厚いコンクリートで仕切っていろいろ遮蔽してあるので、発電所内部にひっこんでいるコントロールセンターやその下の分電盤に外部電源を接続できるようにはどの原子炉も造っていないはずです。
外部電源を接続するなら、変電所(外部)から直接、電力をもらうパワーセンターに繋ぐのが、確実で安全です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに外部電源を接続できるのは一箇所だけという記載がありました。
おっしゃっているように原発の構造は完全に密閉されているはずですね。
外部電源を引くことを想定しない構造だったですね。

お礼日時:2011/03/24 22:35

照明用分電版までは直ぐに引き込める筈ですよね?屋内へケーブルが入らないというなら既設の受電盤を一時的に利用するとかして。

一部の計器用電源としても利用可能なのでは?外部電源引き込むまでチェック作業を何もしていないということでもないでしょうが?報道のしかたが照明点灯、今から機器チェックとか言っていましたが、現場ではポンプ類用の電源を急いでいるだけで照明用電源とかは足りていたのでしょうかね?
原発仕組みは我々素人に説明しても複雑、迷路に導くだけ?ということで発表しない?
私も回答者ではなく、質問者ですが。失礼ながらこの欄を利用して真実を質問させて頂きます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
素人考えでは 外部電力を確保するまでに 電源車等の移動可能な電源を容量が足りなくても接続を行うことができなかったのかと思います。
電力会社と重電メーカー、自衛隊が本気で当たれば 原子炉が異常な状態になるまでの半日くらいで何とかできたのではないかと考えてしまいます。

お礼日時:2011/03/24 22:16

大きなポンプ類はパワーセンターに直接ぶら下がっており、6600Vの電圧が必要です。

ちゃんと6600Vの電源車はあるので、そういう電源車も持って行ったと思います。
ただ、問題は直流と違って、交流は簡単には電源車を何台もは接続できないのです。交流発電機を並列接続する場合は、全ての交流発電機は同相で回転する必要があります。少しでも、狂うとその発電機にとんでもない電流が流れ破損してしまいます。もちろん、発電機自体が同相で回ろうとする性質を持ってはいるのですが、何かの理由で一つの発電機の同期がずれた瞬間、その発電機には一気に過大な電流が流れます。
普通の移動電源車はそれ一台でまかなうようになっているので、同期をとれるのか..その辺の問題があったのではと推察しています。

かといって、ポンプはとても大きいので一台の電源車程度で回せるか..ポンプの規格は忘れてしまいました。

参考URL:http://www.adte.jp/pro_pgc.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
交流発電機は並行に接続するのが難しいのは 分かりますが 電力のプロ集団の東電や重電工メーカーが集まっても解決できなかったのでしょうか。
素人が考えるように整流器やインバーターを使って同期し並列の配置する方策は難しいのでしょうね。
今朝のニュースで 伊方原発で安心をアピールするためか電源車の新たな配置が書かれていました。今までの300KWでは 緊急時の送水ポンプは回らず 1000~2000KWの電源車を配置するとのことです。
やはり 1台では難しくあきらめたのかも知れませんが、制御室の計器関係や 照明に限っての通電を行い外部電力が来るまでの間少しで 監視ができる体制が取れなかったのかと考えてしまいます。
今回の事故が解決して現場の状態が詳しく発表されるのを待ちます。

お礼日時:2011/03/24 22:04

これは現状では真偽不明ですね。



流石に東電が派遣した電源車は、そこまで考慮して派遣
したんではないかと思うんですが。
400v発電機もごろごろあります440vへの変換も簡単だし。


電源車で確保しなかった理由は.....。
2日目辺りからはもう、「冷却しなきゃ!」って事に集中して
いたようにも思えます。
冷静に考えたら、所外から引き込んでもそう大した時間は
必要ないと思うんですけどね。


結論としては、事故調査報告が出るまで真相はわからない
というところに落ち着きそうな気がします。

もっとも、「ミスリード」の場合は、記載されない可能性が
高いですから、報告書を元にした各種機関での解析待ち
ですけども。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはり 本当のことが分かるのは先のようですね。
ミスリードでなく 最善の仕事をされていればいいのですが。

お礼日時:2011/03/24 00:23

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