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就職活動中の制御系の研究室にいる大学院修士2年生です。
今度、技術面接を受けることになったのですが、不安に思っていることがあります。

私は修士課程から別の大学院に入りなおしたこと、
また現在の研究室が研究テーマを自分で調査して決めさせるという
方針をとっていることから、修士1年は文献調査とテーマ決めに時間をとられたため
全然、研究が進んでいません。

そのため技術面接で研究の概要説明や
テーマを決める為にどのような調査や苦労をしたのかはを話すのならともかくとして
どのような計画で実験をしてどのようなデータを出してどのような考察をしたのか
といった課題解決のプロセスがほとんど言えない状態です。

研究をさぼっていたわけではないのにこんな状態になってしまい
最初からテーマを与えられる研究室に入ればよかったと後悔してるのですが
このような状態でも技術面接に合格する事は出来るのでしょうか?

A 回答 (3件)

理系大学教員です。



 「研究」と一口で言いますが、研究は、大きく分けて、次の3ステップからなっています。
1.レビュー
2.作業
3.まとめ

1.のレビューとは、問題の背景の分析、先行研究の調査、実験方法等の検討など、
2.の作業は、実際に実験、調査など
3.は実験・調査等の結果の分析と考察、論文の執筆

です。研究とは、この3段階すべてをひっくるめて言うのであって、2.の部分だけが研究というわけではありません。
 特に、1.のうち、問題の背景の分析(要するに、なぜこのテーマで研究する必要があるのか、そのテーマがなぜ重要なのかの分析)は重要です。
 さらに言うと、研究で最も大切なのが、この1.の段階、次に重要なのが3.の段階です。2.の段階は、極端に言えば(大学では現実的ではありませんが、実社会では)外注すら可能です。

 ですから、研究の進捗状況について質問された場合、2.の段階まで行っていなくても、1.について明瞭に答えられれば全く問題ないはずです。

 逆に、研究が2.の段階(素人考えでの「研究」の段階)まで進んでいるのに、1.の内容が答えられなければ、「こいつは大学院で何やってるんだ」という疑問を持たれるでしょう。
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私も理系の大学教員でして、#2様に概ね近い意見です。


私の指導も、M1はテーマ設定や具体作業に取りかかる前の準備の期間と位置づけています。データ取りとかあっても、それは当たりをつけるとか模索の意味で。
M2になったばかりなのに既に「どのようなデータを出してどのような考察をしたのか」という段階になっているというのは、私に言わせればそんなちょろすぎる仕事は修論として認めたくない、M2の一年は遊んで暮らすつもりなの?というくらいのものです。

「技術面接」というのは初耳で、普通の面接と違うのでしょうか。
普通の面接は、人物を見るのです。使えるやつか、仲間にしたいやつか、着目点はいろいろでしょうが、学部や院の成績とか成果を見るのではありません。
技術面接というのは技術的な能力を見る面接なんでしょうか。そうだとしても、今の段階で成果を出しているM2もいるでしょうけど、そうじゃないM2は多い、それはテーマや教員次第であって本人の能力とはまた別、まともな企業ならそんなこと知ってます。たぶん着目点は成果では無いはず。あなたが自分の研究の意味をちゃんと説明できるか、などのほうが今出ている成果よりも重要でしょう。
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物事を一義的に考える必要はありません。


最初からテーマを与えられる研究室もあれば研究テーマを自分で調査して決めさせるという研究室もあるわけです。
面接で研究の結果を重視する企業もあれば、これまでの経過を聞いてくれる企業もあります。
あなたを評価してくれる企業を探せばよいわけです。
そのためには、ある程度、数をこなす必要はあるかもしれません。
縁があった会社が良い会社です。
頑張ってください。
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