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先だって、「お客様から当社の決算書を見せて下さい、との要望がありました。」
理由については、「当社と契約したいが、最近は倒産する会社が多いので、最終的に決算書を見て安心することが出来れば契約したい。」とのことでした。
当社は黒字経営会社ですが、お客様にはお見せするには、色々なリスクが考えられるので、お見せしたくありません。どう言えば良いのでしょうか?誰か知恵を貸して下さい。

A 回答 (4件)

色々なリスクが考えられるのでということは何を恐れているのでしょうか。



先方が継続的取り引きをするにあたって貴社の信用を重視するのはある意味で当然です。もし重要な仕事を貴社に任せて途中で破綻すると困るのは相手だからです。
従って堅実な会社では相手の信用が確認できないと取り引きを認めません。
従って貴社が決算を公表しないことのメリットと取り引きを断念するデメリットを同判断されるかです。

実は経理の基本となる企業会計原則というものがあるのですが、そこでは冒頭に「企業会計は取り引き先をはじめとする利害関係者に正確なけ財務状態、経営成績を示すものでないといけない」と書いています。
株主や銀行のためにだけ決算をすべしといっているのではないのです。

私も昔同種の問題で経営者と論争した事があります。
最初は難渋していたのですが、最後は自信を持って公表し、事業の拡大を目指すという方向に変わりました。
貴社もこの点を考えてもう少し広い観点でお考えになったらいかがでしょうか。
なお、相手がどうしても必要な場合は調査会社を使ってでも調べますよ。その場合公表していない以上どのようなデータを報告されても仕方ないですよ。このことも考えたほうが賢明です。
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罰則規定もある会社法の計算書類公告義務をきっちり果たしとるのなら、そっち見てね言えばええよ。



そうでないなら、出してないねんとかやんわり断るのがええのと違うかな。
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罰則規定はありませんが、株式会社である限り決算書は公開することが認知されています。



いろんな思惑があるとは思いますが、
粉飾や脱税がなくて、かつ黒字であるそんな公開に耐えられる決算書を作る事は、
結果的には企業体質を強くする事だと思いますので、
可能であれば公開について前向きに取り組むべきであると思います。
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会社法で、


●大会社なら貸借対照表と損益計算書、そうでない株式会社なら貸借対照表
を公告することが義務付けられております。違反した場合の罰則規定もあります。
実情としては守ってない会社もあり、罰を受けていない場合が多いので、目安にしかなりませんね。

質問者の会社の規模にもよりますが、
相手の会社としても、売掛金が回収できなくなるリスクの回避をしたいわけで、
この場合相手がお客様なので、見せないと契約取れない状況なわけで、不利ですね。

キャッシュフローの問題等でどうしても隠したい項目が一部あるのでしたら、
その部分だけ分からないような簡易の決算書類を作って開示して、
「この通り、健全な経営をしておりますので、ご安心ください!」的な流れに持っていくとかでしょうか。
(もちろん数字そのものを偽ってはいけませんし、詳しく聞かれたときはきちんと答えないといけませんが)

自分、経理の専門ではないので、適当ですみませんが…w
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