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タイトル通りです。

今まで読んだ中で一番好きな本を教えて下さい。

ストーリーが好き、登場人物が好き、言葉の使い方が好き、装丁が好き…。

よくある「無人島に一冊持っていくなら」みたいな質問なので、楽に答えて下さい。

できれば、その本を好きな理由や、感想も書いていただけると嬉しいです。

A 回答 (5件)

好きなジャンル/作家をお示しいただければ、それにそったアドバイスも差し上げられますが。

私が個人的に一生つきあえる、何度も何度も繰り返し読んだ本、ものすごく大きな影響を受けた本、無人島に持っていく本、ということでしたら、おはずかしながら、

「こころの旅」神谷美恵子:人間の一生を通した精神的な成長を含蓄深く優しい言葉で説いています。
「人間の絆」サマセット・モーム:ハンディキャップをもつ主人公が本当の自分に目覚めて、最高の伴侶にめぐりあうまで。
「アウグスティヌス講話 」山田晶:古代の哲学者が自分を深く内省した思想を、現代日本の英知の詰まった優しい言葉で解説。
「城塞」アーチボルド・クローニン:逆境のなかで真の医療を目指した主人公の苦闘と、人生の喜び/悲しみ。やや入手困難。
「ドグラ・マグラ」夢野久作:人間の意識は、前世の記憶に支配されているという、幾重にも重なった構造の異色長編怪奇ミステリー。戦前の作品だが、映画「インセプション」を超える構想と耽美におどろかされる。
「天空の舟―小説・伊尹伝」宮城谷昌光:ロマンとスリルにあふれる、雄大な古代中国歴史小説。
「現代俳句」山本健吉:日本の俳句が近代文学となっていく過程を、作家ごとにたどる名著。改訂版で角川春樹が追加されたのはショック。
「しろばんば」「夏草冬涛」「北の海」井上靖:自伝小説三部作。少年の成長の過程をあたたかく、なつかしくたどる。
「旅の重さ」九鬼素子:家出をした多感な少女が、様々な経験をする。本当に異色の青春小説。名著なのに、著者が失踪してしまい、著作権の関係で再版できず、入手困難。古書で探してください。
「シッダールタ」ヘルマン・ヘッセ:青年ブッダが覚醒していくまで。説教臭い宗教書ではありません。人生は車輪の回転……
「百人一首」島津忠夫、もしくは、「万葉名歌」土屋文明、もしくは「古句を観る 」 柴田宵曲:わたしのやすらぎのひととき。
「まるかじり」シリーズ 東海林さだお:B級グルメ本ですが、金井美恵子によると「繊細なせこさ」があって、たまらない!私は中毒になっていますが、好みは分かれるかもしれません。おやじギャグが許せる人は、大笑いして読めます。

一生の付き合いの名著ばかりなので、ちょっと固い内容のものもあるかも知れません。ご要望の詳細がわかりませんでしたが、もっと軽い内容のものやちがうジャンルのものをお探しでしたら、コメントください。
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この回答へのお礼

すみません、言葉が足りなかったみたいですね。

この間、ある作家が知り合った人にはその人の大好きな本を必ず聞く、といっているのを聞いたんです。

誰かが一番好きだと言うのならその本には、そう言わせるだけの何かがあるからだと。

私が聞いたのも好奇心からなので、回答もそんな感じのを求めていました。

この中で、私が読んだことがあるのは「人間の絆」、「ドグラ・マグラ」、井上靖の三部作、「シッダールタ」、まるかじりシリーズを一冊、です。

「旅の重さ」というのは、作者も聞いたことがないです。
探してみたいと思います!!

色々と詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/25 10:05

東野圭吾さんの白夜行です。

いま映画でもやってますが、私はあれが大好きです。
主として出てくる2人の男女のどうにもできない悲しい運命というか虚しさというかすごく胸にぐっときます。
それの続編?とも噂される幻夜も面白いです。wowwowでドラマ化もされましたし。
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この回答へのお礼

白夜行いいですよね。
雪穂のあの恐ろしくて、魅力的なところがすごく好きです。
回答ありがとうございました!!

お礼日時:2011/03/25 10:10

このテの問いならアンケートのカテゴリでもよかったと思います。



無人島に一冊持っていくなら古典だと思います。私にとってはダーウィンの『種の起源』です。
古典って文体が固いし、難解なものばかりですが、百年二百年…千年たっても残るものって崇高さとか完成度の高さがあります。ダーウィンの奇妙な人生、孤独と闘いながら生み出した成果を考え、全く頭が下がります。実際、無人島に持っていくなら、日本語訳(岩波文庫等)ではなく原著ですね。
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この回答へのお礼

そうですね。
ただ私としては、アンケートのカテゴリであまり本を読まない人から沢山回答をもらうよりも、本を読む人から回答をもらいたいと思ってこのカテゴリにしました。
次からはもっとよく考えます。

回答ありがとうございます。
種の起源は、日本語訳を父が持っているのですが恥ずかしながらまだ読んだことがありません。
今度チャレンジしてみます。

お礼日時:2011/03/26 20:30

ジーン・ウェブスターの「続あしながおじさん」です。


有名な「あじながおじさん」の続編ですが、
主人公は「あしながおじさん」の主人公ジュディの大学時代の親友サリィに変わります。
サリィは上流階級のお嬢様ですが、 大学卒業後"花嫁修業"していたところ、
ジュディに頼まれて孤児院の院長になります。
(ジュディはあしながおじさんと結婚して玉の輿に乗ったので、
自分のいた孤児院をどうにかしたいとサリィに白羽の矢を立てたわけです。)
そして孤児院の劣悪な環境を改革していくっていう話になっています。
高校生の時に読んで以来、何度も読み返しています。
サリィの楽天的でさっぱりとした情にもろい性格も大好きですし、
たくさんの楽しいエピソード、
独身(実は妻持ち)で変わりものの男性医師とのロマンス、
当時の社会問題も興味深いです。
今の常識からすると「差別的」?と思われるような表現もありますが・・。
仕事に生きがいを見いだし、愛する男性と結ばれるラストは
現代の女性から見ても理想的な生き方のような気がします。
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この回答へのお礼

「あしながおじさん」小さい頃大好きでした。
続編があったのですか!!
知りませんでした…。
早速読んでみます。楽しみです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/27 14:09

質問の前提が、主に文章のみから成り立つ様な作品をイメージして紹介を乞う印象を受けるので、当方の紹介する本は少しく異端になるかとも思うが・・・、



「数と図形」H.ラーデマッヘル & O.テープリッツ著 (山崎三郎 & 鹿野健 訳)
・・・は、お気に入りの本である・・!(色々と好きな本があるので順位は付け難い!)

上掲書は、或るリーディング雑誌の中で紹介されていたもので、その紹介内容から是非読んでみたいと思い購入したものであった。
本の題目からも想像出来るかとは思うが、数学書であり数式表現が出てくる。
ただ、やたら難しい数式などではなく、数学嫌い・数式嫌いでなければ全く読めそうにないと言うわけでもない・・・!
また、訳がとても自然で読むのに違和感は感じなかった・・・!
22の章から成り、各章独立(一部従属しているのもあるが・・・)しているので、好きな章から読むことが出来る。
一応数学書であるので、字面だけ追っかける様な読み方では内容理解に至らないが、当方の様な盆暗頭でも紙と鉛筆を持って確かめながら読むことが出来、(まだ全章理解には至っていないけれど・・・)大変興味を以て読み進めることの出来ている一冊である。
この本は「旅のお供」に選ぶ一冊である事が非常に多い・・!!
この本との付き合いは20年程になるが、今以て興味が失せない一冊である・・・!
暫く品切れ状態であったが、最近「ちくま学芸文庫」から復刊された・・・!
当方は、この本で数30の面白い性質を知ることが出来た・・・!

直接関わりがあったわけではないが、この本を紹介して頂いたI先生に感謝している・・・!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こういうふうに、普段は読まないような本を紹介してもらうのは嬉しいです。
教えてもらわなければ一生手に取らないかもしれませんから。
数学の本ですか…!!
復刊されたのは嬉しいです。頑張って読んでみます。

お礼日時:2011/03/27 14:17

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