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ワットチェッカーの購入を考えています。

候補として以下の製品が挙がりました。
・TAP-TST5(サンワサプライ)
・TAP-TST8(サンワサプライ)
前者が電流・電圧・電力が測定できるタイプで、後者は電力のみのタイプです。
(他にも測定できるものはありますが省きます。)

消費電力さえ分かれば、日本の家庭用コンセントの電圧はおおよそ100Vなので、P=VIよりおおよその電流も分かるのではないかと思ったのですが、そううまくはいかないのでしょうか?

やはり電圧・電流も測定しなければ値は分からないのでしょうか?

A 回答 (3件)

「P=I・E」は直流の場合。


交流は「P=I・E・COSθ」

使用機器が、実際は、どの位の力率(効率)なのか、知りたければ「電流・電圧・電力が測定できるタイプ」をオススメします。
「W」だけで良ければ、電力のみのタイプでOK。

この回答への補足

素早いご回答ありがとうございます。

追加の質問となってしまいますが・・・。

当方、ワットチェッカーをPCに利用しようと考えています。
PC電源では、電源変換効率として、80plusなどの認証があります。

例えば、PCに電源変換効率85%の電源が取り付けられていて、PCパーツが実際に消費している電力の合計が85Wの場合、
85W÷0.85=100W
の電力をPCは必要としているということになるかと思うのですが、
力率が例えば0.8の場合、実際にコンセントから供給されている電力を知ろうとすると、これにさらに
100W÷0.8=125W
となるのでしょうか?

補足日時:2011/04/07 23:47
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No.1です。


・80PLUS規格は「交流<=>直流」変換効率が定格最大時80%を明示しています。
直流定格400W出力の電源ならば、AC消費電力は定格最大時500Wという意味です。

ただし、定格最大時は80%を保証していても、PCは常に消費電力100%で稼働しているわけではありません。
したがって、現実的な力率は60%~75%に落ち着くハズです。
で、、、この差(実際の力率)がワットチェッカーの示す「W]と「P・E」との比較により把握できるというわけです。
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この回答へのお礼

詳しいご解説どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/04/09 20:33

> 例えば、PCに電源変換効率85%の電源が取り付けられていて、


> PCパーツが実際に消費している電力の合計が85Wの場合、
> 85W÷0.85=100W
> の電力をPCは必要としているということになるかと思うのですが、
> 力率が例えば0.8の場合、実際にコンセントから供給されている電力を知ろうとすると、これにさらに
> 100W÷0.8=125W
> となるのでしょうか?
だいたいあっています。

交流なので皮相電力・有効電力・無効電力というのがあり、
ワットチェッカや電力計で表されるのは有効電力です。
実際にPCが消費するのも有効電力です。
単純に効率や電気料金の目安を計りたいならワット数量だけ見ればいいです。

ただし、電源タップの電流容量やヒューズが切れるか切れないか、
ブレーカーが落ちるかどうかを見る場合は電流量が必要となります。
単純に電流×電圧で求められるのは皮相電力であって有効電力ではないので、
例えば
 電流:1A, 電圧:100V =>100Wになるはずだけど、ワットチェッカでは90W
という事もあります。
この場合は皮相電力は100W、有効電力は90W、無効電力が10Wということになります。
なので、ワットチェッカのワットだけ見て[○Aながれている]は判断出来ません。

用途によって何を選ぶかは変わります。



ちなみに80PLUSは出力負荷が20%, 50%, 100%の時にそれぞれ80%以上の効率
(SILVERやGOLDだともっと高効率)を実現している場合に表示可能となります。
よって、80PLUSを取得していれば基本的にどの負荷でも80%以上の効率と思って良いでしょう。
(出力負荷に関わらずコントロール部などで消費する分があるので、
低負荷であるほど効率的には不利となり、概ね70%以上が最高効率となるケースがほとんど)

参考までに、80PLUSの基準はサイトを参照して下さい。http://www.plugloadsolutions.com/80PlusPowerSupp …
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この回答へのお礼

とても分かりやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/09 20:34

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