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131Iは現在原発から空気中などに放出され、大気、水道などで検出されています。では実際はどんな分子の状態で拡散していますか?イオン化しているのでしょうか。I-と還元されて何か陽イオンとペアーになった状態なのでしょうか。I原子のままなのでしょうか。

A 回答 (1件)

大気中の131Iの化学形には、CH3I(ヨウ化メチル)とI2(ヨウ素ガス)があり、主ににガス状の状態で拡散しています。

今回は福島原発から大量の放射性ヨウ素が放出されたわけですが、数度にわたる水素爆発と火災の際に大量に放出されたものです。原発から放出された放射性ヨウ素は、上空で放射能の雲(プルーム)を作って、ある程度まとまった状態で風下を中心に拡散していきます。プルームは放射能の塵を落としながら消滅していきますが、大気中の電荷の変化や地形により大量の放射能が部分的に落下する場所ができます。このため地表の放射能汚染は、万年筆のインクを飛ばしたときのように、風下に向かって点々と高濃度のスポットが広がる形をとることがあります。事故を起こした原発北西の飯館村で高濃度の土壌汚染が見られるのはこのためです。

今回の原発事故による汚染地域のシュミレーションが公表されました。(SPEEDI)
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf
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この回答へのお礼

CH3I(ヨウ化メチル)とI2(ヨウ素ガス)ですね。ありがとうございました。これが水道に移行する時にどうかわるか、変わらないのかですね、、、いま浄水は酸素などで殺菌してませんでしたっけ。。。そうするとケミカルな反応もおこっている可能性がありますね。
そのた解説も参考になりました。

お礼日時:2011/03/24 08:46

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