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@原発
メリット
・コストが安い=電気代が安い
・燃料確保が安定
・1年中供給量が安定
・小さい敷地で大量発電

デメリット
・通常時でも放射性廃棄物と少量の放射線が近隣に発生する
・まれに人災で小規模の事故が起きる
・数百年に1度の災害で中規模~大規模の事故が起きる


@太陽光
メリット
・燃料いらずのクリーン発電
・事故が起きても安全

デメリット
・コストが高い=原発の3倍以上
・天気によって供給量が大きく左右される=雨の日の発電量は10分の1以下
・夜は供給量ゼロ=昼間の蓄電不可
・発電所の敷地面積が大量に必要

A 回答 (14件中1~10件)

太陽光発電と原子力発電をそのまま比較することは無理でしょう。

エネルギーソースとしてみる場合、原子力発電がきわめて安定した電力を供給できるのに対し、太陽光発電は日照に左右されるからです。めいっぱい設備を導入してもピーク時に総需要のせいぜい10%が供給するくらいが今の技術限界です。

原発の最大の欠点は事故時の被害がとんでもないことです。普通の工学の対象では事故は貴重な体験であり、事故という授業料を払って得られた情報で安全性をより高次のものにするというサイクルが成り立ちます。しかしながら、こと原子力に関しては重大事故の場合、その結果が授業料としては高額すぎるからです。現段階で福島原発による被害額は2兆円を越すと推定されています。

日本では、今後は原発の新設や既存原発の延命は、感情論だけでなく経済的にもきわめて難しくなったと思います。もはや原発のコストメリットはなくなったでしょう。

金食い虫になった原発に見限りをつけ、投資を自然エネルギー利用技術と低エネルギー社会への構造改革に向けるほうがエネルギー安全保障の上からも有利です。

原発に替わるエネルギー源がないと言っていますが、将来はそんなにエネルギーはいらないという言い方もできます。今回の電力供給能力低下で、現実的な節電と電力需要の地方海外分散が進みだしました。もともと日本は人口が減っていくんですから、政策として継続的に進めれば30-50年くらいかければ脱原発の可能性はないとはいえません。そうなれば自然エネルギーという自前エネルギー依存率が上がり、国際エネルギー戦略も楽になります。

onioni1999さんも含め、多くの人は、原発のリスクを過小評価していると思います。人類がこれまでに作った原発は500基くらいです。福島以前に大事故になったのはスリーマイルとチェルノブイリですが、この時点で1基あたりの事故発生確率は2/500です。今回福島の4基が加わりましたから6/500で1%以上です。70年間に6件です。ほぼ10年に1回ということにもなります。これ以外にも国内では緊急停止装置を手動で作動させた美浜原発の伝熱管破損事故があります。30年以内交通事故で死亡する確率は約0.2%ですから、原発の重大事故の発生確率が低いとは言いにくいと思います。
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この回答へのお礼

私も同意見です。

飛行機だって墜落すれば全員死亡という大きなリスクがあることをわかっていて、
墜落しながら使い続けた結果、今の安全な飛行機ができあがったんですからね。


省エネルギーについては石油との兼ね合いがあるので
技術的な面で大きな革新が起きないとなかなか難しいような気もします。

50年後に今と同じように石油を買える可能性は低いと言われてますし、
近年でもオール電化やハイブリッド車に対する減税など
石油から電気に移行させてきてましたよね。
これを方向転換させるのは並大抵のことではないと思います。


私はむしろ原発に対する評価は高いですよ。
概ねkaxuma119さんと同意見で、現状でも発生確率が極めて低く、
なおかつ技術の発達も続いていますから
この事故を受けてさらなる高い安全基準や技術を作り、
原発を推進していって欲しいと思っています。

お礼日時:2011/04/02 11:10

再回答です。


電気は送電線に電気抵抗が大きいことや高圧線の近所に住む人たちのリスクもあるという
意味です。
集中生産をして多量製造して、コストを下げることに反論はありませんけど、電気はためることが
出来ず、必要な時に必要な分を電気を作る方が効率が良いと私は考えていることです。
目の前で自分で電気を作れば節約や倹約などの意識も徹底されるかと。
後エネルギーの爆発量は今回の原発や石油などが引火したり爆発する時のリスクで爆発を
するリスクはたしかに場所が大きければ発生リスクは高いけど、死者が多数起きるほどの大きな
エネルギーで爆発や引火はなくて、被害が小さくなると言うことの意味です。
現在地方ではプロパンや灯油などで元々備蓄している位のリスクはすでに持っているのですから、
これを使って発電したらリスクは同じだと思うだけです。
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この回答へのお礼

>目の前で自分で電気を作れば節約や倹約などの意識も徹底されるかと。

それはありますね。
今回の計画停電でも節電についてかなり意識が高くなったと思います。

ただ、電気っていうのは0か10かの供給しか出来ないから
「少し足りない」という状況が許されないわけで、
どうしても真冬の夜でもまかなえるだけの電力供給設備が必要になります。

太陽光にしてしまうと、普段は節約で何とかなってても、
たまたま足りなくなったときに大停電して大変なことになってしまいますから。


>エネルギーで爆発や引火はなくて、被害が小さくなると言うことの意味です。

いやいやいや、小さければ爆発しないってのは安易すぎますよ。
プロパンや灯油とはエネルギー量が桁違いなんですから。
っていうかプロパンガスでも普通に家が数軒燃えるぐらいの爆発しますよね。

いくら小さくても爆発はするし、数が多ければ多いほど住民への影響も多くなります。
大きい発電所を作ってその周りを誰も住まないようにしたほうが安全度はずっと高いでしょう。

お礼日時:2011/04/02 21:49

完全な専門家でないので、発電量とかバランスとかは分かりません。


原子力のコストは、元々安いは国民が多分騙されていたんだと思います。
集中的に電気を作り送るというやり方はやはり送電ロスも多いと思うのです。
そのため自家発電へ向かうべきかと思います。
送電線の景境感なども良くなります。
技術的には、一部の電気とお湯、充電器へ入れる分は、太陽電池と充電器を組み合わせ、自分で
使う電気は、燃料電池(プロパンやLNG、エタノール、メタノールなど)_電気とお湯を使うみたいな
感じが今の時点では良い気がします。
一つ一つを小さい発電にしたら、爆発した時のリスクなども小さく出来ます。
昔は、送電線に固定電話の電話線を乗せていたので、この役割もあったのですけど、今は衛星や携帯などの電話があります。今回も基地局が電気がなくて潰れましたけど、これも太陽電池、充電器系のアンテナ局をいつくも分散させることで対応が出来るように思います。
トータルの発生させる電気料は、この際どんどん使用電気量が効率が良いものでトータル必要電力量を
必要な分を減らす努力をしながら、縮小し、自家発電の方向へ切り替えるのが私は良いと思います。
これはあくまで個人的な意見です。
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この回答へのお礼

>集中的に電気を作り送るというやり方はやはり送電ロスも多いと思うのです。

それは商品製造メーカーに
「集中的に生産したほうが輸送ロスが多い」と言ってるようなものでは?

一般的には集中的に生産したほうがロスが少ないというのが常識だと思います。


>一つ一つを小さい発電にしたら、爆発した時のリスクなども小さく出来ます。

その分、100個あれば発生の確率も100倍になりますよ?
規模が100分の1になっても結局は同じことでは。

むしろ管理という面でもまとめたほうが事故の確率は減るでしょうし。


自家発電は理想ではあるんですけどね。

充電器も容量の割にあまりにも高価すぎるので、
一般家庭につけるとなるとそのお金をどうするかって問題になります。

お礼日時:2011/04/02 11:18

太陽光でしょうね。


コストは生産量で変動しますから、現時点のコストでは比較対象として適切じゃないかもですし。
夜間や天候の問題は、蓄電系の工夫でまかなうべきでしょう。
これは原発でも同じですが、発電量>消費量な状況で発電した電力を蓄電することができるなら、必要な最大消費量をまかなうために、最大発電量を設定する必要がなくなります。
ですがまあ、この話は今回の質問には関係ないですね。

結局太陽光の大きなデメリットは設置場所だけです。
法的な整備で海洋や個人住宅、法人施設の屋根の利用にコストがかからないようになれば、大規模太陽光発電会社は成立するんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

>これは原発でも同じですが、発電量>消費量な状況で発電した電力を蓄電することができるなら、

それが出来たら苦労しませんよ(笑)

もしその技術が確立出来たら太陽光どころか
「カミナリ蓄電」なんて超クリーンエネルギーも開発されるでしょうね。


でも現代の技術では大規模な蓄電は不可能とされており現実的ではないです。

なのでやはり最大のネックは夜間と天候で極端に発電量が落ちることでしょう。

お礼日時:2011/04/02 10:55

原子力とkWで比較すると無理があると思います。


2009ベースでザックリ計算すると、原子力を太陽光に置き換えるなら熊本県くらいの面積が必要ですし。

むしろ原子力にない特性というか、夏ピーク時に制御不要で日射に比例して出てくる方式と考えると凄く優秀に思えます。
ピークを叩いてくれるって感じですかね?

あとは地熱を中心にして省電力進めながら産業構造を変えて行けば、世界と喧嘩せずに脱原子力(そこまで行かなくても省原子力)ができそうだなぁ~って見てますが。
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この回答へのお礼

やっぱ太陽光は「補う」っていう使い方になっちゃいますよね。
政府は原子力に変わって太陽光推進するとか言い出してますけど
そういう規模の使い方をするのは現実的じゃないなぁと。

やろうと思えば民家に取り付け推進しまくれば
原発分全部とは言わなくてもかなりの量を供給出来ると思いますが、
安定感なさすぎだから主力にはなり得ないんですよね。

お礼日時:2011/04/01 10:27

人類69億の95%ぐらいに原子力で電力を供給し、人類の上位5%程度(約3億5千万人)のリッチ層は余裕資金で太陽光発電を買えばよいでしょう。



日本人の大半は、人類のトップ5%のリッチ層ですから、余裕資金で太陽光発電装置を買いましょう。

日本の東芝や日立などのハイテク企業は人類の95%に焦点を絞って、世界一安全・安心な原子力発電所を提供してほしいです。
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この回答へのお礼

要するに原子力がいいってことですね。

お礼日時:2011/04/01 09:56

従来の発電方法とは別の第三の選択肢を作るべきでしょう。



「宇宙発電」

研究は進められています。
「宇宙太陽光発電」では時間や季節に関係なく発電でき、課題は電力をどうやって地上に送電するか。
二種類の方法が研究されているがどちらも一長一短。
軌道エレベーターと超電導が実現すればマイクロ波送電・レーザー送電のもつ欠点を克服できるはず。

ここは宇宙開発と絡めて実現に向けての研究開発、建設に向けて具体的に動く時期だと思います。
原子力以外の発電はそれまでのつなぎということで・・・

お役所仕事の大規模補助金とか天下りのための公共事業がなくならないと同じ問題をずっと抱え込むことになるんですけどね。
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この回答へのお礼

そういう話で言うと核融合発電とかいろいろ選択肢は出てくるんですけどね。
技術的な問題からまだ当分は難しいだろうなぁと。

それより先に太陽光の発電効率が大幅アップする技術とか、
大量の蓄電をする技術とか出来ればそれでもいいわけですしね。

お礼日時:2011/04/01 09:54

太陽光発電のほうがいいと思います。

 ドイツやオーストラリアなどでは住宅用太陽光発電を国が推進していて、電力買取システムを取り入れて数年で、もとが取れるようにしたり、投資目的にもなるため設置数がふえているようです。 このようにやり方次第ではいちがいに太陽光発電がコストが高いとは言えません。 日本で普及しないのは、小規模な住宅用太陽光発電よりも、原発やダム(水力発電)などのような大規模公共事業のほうをやりたいからです。 なぜなら各省庁、法人、各局などには利権や天下りポストが生まれ、地方自治体は長期的に補助金や建設、道路整備などの仕事がもらえるからです。 ちなみに日本では2011年度の太陽光発電設置の補助金が20パーセント削減されました。 なさけないです。
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この回答へのお礼

国も原発を推進してましたからね。

ダムも災害こそ起きてないから邪魔者扱いされてますけど、
大規模洪水が起きたら治水と発電を兼ね備えた施設として見直されそうな気もします。

ダムに利権が絡んでるのはもちろんですが、
今回のような「数百年に1度の災害を防ぐ機能」を有してるのも事実ですからね。


スーパー堤防も無駄な公共事業だと言われ
「全部の完成に400年かかるなんておかしい」と民主党により仕分けが行われましたが
今なら400年がかりで堤防や防潮堤を建設することに反対する人はいないでしょう。

宮古市にある10mの防潮堤の建設ですら50年近くかかっており、
今回の津波では簡単にそれが破壊されたんですからね。

お礼日時:2011/04/01 09:50

>いや、その代わり太陽光発電は場所をほとんど選ばないですからね?



選びますよ
 平地じゃないと設置費用が膨大に掛かる。

日本の原発の発電力を全部太陽電池にしたら日本人の住むところが無くなります、山を全て太陽電池にしてもです、その下で日陰の生活って嫌ですし(^_^;

太平洋を半分の広さが必要
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この回答へのお礼

どういう計算での話ですか?


太陽電池は屋根の上にも普通に建てられるっていうか現在それが主流ですよね。

日本の世帯数が4000万
1件当たりの年間発電量が4000kw

これだけで考えても年間1600億kw=日本全体の電力の10%以上

もちろんアパートやマンションも多いのでイコールにはなりませんが、
いくら日本が狭いといっても家屋の建築面積は日本全体の面積の1%も無いわけで。


20年ぐらい前の発電効率で計算してませんか?


こんな実例もあります。
http://mainichi.jp/life/ecology/area/news/201103 …
9200m²=0.0092km²で年間133万kw

日本の面積は約37.8万km²=上記の4000万倍=53兆kw

現在の原発の供給量は4000億kw程度


太平洋の半分の広さが必要というのはどういう計算式によるものなのでしょうか?

お礼日時:2011/04/01 09:28

結論から言えば二者択一でなくて、両方をうまく組み合わせるシステムが必要ってことだと思いますね。


原発をいまさら完全になくすことはできないし、太陽光だって使えるところにはどんどん使えばいい。

あと
>>数百年に1度の災害で中規模~大規模の事故が起きる
ってところは違うかなと。この50年でチェルノブイリ、福島第一と最低2回は大規模事故がおきているから。

それから社会的には大きな問題になっていないけど、太陽光もメーカーや施工業者をちゃんと選ばないと屋根に穴が開いて家に住めなくなっちゃったりするからね。事故がおきても安全、とまでは言い切れないかな。
も、一つ太陽光のデメリットだが、太陽光のパネルを製造する過程で大量のCO2が発生します。ここがいまいちクリーンとかエコでないところね。
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この回答へのお礼

まあ結局のところ水力も地熱も全部使うしかないんですけどね。


>この50年でチェルノブイリ、福島第一と最低2回は大規模事故がおきているから。

チェルノブイリは人災の面が強いことと、海外であることと、
その後の技術的な進歩があるので単純に50年で2回起きてるっていうのは違うかなぁと。

例えば航空機事故は近年でも世界中でたくさん起きてますが、
日本の航空機は25年間墜落無しという実績があります。
しかし過去50年なら10件ぐらい墜落してます。

これを「5年に1回以上墜落する」と表現するのは正しくないでしょう?

今回の女川など他の原発の状況を見ても、
「数百年に一度の災害で大事故が起きる」と判断するのが適切だと思います。


>も、一つ太陽光のデメリットだが、太陽光のパネルを製造する過程で大量のCO2が発生します。ここがいまいちクリーンとかエコでないところね。

といっても火力発電に比べたら桁違いにクリーンですから
そこはそんなに気にする話ではないでしょう。

耐用年数で割った平均的な二酸化炭素排出量は原発とほとんど一緒です。

お礼日時:2011/04/01 02:58

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