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初期投資額という言葉の意味が分かりません。

例えば、次のページに「初期投資額」という言葉が示されています。
http://www.kcs-net.or.jp/bp/d/84.htm

例えば、第1会計期間に3千万円、第2回会計期間に2千万円、第3会計期間に5百万円、第4~第10会計期間に毎年100万円を投資した場合は、初期投資額は次の(a)~(c)のいずれなのでしょうか。
(a)3千万円
(b)5千万円(=3千万円+2千万円)
(c)5千5百万円(=3千万円+2千万円+5百万円)

つまり、次の2点が分かりません。
(1)「初期」とは第1期でしょうか、それとも、第1期からあらかたの投資が完了するまでの期間でしょうか。
(2)「第1期からあらかたの投資が完了するまでの期間」である場合、「あらかたの投資」はどのようにして決めるのでしょうか。例えば、上記の投資の場合、第3期の5百万円は金額的に微妙ですが「あらかたの投資」に入るのでしょうか。

A 回答 (2件)

・会計そのものもそうですが、


 「誰」が「何のために(何を判断するために)」使用するデータをとるのか
 によって、多少、イメージやニュアンスが変わるのかな。 と考えています。

・最も顕著な例が、
 資本家や取引先を守るために「保守的(将来のコストを見越して)」に考える「いわゆる会計」の考え方と、「不確定要素を排除して、利益を確定させ担税力を量る」税務会計のように、まったく違った要素が出てくる場合があります。

・「コンビニ会計」で用いられる「売上原価」なども、一般の売上原価の考えから
 ずいぶん離れている例だと思いますが、同時に、フランチャイズ側がロイヤリティーを
 確保するために、「すごい」言葉の定義づけをしたな、と感心させられます。


・今回のご質問について、私の回答は無意識のうちに、
 「経営者の視点で、どのように投下資本を回収するか」という基準で考えていたように思います。

・質問者様のおっしゃることは、
 「どの立場から見ても、同じ基準で考えられる、普遍的な定義」をお探しなのかな・・
 そして、その基準を「文字」が表現する意味に、求められたのかな、と思い当たりました。
 回答の方向性がずれていたと思いますので、まずは、お詫びいたします。

・その上で、考えてみましたが、例えば初期投資する設備が「巨大なプラント」だけで、
 施工に数年(数期)かかるような場合、ご質問者様の例示をそのままあてはめると、
 まさに「初期投資」と呼ぶべきものが、初期投資という定義から外れることになります。

・「初期」の意味を「第1期(最初の期)」と固定する定義づけた場合は、
 そうなる(=初期投資はなくなる)というご質問者様のお考えは成立すると思います。
 あくまでも「定義づけがそうだから」ということで、
 そういう定義づけを持った会計の中での答えであると思います。

・ただ、多くの場合投下資本と利益回収を念頭に置き、その回収サイクルを管理するのが
 会計の役目でしょうから、このような費用を「単年度で回収する計画」は通常立てない
 とは思います。

・ちなみに、「複式簿記の考えをとらない(石原知事の発言より引用)」お役所の収支計算
 の方法でいえば、初期投資という考えすら、なくなるのかも知れませんが。


・管理したい内容によって会計の種類が生じ、会計の中で定義づけが生じるのだと
 思いますので、「条件によって、どちらも正解」が正解ではないでしょうか。

・あくまで私見ですので、申し訳ありませんが、前回の回等の補足とさせていただきます。

追記
 「ことば」について考えさせていただく、大変興味深いご質問でした。
 ありがとうございます。
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この回答へのお礼

早速の御回答有り難うございます。

仰せの「「経営者の視点で、どのように投下資本を回収するか」という基準で考え」ていただきたいのですが、そのように考えて「初=第1」とは考えないのかと思いお尋ねしました。

「「経営者の視点で、どのように投下資本を回収するか」という基準で考え」ると「初=第1」とは考えないということですね。よく分かりました。

有り難うございました。

お礼日時:2011/03/30 18:22

(1)、(2)とも「正解」といえる正しい答えは、ないと思います。



初期投資 と聞いて、「業務開始前」の投資を連想する方もいらっしゃるでしょうし、あなたのいう「あらかた」の投資を連想する方もいらっしゃると思います。

創業にあたって、
数値換算で「100」の設備投資をしたい、と創業プランを立てたとします。
この「100」を初期投資と考えればよいのではないでしょうか。
ただ、事業によって「100」全て完成しないと事業が始まれない場合と、
数年かけて「100」の投資を行うが、投資が完了する前に事業が開始できる場合があります。

ですから、開業前に初期投資が泡っているケースもあれば、初期投資の進行中に業務が開始しており何期目かにようやく初期投資が完了する場合もあるということです。

あなたが例示された第3期500万の投資が、起業段階のプランに基づくものであれば初期投資でしょうし、業務を始めた後に追加されたのもであれば、初期投資ではなく、新たな追加投資であると思います。

また、初期投資にどこまでを含めるかという点でも、開業当初~1年目程度の広告費やスタッフの研修費用などを含めて考えている企業もあれば、開業前のもののみ含めているところもあり、逆に言えば、「この費用は長期に回収したいのか、単年度で回収したいのか」という経営判断による部分もあるかと思います。

商品原価や製造原価に算入する費目の判断が、起業よって微妙に異なるように、「初期投資」の概念も起業によって異なってくるものと思います。

この回答への補足

早速の御回答有り難うございます。

大変よくわかりました。厳密な定義はないというか実態に合わせて弾力的に考えるということでしょうか。

ご回答を読んでいてふと思ったのですが、お教えのような考え方では「初期投資額」の「初期」は「最初のころのいくつかの会計期間」という意味だと思います。

それとは別に、「初期投資額」の「初期」は「第1会計期間」という意味だと、つまり「初」は「第1」という意味だと、考えることもあるいは可能ではないかと思いました。

この考え方によれば、第1会計期間にのみ投資しそれ以外の会計期間には投資しなかった場合にのみ初期投資額というものを考えることができ、第2会計期間以降にも投資した場合は初期投資額というものを考えることができない、となります。つまり、最初の質問で言った「第1会計期間に3千万円、第2回会計期間に2千万円、第3会計期間に5百万円、第4~第10会計期間に毎年100万円を投資した」ような場合には初期投資額というものを考えることができない、となります。

そのような考え方は間違いでしょうか。

補足日時:2011/03/29 17:37
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この回答へのお礼

有り難うございました。

お礼日時:2011/03/30 18:19

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