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 オーディオ・ケーブルの話をするとすぐにベルデンと言う方が多いと思いませんか?その方たちの言い分は、低価格でそれなりかそれ以上の品質があるということらしいです。おまけに、高価なケーブルを買うやつはバカだみたいなことも言っています。そのせいでベルデンだから良いと思い込んでしまう人(これこそが本当のプラシーボ)が増えすぎていると思います。オーディオは趣味なんだから、もっと面白みのあるものが支持されるべきだと思います。少なくとも私は、ベルデンのケーブルに所有欲がわきません。

A 回答 (3件)

ベルデン、カナレ、モガミが「御三家」でしょうか。



>> 低価格でそれなりかそれ以上の品質がある //

「工業製品としての品質」は悪くないと思います。取り立てて良い音だとは思いませんが、使うに耐えないほど酷い音になる訳でもありません。入手性が良く、廉価で、性能が保証されているので、業務用・設備用として見れば「低価格でそれなりかそれ以上の品質がある」と評価して良いでしょう。

>> ということらしい //

実際に試したことはありますか? 何事も、自分で経験しないことには分かりません。

>> 高価なケーブルを買うやつはバカだ //

一面では的を射ていると思います。オーディオに興味のない人からすれば、「電線で音が変わる」ということ自体、奇異に映るかも知れません。ベルデンでも数100円/m程度はしますが、「赤白コードが付いてるのに何で買うの?」という人もいるでしょう。

もう一面では、まったく的外れでしょう。上の3つの他にも、業務用・産業用の電線は様々なメーカーが作っており(関西通信電線、立井電線etc...)、実際に現場で使われていますが、果たして「音が良いから」採用されているとは限りません。

劇場やコンサート会場では、何10m、何100m単位で使用するので、音質よりも値段が大きな関心事になります。素人が10万円/mの電線を買ってもせいぜい数mですが、いくらそのほうが音が良いと分かっていても、そんな電線でライブをやったらチケット代が何倍にも跳ね上がります。しかも、家庭用のオーディオケーブルは性能が全く分かりません(静電容量や直流抵抗を書いている電線は皆無に近いです)。

もっとも、「心底ベルデンが良いと思っている人」も少なくないでしょう。その人にしてみれば、「安くて最高の電線があるのに、高いのをありがたがるのは『お布施』と同じだ」と思えるかも知れません。あるいは、「クセがあるのは知っているが、そのクセが良い」という人も少なくないでしょう。ギターなどの人は、特にそうかも知れません。

>> 少なくとも私は、ベルデンのケーブルに所有欲がわきません。 //

私もあまり興味はありません。電源コード、ライン/マイクケーブル、スピーカーケーブルなど、いずれも数種類ずつ試しましたが、あまり良い印象を受けませんでした(「良いものもある。全部試してから言え」という反論もあるかも知れませんが、音質を売りにするメーカーである以上、どれを使っても基本的な傾向は変わらないと思います。逆に、製品によって全く傾向の違う音を出すというのは、ポリシーのない信用の置けないメーカーだと考えます)。

しかし、「高いから良い」とも思いません。いまマイクケーブルに使っているのは、80円/mくらいの無名メーカーの製品です。ベルデンを含め5つほどのブランドを比較して、これに落ち着きました。しかし、シンセに使っているのは、敢えて色づけしたかったので、また別のブランドです。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。オーディオはあくまでも好みなのに、相手を否定してまで、自分の意見を貫き通そうとする人がいたため許せませんでした。日本橋にそんなショップがありますね。

お礼日時:2011/06/19 00:18

hemsch1751さま



 ベルデンは米国の電子・電気機器用電線・ケーブルのメーカーとしては大手です。米国の電線メーカーは専業化され、日本のように大手電線メーカーが銅線、エナメル線、電力ケーブル、通信ケーブル、機器用電線の全てを手掛けているような事業体系ではありません。
 ベルデンに限った話ではないですが、米国ではUL規格が、録音スタジオを含むAV機器全てに使用される、電線・ケーブルに適用されます。
 UL(Underwriters Laboratoris Inc.)とは、米国の火災保険会社が共同して作った、規格策定、評価、フォローアップをする非営利団体ですが、ここが制定した規格を満足しない製品で火災が発生した場合には、火災保険は下りないシステムに成っています。UL規格は大変守備範囲が広く、きちんと作られた規格ですので、米国の連邦規格、州法にも採用されていますので、米国で商売をする場合にはUL規格の取得が不可欠です。
 火災保険会社が母体ですので、電線・ケーブルに付いても、難燃性が最重視されています。LANケーブルのような通信ケーブルは、自身で火を噴くことは有りませんが、導火線に成るので、UL規格が必要です。LANケーブルの表面に”CM”という印字があったり、機器用電線、スピーカーケーブルの表面に”ULのロゴマーク(下記URL参照)AWM STYLE####・・・”と言うような表示が入っていたら、これはUL規格適用品です。
 問題なのは、高難燃性を電線・ケーブルに付与する為には、銅線は燃えませんから、絶縁体やシースに使用されているプラスチック材料の難燃性を非常に高くしなければなりません。この為に、絶縁材料に多くの難燃剤を加えます。この結果、信号伝送で重要な比誘電率や誘電正接が大きくなり、ケーブルとしては静電容量が大きくなり、ロスが増えることになります。UL規格電線は”音質”と言う観点から見ると、絶縁材料やケーブル構造等を考慮する際に、この難燃性の要求が足かせに成ります。
 例えば、日本でのみの使用のスピーカーケーブルであるなら、ポリエチレンやポリプロピレンを自由に使用できますが、米国向けを考えると、これらの樹脂を難燃化しなければ成りませんので、音質的には悪くなる方向です。フッ素樹脂を使用する事は可能ですが、高価です。
 以上のように米国での使用を目的に造られた製品を日本で輸入販売している物には、上記したような音質面のハンディーを背負っているのです。因って、ハイエンドの音質は期待出来ません。

http://www.furukawa.co.jp/tukuru/pdf/wire/wire_a …
の8ページ目にUL規格の概説があります。

御参考まで。
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懐具合が許す限り自分が良いと思ったケーブルを使えば良いわけで


どんなケーブルが自分の好みに合うかをあれこれ試すのもオーディオの面白味だと思います。
「これしかダメ」と他人に言われる筋合いのものではありません。
試行錯誤の末、べルデンに到達したのなら
その人の「好みに合った」のですから他人が否定するべきものでもありません。
しかしながら「主体性のない人」も世間にはいるわけで
「これしかダメ」と言われて簡単にそっちに傾く人もいますよね。
それも趣味のうちですから「腹の中で笑う」ことはしても
顔に出して笑うことは御法度です。

ごく親しい友人であったら苦言の一言二言はありですけどね。
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この回答へのお礼

>「これしかダメ」と言われて簡単にそっちに傾く人もいます<
本当です。日本人はこんな人ばっかりです。これだから、独創性に欠けるものばかり生まれてくるんです。

お礼日時:2011/06/19 10:27

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