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米ソ水爆時のときの日本への被曝の影響は大変ひどいもので
今回の福島第一原発事故はたいしたことがない、と言われるのですが
米ソのときも、野菜や魚、牛乳などは汚染されていたのでしょうか?
水爆には、ウランやストロンチウム、プルトニウムは使われていたのでしょうか?
おねがいします。

A 回答 (5件)

今回の福島原発事故では広島原発の30~100個分の放射能が放出されたと言われています。


1998年までで2053発の原爆が世界中で炸裂しました。

水爆実験にはプルト二ウムが使われていて、原発や原爆はそれが爆発することで複数の放射性物質が拡散します。
そして、その核種によって半減期があり、ストロンチウムは約30年、プルト二ウムは2万4千年、ウランは7億年という毒性の寿命の長さから、一度放出されると人間の寿命の長さで比べ物にならない物で、全部積算されて私達に影響を及ぼして来ます。

ですから、広島に原爆が落とされる前の原爆実験から冷戦時代の原爆、水爆実験、スリーマイル島、チェルノブイリ、今回の福島原発事故と全部の積算です。 また、六ヶ所村や英国のセラフィールドの垂れ流し問題などもありますし、海に捨てられた廃棄燃料もあります。 今戦争に使われている劣化ウラン弾問題も放射能汚染となっています。


中国が核実験を行なったときは、日本で雨が降ると、「雨にぬれると禿げるから雨に濡れてはいけない」と、皆が言っていました。 ヨウ素を取らなければいけないと親達は、海草を食べさせました。
でも、今の様に情報があるわけでも無く、セシウムやストロンチウム、プルト二ウムなどのことを知る人は殆ど居なかったと思います。
私はその頃、幼児でした。 私の同級生には白血病で亡くなった者も居ますし、乳癌で亡くなった者も居ます。 私も含め、多くの同級生や同年代の者は乳癌や子宮癌など経験しています。 子供の頃、近所のお姉さん達の数人が甲状腺異常で目が飛び出していました。
今、日本人の2人に一人が癌で亡くなるといわれていますが、冷戦時代の放射能の影響も大いに加担していると思います。 私の子供時代、癌で無くなる人は大変稀でした。 脳卒中と老衰が殆どです。 私の癌になった友人達も私も、両親も、その祖父母も癌患者が居ない人が殆どです。

結局。 今、世界中、放射能に汚染されていない地域は無いと思います。 
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警戒区域に指定された地域はもちろんのこと、東北地方では間違いなく福島第一原発事故の影響は過去の核実験の影響を遙かに凌駕するでしょう。

一方福島から離れた西日本では、放射性降下物の量や農畜産物の汚染に限れば核実験の影響が大きいでしょう。日本全体で考えてどうなるかは分かりません。検証は難しいでしょう。

尚、核爆弾と原子力発電所では燃料が違うので放射性生成物の比率も違い、さらに環境中に拡散するメカニズムも違うので単純な比較は出来ません。水素爆弾は重水素と三重水素(トリチウム)の核融合を利用した爆弾で、核融合反応では有害な生成物を出しません。ただし、起爆に通常の核分裂爆弾を利用しているため結局核分裂生成物をばら撒きます。大気圏内で爆発すれば、全ての生成物が大気圏内に放出され、成層圏を移動して地球全体に影響を及ぼします。チェルノブイリの事故では燃料こそ福島第一と同様の低濃縮ウランですが、水蒸気爆発で完全に解放された原子炉から黒鉛火災の上昇気流に乗って炉内にあった放射性物質の多くが成層圏まで巻き上げられ、広範囲に影響を及ぼしました。
一方、福島第一では格納容器が完全に破壊されることはなく、一定の気密を保っています。そのため、炉内にある放射性物質のうち大気中に放出されたのは沸点が低く気体になるものと、酸化物が水溶性で水蒸気(の中の水滴)に乗りやすいものにほぼ限定されました。つまりヨウ素とセシウムです。ただし、廃水に混じって海洋に放出された中にはより水に溶けにくいもの(ストロンチウム等)も多く含まれていると思われます。

水爆の起爆用を含む原子爆弾は高濃縮ウランやプルトニウムの核分裂反応を利用したもので、核分裂による生成物の他に反応しきれずに飛び散ってしまうウランやプルトニウムも放出されます。どの程度が反応してどれくらいが飛び散ったかが分からなければ放出された放射性物質の割合も分からないのですが、これは核兵器の性能に直接関わる軍事機密なので明らかにされることはないでしょう。

過去の核実験では周辺住民に様々な健康被害があったとされていますが、これも何らかの機密に抵触するのか全容は明らかになっていません。ただし日本国内での影響については多くの調査がなされており、今のところ核実験由来の降下物による健康被害は確認されていません。
福島第一の事故については、長期的な追跡調査が行われることが既に決まっています。日本人としては有り難くありませんが、日本というインフラの整った国で広範囲な調査が行われることで、低線量放射線被曝の影響について新たな知見が得られるかもしれません。
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時々そんなデマを流す原発コジキがいますが、そのタイプは科学的素養が希薄な原発作業員や、理系的素養が皆無の原発法制面の学術者(←これはよくTVに出てきていた)とか。


全く信憑性がない人たちですよ。


米中ソの核実験による影響は世界中に広がりましたが、日本に最も影響が大きかったと思われる1963年とその翌年の茨城県における測定結果。

測定品目:野菜
        Sr90    Cs137
1963年度 2.0Bq/Kg 1.7Bq/Kg
1964年度 0.8Bq/Kg 0.7Bq/Kg

測定品目:牛乳
        Sr90    Cs137
1963年度 0.4Bq/L 不明
1964年度 0.6Bq/L 2.6Bq/L

単位換算してあるので、計算ミスしてるかも。


さーて。この昔のデータを見て、核実験時代の方が「今」より、物凄く凄かったと言う人がいれば、バカ扱いしてください。
既に私は何人かを完全バカ扱いしています。

また、核実験するとウランやストロンチウム、プルトニウムの放射性物質が撒き散らされます。
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>米ソのときも、野菜や魚、牛乳などは汚染されていたのでしょうか?


 牛乳は知りませんが、汚染度は今の比じゃありません
 例えばビキニ環礁では67回もの核実験が行われてます


>水爆には、ウランやストロンチウム、プルトニウムは使われていたのでしょうか?
 ウラン238、重水素化リチウム、プルトニウム239は使用されていますが
 ストロンチウムは使われてないような・・・
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