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平安時代から室町時代の農民の暮らしが覗ける小説が読みたいです。
平安から室町の間なら、どの時代、どの時期でもかまいません。
無ければ農民じゃなくても良いです。平成の今とは違う平安から室町時代にそこでその人々がどう生きていたのかとゆう事を感じられる物であれば。でも本当は、その時代の底辺に生きていた農民達がどんな環境でどんな圧をかけられどんな事を思いながら生きていたのかが知りたいです。
それを知れるピンポイントな小説であったら最高に嬉しいですが近い物でもとてもありがたいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 No.1の方の回答が付いてから、補足もお礼も書き込まれていませんので、質問者にご覧になっていただけるかどうか、心もとないのですが、書き込ませていただきます。



 本日、岩井三四二著『清佑、ただいま在庄』を読みました。
http://www.amazon.co.jp/%E6%B8%85%E4%BD%91%E3%80 …

 現在の大阪府南部にあった(実在したかどうかは知りません)「逆巻庄」という京都の大寺の荘園を舞台にした小説です。時代は、28ページ(単行本でのページ。最初の章「吉所始め」の最後の方。)の記述から文亀2年(1502年)のことだと分かります。
 主人公は、荘園領主の寺から代官として派遣された僧の「清佑」。荘園内の農民たちが引き起こす事件や、近隣の地頭とのトラブルを解決すべく奔走します。

 同じ作者の『月ノ浦惣庄公事置書』

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E3%83%8E%E6%B5 …

も同じような時代の農民たちを描いた作品だったと記憶しています。(細かいことは忘れましたが。)


 「農民文学」といったものは確かに平安~室町時代には存在しませんし、貴族などが残した記録は限定された範囲しか扱っていないでしょうが、高校の日本史の教科書では必ず登場する資料「紀伊国阿弖河荘(あてがわのしょう)百姓訴状」のように、農民の側から書かれた資料はけっこう残っています。それらを元に書かれた小説というのは、探せばそれなりに見つかると思います。


「阿弖河荘百姓訴状」はたとえば次のURLのページで触れられています。(「◆鎌倉時代の地頭」の最後の部分)
http://plaza.rakuten.co.jp/froggyfrogs/diary/?ct …

 小説と限らず、歴史の研究書も視野に入れられてはいかがでしょうか。歴史カテで質問してみるのも一つの方法だと思います。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます。
勉強不足なのに。すみません。なるほど。
とりあえず、紹介していただいたものから色々考えて、また質問してみようかなと思います。
ありがとうございます。
早急に読ませてもらいます。

お礼日時:2011/10/04 20:26

「小説」とはもちろん近現代の小説のことですよね。


まったく思いつきません。思いつかない理由を考えてみました。答えは簡単。資料がないからでしょう。
平安時代から室町時代に文字で記録を残せたのは貴族・僧侶・武士。彼らの日記は「何月何日、誰それ来る」みたいな日常の記録です。農民の生活に興味も関心もなく、接点もありません。だから記録が残っていないのでしょう。
「農民」の「小説」でなくてもよいなら「宇治拾遺物語」や「今昔物語」などの「説話」に「庶民」の暮らしが描かれています。
「平安時代から室町時代」で「小説」でなくてもよいなら漫画「カムイ伝」に江戸時代の底辺の人々の暮らしが描かれています。
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この回答へのお礼

お礼、遅くなってすみません。
なるほど。勉強不足ですみません。でも、その分とても為になりました。
ありがとうございます。
カムイ伝、宇治拾遺物語、今昔物語
早急に読みます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/10/04 20:21

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