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あまり現代ものの暗く悲惨でドロドロした話は嫌いなのですが
馳星周さんの「不夜城」「鎮魂歌」「長言歌」の三部作は、ものすごく好きでして、

■似たようなお話があればぜひ読んでみたいと思うのですが、
  お勧めの作品があれば教えてはいただけませんでしょうか。
  (主観ですし、上手い表現が見つかりませんが…
   ただドロドロしているのでもなく、恋愛至上でもなく、
   わりとドライに淡々と、人間のいじらしさが描かれている感じ、と言いましょうか…)

■また似た話ではなくても「不夜城」シリーズがお好きな方の、「これはお勧め」という作品が
  ありましたら、教えていただけるとありがたいです。ジャンルはなんでも結構です。

好きな作家さんは北方謙三さん(ハードボイルド除く)、山岡荘八さん、塩野七生さん、
小野不由美さん、京極夏彦さん、福井晴敏さん、神林長平さん、等です。
東野圭吾さん、高村薫さん、は私にはあまり合いませんでした…

どうぞよろしくお願いたします。

A 回答 (1件)

「坂東齢人が馳星周になって『不夜城』を書くにいたった道筋というものが、おぼろげにも見えてくる。

アンドリュー・ヴァクス→花村萬月→梁石日→ジェームス・エルロイ。なるほどぼくは、自分が見つけた道を清く正しく真っ直ぐ歩んできたのである。」(坂東齢人「バンドーに訊け!」あとがき)
http://d.hatena.ne.jp/nayuta-mahiro/20091020

「だから、僕がエルロイに何を求めているかといったら、彼の描く人間の情念ということになっちゃうのかな、それを読みたいんですよね。」(「ジェイムズ・エルロイ ノワールの世界」ユリイカ臨時号)
坂東齢人はだから、自身が読みたい本「ノワール(人間の情念)」を書くために作家馳星周になったのだ、と。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなりまして、失礼をいたしました。申し訳ございません。
リンクを貼っていただいたエッセイ、とても面白かったです。
『絶望的にまで寒々しい孤独と、救いがないということ自体が救いであるという、
 逆説的な、脳味噌をぐちゃぐちゃにしてかき回されるような感動』
まさに不夜城シリーズに言えることだと思いました。
教えてくださって、どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/11/11 17:05

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