プロが教えるわが家の防犯対策術!

第二次世界大戦の、国別の戦士者数で、
旧ソビエトの戦死者数が、けた違いに多いのは、
どうしてですか。

A 回答 (4件)

ソビエト連邦の戦死者は2000万人とも言われますが、軍人だけの死者で2000万に達するはずがありません。



おそらく、戦死者数の数字は軍人の死者だけではなく、戦争による全ての犠牲者を含んでの数字でしょうね。

ソ連の戦争犠牲者が異常に多いのは、当時のソ連の独裁者である「スターリン」の戦争指導に原因があります。

スターリンという人間は、戦争を有利に遂行するためであれば、たとえ一般市民が多数犠牲になろうとも一切、気にかけませんでした。

軍事産業を維持するため、敵が迫っても一般市民が避難することを断固許さず、軍と共に都市に篭城させた訳です。

特に「スターリン・グラード」や「レニン・グラード」のような重要な都市の攻防戦においては、例え戦線が崩壊していようとも軍・民の撤退を許さず、とにかく死守させました。

このために多くの軍人や市民が敵の攻撃だけでなく、餓えと寒さでも死んでいきました。

また、スターリンは極度に猜疑心が強い人物としても知られ、自分を支持する人間であろうとも、スターリン自身の目から見ると不審な点があると、容赦なく処刑しました。

しかも個人ばかりではなく、不審人物が所属する組織や集団ごと処刑の対象としていました。

違った見方をすると、ソ連は戦勝国なので政治的な理由で粛正された者も戦争犠牲者に含めて水増しし、敗戦国に責任を押し付けたという可能性もあります。

なので、桁違いの戦死者数は、戦死者(軍人)、戦争による死者(市民)、戦争中に発生した政治的粛正による死者の合計と考えた方がよいかと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/30 17:44

1.ナチスドイツの機械化部隊の攻撃力は凄まじかった。



2.ヒットラーはスラブ民族を劣等民族と見做してせん滅作戦を命じた。

3.スターリンは自国の兵士に満足な武器をもたせずに前線に送った。銃は二人に一つしかなかった。丸腰の兵士は死んだ兵士の銃を拾って戦った。

4.スターリングラードは独裁者の名がついているので双方ともかなりのこだわりを見せこの戦闘で最大の死者が出た。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/30 17:45

ソ連の戦術は人海戦術、焦土戦術、督戦戦術で、どれも大量の犠牲者が生じるのです。


ソ連は何の訓練も受けていない民間人を強制的に徴用してやみくもに最前線に投入しました。弾に当たって死んで来いというのも同然でした。そうすれば敵の弾はいつかは在庫切れになるだろうという発想です。焦土戦術は広大なソ連の国土を利用した戦術です。わざと敵を自国領土の奥深くに引きずり込む。そうすれば敵の食糧は無くなって冬将軍が味方して敵は餓死・凍死するという発想です。しかし置き去りにされた住民にも膨大な犠牲者が生まれました。
督戦戦術は最前線から脱走しようという自軍兵士を後方で待ち構えた督戦隊が機銃掃射で皆殺しにするという戦術です。退却が許されない兵士は死を覚悟で前に進んで九死に一生を得るしか生き残れませんでした。スターリンは祖国防衛といいながら人命軽視の精神で大量の犠牲者を出しました。ソ連にとっては最後にソ連が勝てれば自国民にどれだけの犠牲者が出ても問題ではなかったのです。日本の共産主義者は、非人道的なソ連の戦いぶりを歴史の授業で教えることもなく、ソ連を地上の天国と賛美しました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/30 17:46

1 参戦している軍人数が多い


2 ドイツに不意打ちを食らった
3 政治将校がいた


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E6%B2%BB% …

何をしていたかというと、軍人がちゃんとソ連共産党の言うとおりに戦うかの監視。
そして、監視は基本的に厳しく査定します。
文中にあるように、無理な作戦行動をとらせました。

1に関して言うと、人口=軍人が多いので、物量作戦をやりました。単に物量ではなく、戦車に乗る兵士も物量の一つ。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!