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日商簿記1級を合格し、税理士試験の勉強をしている者です。
以前から抱いていた単純な疑問があります。

(材料費を例にすると)標準原価計算において、
差異分析を計算する際に使用される図は、
なぜ縦軸に標準単価と実際単価、横軸に標準消費量と実際消費量とし、
T字型に分けて考えなければならないのかが解りません。
労務費についても同様に理解できません。
・・・試験自体は棒暗記でクリアしましたが釈然としません。

縦軸に標準消費量と実際消費量、横軸に標準単価と実際単価と
座標軸を入れ替え、T字型で分けて解説すると誤りであることが
単純な疑問として根深く残っています。

くだらない疑問であることは承知しておりますが、
ご教示いただきたく存じます。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

混合差異に関する質問と捉えます。



混合差異とは、(標準単価-実際単価)×(標準消費量-実際消費量) のことを言います。

この混合差異が、価格差異に含まれ、数量差異に含まれない理由について解答します。


工場においては、価格差異よりも、数量差異が重視されます。

なぜなら、価格差異は材料の供給業者との兼ね合いで決定されるため、責任者の管理にも限界があります。
一方、数量差異は、の中だけで発生する差異であるため、責任者の努力しだいではゼロに近づけていけるのです。

工場では数量差異を明確にし、原価管理に役立てます。


このため、重視される数量差異に混合差異を含めてしまう計算方法(『実際』単価×(標準消費量-実際消費量))は、採用されません。
連動して、価格差異も、(標準単価-実際単価)×『標準』消費量 とは、計算されません。


労務費についても同様です。
経済環境に伴う労働賃金の単価よりも、時間管理が重要なのです。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答、並びに、ご解説ありがとうございます。

自分の勉強不足を痛感いたしました。

責任を負えないところには、計算を反映させない、
という背景が参考書等に記載されていない理由が
疑問です。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/05/03 11:13

税理士を志している人に細かい説明はしませんが、



実際、標準、単価、数量のそれぞれの組み合わせて算出される金額がなにを表すのかを考えてみれば、おのずと、図の意味や、別に縦軸や横軸を入れ替えても図をちょっと書き直せば(当然そうなりますよね。)結果は同じになることが判ると思います。

まずは、四角で囲まれる面積が何を意味しているのかをもう一度考えてみてください。

ご健闘を祈ります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

勉強不足のため、よく考えます。

お礼日時:2011/05/03 10:30

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