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福島第1原発から排出される可能性のある、すべての放射性物質の種類と大きさについて調べています。ご存知の方教えてください。

A 回答 (4件)

#1です。



放射性物質の大きさね。

1個といえば原子の大きさだから、直径10^(-10)[m]=0.1[nm]=0.0000000001[m]くらいです。でも、原子1個では1回放射線を出すとそれで終わりだから、ふつうに放射線として観測されるのなら、原子が何千万、何億個集まらないといけない。一塊なら大きさは、0.1[μm]くらいにはなるはずだか、一塊になっているとも限らないから、大きさはどれほどかと聞かれても小さいのもあるし大きい物もあるだろう、ということ。それより、
放射性物質が単独でいることより、ほかの何かとくっついていることが多いだろうから、その大きさもいろいろということになる。
空気中のミスとやダストについたなら、[μm]オーダーだが、ホウレンソウにつけば、たとえば1[kg]分の大きさになる。

質問者の期待に沿った答えにならないだろうが、そういうことなんです。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。

大きさって簡単に言えるものでは無かったんですね。
微粒子だから完全除去ができないのは前提で、
対策を考えたいと思います。

お礼日時:2011/03/29 04:02

 以下に、ウラン235とプルトニウム239が原子炉内(即ち非常に低いエネルギーの中性子によって核分裂した場合)で核分裂した後に生じる、主な放射性物質の種類、半減期、収率を記述します。

(半減期が短いため直ぐに量が減るものに関しては割愛します)
 尚、ウランやプルトニウムが核分裂した際には、原子核が2つに割れる場合が多いのですが、まれには3つに割れる場合もあります。
 又、放射性物質は放射線を放出すると、別の物質に変わる性質があり、元の放射性物質の種類によって、変わった後の物質が、放射能を持たない物質になるものもあれば、別の放射性物質になるものもあります。
 そのため、ある放射性物質から別の放射性物質が生じる場合もあります。
 このため、元のウランやプルトニウムの原子の個数を100%とした場合の、放射性物質の原子の個数の合計は、200%を超えています。

核種名:半減期:収率(ウラン235の場合):収率(プルトニウム239の場合)
亜鉛72:46.5時間:0.0000265%:0.000119%
ガリウム73:4.86時間:0.000102%:0.000262%
砒素77:38.83時間:0.00796%:0.00724%
臭素83:2.4時間:0.536%:0.297%
クリプトン85:10.76年:1.29%:0.564%
ルビジウム87:475億年:2.56%:1.00%
ストロンチウム89:50.53日:4.73%:1.72%
ストロンチウム90:28.74年:5.78%:2.10%
ストロンチウム91:9.63時間:5.83%:2.49%
ジルコニウム93:153万年:6.98%:3.80%
ジルコニウム95:64.02日:6.5%:4.82%
ジルコニウム97:16.91時間:5.98%:5.33%
モリブデン99:65.94時間:6.11%:6.21%
ルテニウム103:39.26日:3.03%:6.99%
ルテニウム106:373.6日:0.402%:4.35%
ロジウム105:35.36時間:0.964%:5.64%
パラジウム109:13.7時間:0.0312%:0.295%
カドミウム115m:44.6日:0.0116%:0.0391%
錫121m:55年:0.0000279%:0.00054%
錫125:9.64日:0.016%:0.0716%
アンチモン127:3.85日:0.157%:0.506%
沃素129:1570万年:0.543%:1.37%
沃素131:8.021日:2.89%:3.86%
沃素133:20.8時間:6.70%:6.97%
沃素134:52.5分:7.83%:7.41%
沃素135:6.57時間:6.28%:6.54%
沃素136:83.4秒:2.64%:1.75%
テルル132:3.204日:4.3%:5.14%
キセノン133:5.243日:6.7%:7.02%
セシウム135:230万年:6.54%:7.62%
セシウム137:30.04年:6.19%:6.61%
バリウム139:83.06分:6.41%:5.64%
バリウム140:12.75日:6.21%:5.35%
セリウム141:32.5日:5.85%:5.25%
セリウム143:33.1時間:5.96%:4.41%
セリウム144:284.9日:5.5%:3.74%
ネオジム147:10.98日:2.25%:2.0%
サマリウム147:1060億年:2.25%:2.0%
サマリウム151:90年:0.419%:0.738%
サマリウム153:46.5時間:0.158%:0.361%
サマリウム155:22.3分:0.0321%:0.166%
ユーロピウム156:15.19日:0.0149%:0.124%
ガドリニウム159:18.56時間:0.00101%:0.0207%
テルビウム161:6.88日:0.0000853%:0.00484%
ジスプロシウム166:81.6時間:0.000000363%:0.0000664%

 これらの他に、原子炉内や原子炉付近にある物質が、放射線を受けて放射性物質に変化したものも存在すると考えられますが、それに関する詳細なデーターが手元には無いため、割愛させて頂きます。
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この回答へのお礼

こんなにもたくさん!丁寧な回答ありがとうございます。

やっぱり報道されてるより、いっぱいありましたね。。。
頭の片隅に危険を認識しつつ、対策したいと思います。

お礼日時:2011/03/29 04:05

#1です。

回答してすぐ気が付いたが、
誤解されてしまう表現がありました。

核分裂生成物の%は、使用済みあるいは原子炉中の燃料にそれだけ含まれているという割合ではありません。

核分裂した時に生成される割合です。
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「福島第1原発から排出される可能性のある、すべての放射性物質の種類と大きさ」


ということは、核分裂生成物と核反応生成物と未反応核物質は何かと聞いていることと同じだろうから、(「大きさ」の意味は解らないが)次のとおり。

未反応核物質
U238、U235などウラニウムの同位体
核反応生成物
Pu239などプルトニウムの同位体、ネプツニウムもあるかもしれない。
核分裂生成物
質量数90~100くらいのものと、135~140くらいのものがそれぞれ数%くらいずつ、質量数100~135くらいのものがそれぞれ0.01%~1%程度ずつ、質量数が小さい方では70くらいまでと、大きい方では質量数165くらいまでが、それぞれ微量から1%
くらいまであるが、極微量まで入れれば、たいていの核種が生成されるので、「すべての」といわれれば何千種もあるのではないか。だから無理。

代表的なものならつぎ、ほんのほんの一部。

Kr85、Sr89、Sr90、Y90、Zr95、I131、Xe133、Xe135、Cs137など。
ヨウ素(I)だけでも120,120m,121,122,123,124,125,126,127,128,129,130,131,132,133,134,135などがある。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます。たくさんあるんですね・・

報道がヨウ素のセシウムのみなので、実際どうなのだろうと思い質問しました。
それぞれの分子(化合物??)は大きさってないんでしょうか?(長さ??)
例えばマスクや空気清浄機で0.1μmの微粒子を何%カット、とかあるので、
それと比較してみたかったのです。

お礼日時:2011/03/25 12:47

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