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日商簿記2級(工業簿記)原価差異がある場合の損益計算書の記入
損益計算書において、製造間接費配賦差異などの原価差異は、売上原価に振替る(不利差異の場合は売上原価に+)、(有利差異の場合は売上原価から-)、とありますが、どうもうまく理解できません。


例えば、不利差異(20円)だった場合、不利差異の金額を足すと思います。つまり、仕掛品勘定の借方においては、期首有高+当期総製造費用(製造間接費の予定配賦額190円含む)+製造間接費配賦差異(不利差異の20円)ということになると思います。そしてこの金額を貸方の完成高と期末有高に振り分けることになると思います。不利差異の20円は完成高と期末有高に分けると思うのですが、期末有高の金額はかわらず、不利差異の20円は全額、完成高に含まれています。何故でしょうか?

A 回答 (1件)

原価計算を行うにあたって従わなければならない規則である原価計算基準47に「原価差異は、材料受入価格差異を除き、原則として当年度の売上原価に賦課する」とあるため、原価差異は原則として売上原価に賦課されます。

具体的な理由は分かりませんが、差異が多額に発生したような場合でない限り、差異を期末仕掛品にも振り分けることで正確な期末仕掛品の計算を行うよりも、そのような計算により生じる事務コストを抑えることを優先すべきであるからと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。昨日、このことが気になって3時間も考えていたのですが、ようやく納得できました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/20 23:01

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