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簿記二級

予定配賦額が50円で実際発生額60円で、差額を材料副費差異に振り替えるときの仕分けで、
(借)材料副費差異10 / (貸)材料副費10
となる意味がわかりません。実際発生額の方が多いのだから、費用である材料副費を借方に持ってこればいいのに、わざわざさっきの仕分けをして、月末に材料副費差異を売上原価に振り替えるやり方が理解できません。何故こんなに複雑にするのでしょうか?

「簿記二級 予定配賦額が50円で実際発生額」の質問画像

A 回答 (2件)

1番です。


昨日書いた回答の続きです。

> 月末に材料副費差異を売上原価に振り替えるやり方が理解できません。
> 何故こんなに複雑にするのでしょうか?
一番単純な答えは差異の発生を明確にするためです。

私は例えがどうも下手なようなので、これから書くことはかえって混乱するかもしれませんが・・・

質主様は「お小遣い」「バイト代」「給料」などをもらったら、『〇〇円は貯蓄に回して、××円が遊興費』と、支出予定を立てるタイプでしょうか?

今回は「予定配布」ですから、まさに支出予定を立てている。

今仮に財布の中に20万円がはいっていたとします。
これまでの実績や「食品の値上げがあります」等の情報に基づき、食費・光熱費・ローン返済・遊興費などの支出合計は18万円と予定して今月の生活を始めた【残りの2万円は念のために銀行等へは預けずに財布の中に残しておく】。
だけど、月末に財布の中の残金を見たら、予想よりも11,000円少ない9,000円でした。
なんで??と調べていったら次のことが分かった
 ① 友達との遊興費が予定よりも5,000円多かった。
 ② 前月は暑かったので今月支払った前月分の電気代が予定よりも6,000円多かった
そこで、帳簿に「遊興費5,000円」「光熱費6,000円」と記録して、財布の残高と帳簿の残高を一致させておいた。
 §ここまでが質主様が質問に書いている『費用である材料副費を借方に持ってこればいいのに』という考えに従った場合になります。§

ところが、6か月ほどたってから『毎月の予想残高が実際の財布の中身と合わない。支出額が増えているのは何が原因(なにの費目?そこに無駄な支出は?)』と考えて、帳簿を見直したら・・・月末に記入している費目とその金額は集計できたが、面倒でももっと早くつかむ方法はないのかと考えたら『毎月、予定と実績との差額の発生をいったん別の費目に計上しておけば、改めて拾いなおす必要が省けるし、それぞれの差異の発生傾向(足りなかったのか余ったのか)が掴める』と思い付いた。
実行してみたら手間だけど意外と行けそうな気がしたのでこの方法を続けることにした。
 §これが、テキストに書いてある方法になります§
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> 実際発生額の方が多いのだから、費用である材料副費を


> 借方に持ってこればいいのに
この段階で何か勘違いを起こしています[単なる用語の入力間違い?]。

まず予定配布ではなく、実際の発生額で処理していたとした場合の仕訳例を書くと『仕掛品 60 / 材料副費 60』となります。

さて、予め50円で予定配布した段階では『仕掛品 50 / 材料副費 50』という仕訳が起きている。

だから、材料副費10円を貸方に起こさないと、実際に発生した金額が原価計算の流れの中に反映されません。
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