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こちらでいろいろ教えていただきましたが
いまいち、マクロが理解できてません。

1.基本、マクロレンズは短焦点レンズの近距離撮影に特化したレンズ
2.ズームレンズにマクロとあるが、あくまで簡易マクロで最短撮影距離を短くしたもの

と考えてよいでしょうか?

というのも、各レンズメーカーで販売されているレンズの仕様で混乱してしまったのです。
18-50mm
28-70mm クラスの
ズームレンズでマクロと表記されていたり、いなかったり
最短撮影距離(全域)がマクロと表記されているもののほうが長かったり。

ズームレンズのマクロというのは、最短撮影距離とは別に寄れたりするんでしょうか?

(シグマさんでズームレンズのテレ端でマクロスイッチがあったんですが、このスイッチの意味もよくわからず使っておりまして・・・)


レンズに詳しい方、ご教示願います。

A 回答 (6件)

正真正銘のマクロレンズは文字通り、大きく撮ることを第一に設計したレンズです。

一般に撮影倍率0.5倍程度以上の倍率を持つもの。中には遠景を撮れないものもあります(例えば、キヤノンのMP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト http://cweb.canon.jp/ef/lineup/macro/mp-e65-f28/ …

ズームレンズのマクロ表記は各社の基準で、一定以上の撮影倍率を持つものに付けられています。概ね0.3倍以上。自社基準なので、同じような倍率でもメーカーによって付いたり付かなかったり、同じメーカーでもバラバラなこともあります。

例えば、シグマの2つの、24-70mmのうち、撮影倍率1:5.3(0.19倍)にはMACROが付かず、1:3.8(0.26倍)の方にはMACROが付いています。
http://www.sigma-photo.co.jp/lens/standard/index …
しかし、撮影同じ倍率1:3.8の18-125mm F3.8-5.6にはMACROが付いていません。
http://www.sigma-photo.co.jp/lens/digital/18_125 …

倍率では上のキヤノンのEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS IIにも、特にマクロ表記はありません。
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-s/ef-s18-55-f3 …

スイッチはピント合わせの範囲を狭めるものです。マクロレンズはピント合わせの精度を良くするため通常のレンズより、リングを多く回す必要があります。通常撮影時に至近距離までピント合わせをしないように制限して、AFのスピードをあげる高価があります。
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この回答へのお礼

マクロの表記はマチマチなのですね。

”マクロレンズはピント合わせの精度を良くするため通常のレンズより、リングを多く回す必要があります”
詳しく教えていただきましてありがとうございます。

お礼日時:2011/05/11 10:47

#2さん回答にあるように、マクロレンズは撮影倍率(撮像面での像の大きさ/被写体の大きさ)が0.5倍程度以上の撮影ができるレンズです。


通常のレンズが最短撮影距離で0.1倍程度ですので、それよりもかなり拡大して写せます。
ここまで拡大(ということはそれなりに接近)して写した時にもシャープに写るような工夫がされています。
最近のマクロレンズでは通常撮影にも十分対応できますので、「近接撮影に特化」とも言い切れません。

最短撮影距離の大小と撮影倍率とは1:1に対応しているわけではないので、最短撮影距離が長いけど倍率が高い、という場合も出てきます。

最短撮影距離でマクロレンズほどではないものの、通常のレンズよりは大きく写せる(最大で0.3倍とか)ものでは、「マクロ」と表記がつくこともあります。
この手のレンズはズームレンズに限らず単焦点のレンズでもあります。例えば、手元の20mmF3.8の広角レンズにも(マクロレンズじゃないけれど)「マクロ」の表記があります。
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> 1.基本、マクロレンズは短焦点レンズの近距離撮影に特化したレンズ


> 2.ズームレンズにマクロとあるが、あくまで簡易マクロで最短撮影距離を短くしたもの
> と考えてよいでしょうか?

・その考え方で良いと思います。
(1)のマクロレンズは、近距離でも歪みや曲みが少なく、書類や図面などの正確な複写に使える高性能レンズ。
(2)のズームマクロレンズは、単に被写体に寄れるだけで、近距離の歪みや曲みの補正は考慮されていない。

詳細は下記URLをご覧ください。
http://news.mapcamera.com/trivia.php?itemid=3214

> ズームレンズのマクロというのは、最短撮影距離とは別に寄れたりするんでしょうか?

・ズームマクロレンズにも真面目なマクロ(マイクロ)レンズが過去に存在しました。
「Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70~180mm F4.5~F5.6D」レンズの場合、最短撮影距離=最大倍率です。
別に寄れたりしません。
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/fx/z …

(2)のズームマクロレンズの場合、例えばシグマ70-300F4-5.6(手ぶれ補正ナシ)の場合。
焦点距離200mm~300mmにおいて、レンズ前群を繰り出すことにより最短撮影距離を詰める事が可能です。
このようなレンズに限り、通常撮影時の最短撮影距離とは別に、レンズ前群を繰り出すことにより被写体に寄れるようになります。
この切り替えはスイッチで行います。

> (シグマさんでズームレンズのテレ端でマクロスイッチがあったんですが、このスイッチの意味もよくわからず使っておりまして・・・)
・シグマ70-300F4-5.6(手ぶれ補正ナシ)の場合。
通常撮影時の最短撮影距離は1.5mです。
焦点距離が200mm~300mmのズーム望遠域に限り、スイッチ切り替えにより、95cmまで寄れるようになります。(95cmまでピントリングを回すことが出来ます)
焦点距離300mmで95cmの際の撮影倍率は1/2(0.5)倍です。

このレンズには、使いこなす上で「コツ」があります。
・「レンズ前群を繰り出す」=F値が、より一層暗くなります。
・被写体深度が浅くなりAFが迷いやすくなる。

焦点距離が200mm~300mmの時にスイッチ切り替えでマクロ撮影を行う場合、カメラのAFは大きく迷いやすく、当てになりません。
スイッチ切り替えでマクロ撮影を行う場合は、マニュアルフォーカスで粗方、ピントに見当をつけてからAFを使わないと、中々ピントが決まらないので注意が必要です。
また、マクロ撮影域での手持ち撮影も、中々難しいレンズです。
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この回答へのお礼

だんだんわかってきました。
ズームもできて、マクロも写せて、F値は明るく
ってスーパーマンみたいなヤツを欲しがっていたのだと。


今の私には、50mmF1.4にクローズアップレンズか接写リングをつければ充分であると。

そもそも動き回る子供にはマクロは不要であることが・・。

ありがとうございます。

お礼日時:2011/05/11 16:50

#2です。


APS-Cのカメラでの、撮影倍率等倍と0.3倍の比較画像を作りました。
「マクロレンズとズームレンズ」の回答画像4
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私は70mm-300mmでマクロ機能付きのレンズを1本使っています


200mm-300mmの間でマクロ機能が使える仕様
最短撮影距離は90cmです

ズームを200mm以上にする事でレンズ側に付いているスイッチをマクロ側に動かす事が可能になります
マクロに切り替える事でフォーカスリングの可動粋が増えます
通常時は1.5mから無限 マクロ機能時は95cmから無限(メモリ読み)
通常に戻す場合はフォーカスリングを通常粋に戻す必要があります
マクロ機能使用時はズームは200mm-300mm間しか動きません
200mmでF4.5 300mmでF5.6が一番明るい値です
晴天の太陽光下でシャッター速度はF5.6で1/800が今までで最高です
明るいと思っても半分も少ない
1/100から1/200が多いです

メリットとしてはカメラやレンズ、撮影者で影ができない
あまり近寄れない物でも撮影可能

デメリットはレンズが暗いので手持ちではピントの合う距離が極端に短い
小さな花でも雌しべや雄しべにピントを合わせると花びらにピントが合わない
三脚利用でシャッター速度やF値変更、マニュアルフォーカスで対応しています

撮影対象によってどちらのレンズが良いか?だと思います
単眼マクロはレンズが明るいのがメリットです(三脚の利用頻度が減る、ピントの合う距離が長くなる)
フォーカスも近接から無限まで使えます

ズーム機能が無くても良いのでしたら通常の単眼レンズとしての使用も可能ですので単眼マクロもお勧めです
F値の差は大きいです
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通常「最短撮影距離」は焦点距離全域で「そこまで寄れる」という数値で、標準系だと40-60cm程度です。



「マクロ」と記載がある場合は2つあって、専用のマクロ機能を搭載している時は「特定の焦点距離でそこまで寄れる」意味になります。こういう場合ズーム全域で寄れるわけではありません。

もうひとつは上記の「40-60cm」以上にそのまま10cmくらいとかまで近寄れる場合です。こちらの場合はズーム全域で寄れるのですが、焦点距離によって寄れる長さが違う場合が多いです。

マクロレンズは、本来「基本設計が無限遠ではなく、1mとかの近い距離で最高性能を発揮するように設計されているレンズ」のことで、昔は通常のレンズでは特殊な事をしないと(接写リングを使うとか)、近くまで寄って撮影することが出来なかったんですね。ズームレンズの「マクロ」は、そのまま近くまで寄れるので「マクロレンズみたいなことが出来ますよ」と「マクロ」と名乗っているだけで、本来のマクロレンズとは似て非なるものなんです。ですので、メーカーによっては40-60cm以上に近寄れるのに「マクロ」と名乗らなかったりします。

望遠系のズームでマクロスイッチがあるものは、望遠側と近接側でレンズを動かす量が大きいために、「全域でAFが効くけど、遅い」「望遠側でしかAFが効かないけど、速い」の切り替えスイッチになります。
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この回答へのお礼

”「マクロレンズみたいなことが出来ますよ」と「マクロ」と名乗っているだけで”
納得できました。


「望遠側でしかAFが効かないけど、速い」
なるほど勉強になります。


どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/05/11 09:45

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