変な法律。

最近ニュースをみていて不思議に思ったので質問させて頂きます。

１．少年法？
最近ニュースになりましたが、中学生の子が集団リンチなどで人１人を殺しても実名を公表されるのは被害者だけ。加害者は少年A,Bと保護されるんですね。今の中学生って殴りすぎて人が死ぬか死なないかの判断が出来ないレベルなんですか？
立派な殺人であるにも関わらず、大人がそれでも保護しようとするのは何故ですか？大人は許されなくて、子供は許される。平等と何処でも見る言葉ではありますが、それこそ不平等だと思います。

２．精神病患者？無罪？
頭の変な人がお年寄りをめった刺しにして無罪になった事件がありますよね。てんかんもちの人がクレーン車を子供の集団に突っ込ませておいて、彼もある意味被害者だ、と言われてますよね。被害者ですか？おもいっきり加害者では…。
責任能力ってなんですか？人間生まれてきたら正常な人でも病気を持った人でも責任ってついてくると思います。てんかん患者の方の免許取りあげ問題について、別に賛成も反対もしていませんが、「他のてんかん患者は一生懸命生きている、だから職場に自分の病気の事は言わない」という書き込みがよく見られて、ショックでした。それって生きるために嘘もOKって事ですよね？お前に何が分かる！と言われたら何も分かりませんが、私も含め普通の方も今も一生懸命生きています。たまったま起きた発作の事故である日たまったま死んでしまうのは私も御免です。

？マークが多くてすいませんが、上記二つについて意見をお願いいたします。

No.1 ベストアンサー 回答者： einn 回答日時： 2011/05/18 00:57

やはり個々人の考え次第になってしまうでしょうね。

ということで、私の意見を。

(1)少年法？

おっしゃるとおり、憤慨する気持ちもわかります。
少年だからといって、更生の可能性にかけて名前を公表しないのは、
ある意味不公平です。だって更生しない可能性だってあるわけですしね。

ただ、「今の中学生って」とありますが、これは賛成できません。
なぜなら、昭和の戦後のほうが少年による犯罪が多いからです。

それは食べる為だとかそういう理由ではなく、
突発的な怒りだとか、村社会だとか、風習だとか、異常者とかです。
戦後だから、という理由もありますが、30年間続いてますし、
全てを戦争に結び付けていいものなのかどうかは疑問ですね。

現代において少年犯罪が急増している、というのはマスコミのデマですよ。
参考までに、昭和20年あたりからの少年犯罪の件数をまとめたサイトを。

http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Satujin.htm


(2)精神病患者？無罪？

これは賛否両論でしょうね。私は罪として裁かれるべきだと思います。
頭がおかしかろうが、先天的に脳が機能しなかろうが、
それを「あー、精神病や先天異常なら仕方ないなぁ」とするのはオカシイ。

人間がみんな平等だとし、差別に過剰に反応する世の中ならば、
これほどハッキリした『差別』は無いと思います。
きちんと裁いてあげればいいじゃない？と単純に思いますよね。

だって、殺すときに判断能力がなかったら何してもいいんか、
という話になりますし。ダメなことしたらダメ、これでいいと思うんですが。

まぁ、差別がどうのとかいう割には、こういうときに限って、
「うちの子は先天的に異常があって…」とか言うんですよ。あほか。
だったらはじめから普通学級に通わせるなとか、思いませんか。

服役囚全体の4分の1が知的障害者であるという話もあるようですし、
なんらかの対策なり、教育プログラムがないとずっと改善されないですね。



(2)てんかん

ちょっと別問題だったので分けました。

てんかんは先天性、あるいは後天性の病気です。
精神病とはちょっと違う、脳に由来する病気なんですよ。

病気を隠して就職活動をする人はごまんといるでしょう。
糖尿病を雇う会社はないでしょうし、鬱患者を雇う会社もありません。

ではどうしたらいいのか、というと、
これはもうその人間のモラルや考え方に任せるしかないんですよね。
てんかんをわずらってる人が、運転に関わる仕事をしたらマズイのは、
おそらく当の本人が一番よくわかっていたはずですから。

心筋梗塞を起こす人がタクシー会社に勤めるか、というと否でしょう？
普通の神経してたら、自分から、「この仕事は無理だな」と思うはず。

なので、病気を憎む世間の気持ちもわかりますが、
病気だと知りつつ重機を扱う仕事をした本人が一番悪いです。

この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。

本当にその人の「人間のモラルや考え方」なんですね。自分のことだけでなく、人のことも考えられる人が増えてほしいものです。

ありがとうございました！

お礼日時：2011/05/31 23:03

No.6 回答者： noname#136058 回答日時： 2011/05/31 09:03

日本の刑法全て人間性善説に立って作られています。

これが基本です。
１、子供は未成人だから、将来に期待があり、更生の可能性が大きいいので、保護されているのです。大人が子供を保護しなくて人類の未来はありません。
２、精神患者や心神喪失状態の人は人間でないとの考え方から、罪には問われません。クレーン車運転手の事故は運転免許を偽って取得したことに事故の原因はありますので、責任は免許を与えた警察に問題があります。
＜私も含め普通の方も今も一生懸命生きています。たまったま起きた発作の事故である日たまったま死んでしまうのは私も御免です。＞
それは不運だったと諦めるしかありませんね。
日本は民主主義の国です。
貴方の言われるような事は北朝鮮民主主義人民共和国とか中華人民共和国、タリバンの支配するイスラム国家での話しですよ。
もう一度、義務教育に戻って社会科の勉強をし直して下さい。

この回答への補足

当事者が自分の病気を隠した上で巻き込まれた事故に巻き込まれたくないと感じるのは人間当然の感情なので、義務教育に戻って一体何を学べば良いのかわかりません＾＾）不運だと最初から諦めるより何か未然に防ぐ方法を私は考えたいと思うので。どうも回答ありがとうございました。

補足日時：2011/05/31 23:02

No.5 回答者： black1971 回答日時： 2011/05/19 12:34

１．分かってない子も多いでしょう・・・

　なぜなら、殴られる痛みを知らない子が多いからです。
　昔は忘れ物しただけでビンタとか普通だったと思いますが
　今はいかなる理由でも体罰は不可・・・痛みを知る機会が
　昔のようにありません。
　痛みを知ってる人間は死ぬほど殴ることは出来ませんよ。
　保護するのは未来があるからです。
　今後更生する可能性が高く（年齢が若く精神的に未成熟）
　それに期待しているのでしょう。

２．クレーンについては加害者ですよ・・・
　弁護士は弁護しなきゃいけないから、そう言ってるだけ。
　そもそも免許取得要件を偽った事になりますし、ある意味
　いくつもの法律を犯しています。
　「ある意味」と頭につければ何とでも言えます。
　責任能力については精神的な病を持っていると減免です。
　理屈は分かりませんが、結局１と同じで、病が治れば通常
　の判断ができるように復帰する可能性があるということで
　はないでしょうか？
　被害者からすると納得感０ですけどね・・・(^_^;)


私が個人的に思うのはただひとつ・・・
確かに加害者には未来も更生の余地もあるかもしれません。
でも、殺人など命を落とした被害者は、輝く未来を永久的に
失ったわけです。
そして、被害者家族は、一生その傷を背負います。
ひょっとしたら笑顔を忘れてしまうほどに・・・

いずれにしても、日本は量刑が軽いですよね。

No.4 回答者： gesigesi 回答日時： 2011/05/19 03:10

どの程度殴れば人が死ぬかは、判っていてやっていると思いますよ。

中学生の精神性を軽く観てはいけません。

精神病患者であっても犯罪を犯したら「有罪」にすべきですよね。
これは完全に法律が間違ってます。
責任が在ろうがなかろうが、犯したことは償わねばならないはず。
責任を負えない人物を野放しにしておくことは、野獣を街に放すのと同じです。

No.3 回答者： betusiten 回答日時： 2011/05/18 22:45

１．「少年法？」について

少年が成人の事件に比べて保護されるのは，「可塑性があるから」と言われています。
中学生の頃の自分と今の自分を比べてみてください。ものの考え方，他人に対する思いやり等，当時に比べ，人間性はかなり成長しているはずです。中学生の頃なんて，相手の立場に立って物事を考えることができる子なんて，なかなかいないと思います。少年は未熟なのです。
ですので，「今の中学生って殴りすぎて人が死ぬか死なないかの判断が出来ないレベルなんでか？」は，ある意味正しいと思います。大多数の少年が判断できないとはいえませんが，一部の者は未熟ゆえにそのようなレベルなのです。
ただ，「大人は許されなくて，子供は許される」というのは若干認識に誤りがあるように思われます。
「子供は許される」というのは，単に氏名が公表されないだけであり，少年院等に収容され，自由はなくなります。また，重大事件については，いわゆる「逆送」により，「大人」と同様に処罰されます。
大人と子供を区別して扱うことは不平等であるとおっしゃられていますが，そもそも同様に扱えないものを平等に扱うことは，かえって不平等であると思います。
なお，少年の実名が公表されないのは，少年法６１条に基づくものです（但し，違反しても罰則はありません）。

２．「精神病患者？無罪？」について
責任能力は，物事の是非を弁識し，それに従って自己の行動を制御できる能力をいいます。これを欠く者は，自分で止めたいと思っても止めることができないので，責任を問えないのです。
ところで，精神病患者だからといって，必ずしもこれに該当するとは限りません。様々な事実を考慮して判定されます。
被害者にとってはたまったものではありませんが，個人的な意見として，誰も止めることができない東日本大震災のような自然災害と同様に考えるしかないと思います。
精神疾患により責任無能力者と判定された者は，刑事裁判では無罪となりますが，強制的に医療施設に収容されることになります（措置入院）。
なお，例のクレーン車の事件は，責任無能力を理由に無罪にはならないと思います。事実の詳細はわかりませんが，てんかんを抑制する薬を飲み忘れたにも関わらず自動車を運転したのであれば，その際の過去の事故歴を考慮すると，過失が認められることは明らかです。

No.2 回答者： onioni1999 回答日時： 2011/05/18 03:33

１．刑罰は「やり返す」ためのものではなく「更正」を目的としているからです。

実際、子供の犯罪者は大人になって更正することが多い。
だから子供の軽微な犯罪については前科にせず名前も出さず猶予を与えようってことです。


ただし、少年法で報道規制しているのは家裁処分などの微罪の場合だけであって、
殺人のような刑事裁判になるケースは別です。

あれは報道各社が勝手に自主規制してるだけなので、
週刊誌等ではしょっちゅう実名報道されていますよ。

逮捕＝有罪ではないので、すぐに実名報道してしまうと冤罪だった場合に
大変なことになってしまうので一般的なマスコミは報道しないというだけのことです。


２．これも同様。刑罰は「更正」を目的としているから
病気が理由であれば更正が望めない＝刑罰を与えることは妥当ではないということです。

しかしあくまでも刑罰が与えられないというだけのことであって、
加害者は加害者ですし責任も当然あります。

ましてや嘘をついて運転していた奴に情状酌量の余地はありません。

民事上では１００％の責任が生じることになります。