プロが教えるわが家の防犯対策術!

「デフレの日本は実質金利は相対的に高く、米国の実質金利との格差は広がっている。」
と新聞に出ていましたが外国人が円を買ってどうなるんでしょうか。

デフレは
物の価値が下がり、お金の価値が上がることですが
外国人が円を買っても日本で使わない限りメリットが有るんでしょうか。

出来れば経済音痴にも理解出来るような回答お願いいたします。

A 回答 (5件)

>現在は円高の為に実質日本の方が金利が高い



通貨が高い=金利が高いという方程式はありません。

為替レートと金利は関連があるくらいに考えてください。

なお、時事経済の解説記事というのは通常短時間で仕上げるものですからそこまでつめて書かれていません。また、状況にあわせて「AだからBが起こった」「BだからAが起こった」などとつじつまが合うように書くことなど珍しくありません。
ときにはどこかで聞いたような話の切り貼りのような解説もあります。
(私も人のことは言えませんが。)

また、「世界経済」というなにか特別なものがあるわけではなく、その動きも元をただせば日常の小さな商行為一つ一つに還元されます。
結局は人間の感情が大きく影響するのでよく分からない理不尽なことも起こります。
それを何とか理詰めで理解しようとするのが経済学です。
基本的に経済学は実体経済の後追いになるので完全な解説は不可能です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>基本的に経済学は実体経済の後追いになるので完全な解説は不可能です。
 
胸のつかえが取れました。
実質と言う言葉に惑わされていました。

丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/24 11:36

前回の回答は


>外国人が円を買っても日本で使わない限りメリットが有るんでしょうか。
に対してのものです。

>この場合デフレは関係なく

為替による損益自体は、交換レートによりはっきり数字で表されますから常に「名目」です。

デフレとはある通貨がその通貨の発行国で使いでがある状態になっていく(お金の価値が上がっていく)ことです。
逆に使いでがなくなっていく(お金の価値が下がっていく)のがインフレです。

インフレで価値が下がる通貨はあまり持ちたくないですから、どちらかというと売られます。
ただし、金利が高いか安いかにも左右されます。

デフレで金利も高いとなれば割と安心して買うことができます。

>円高だから買われているだけと考えればよいのでしょうか。

円高傾向だから買われている、買われているから円高になる。という感じでしょうか?

先行き円安だと思えば買われなくなって、その場合買われないからさらに円安になって…となるでしょう。

>実質金利高とは円高と言うことでしょうか。

違います。
為替の比較で「○○高」「○○安」というのは2つの通貨の交換レートの変化のことです。

----------------
もしかすると「実質」という言葉にとらわれすぎではないでしょうか?
単なる「金利高」で考えればしごく当然の行動です。

少し前、豪ドル預金や債券が高金利で日本で人気でしたが、円高(豪ドル安)の傾向が強まると落ち着きました。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>もしかすると「実質」という言葉にとらわれすぎではないでしょうか?
 
そうでした。


アメリカの金利より日本の金利の方が数字上では低いが
現在は円高の為に実質日本の方が金利が高いので
ドル売り円買いになり更に円高に拍車がかかっている。

こう言う理解でいいのでしょうか。

補足日時:2011/10/24 00:13
    • good
    • 0

利息でお金が増える理屈は説明の必要はないと思いますので、為替相場の変動による海外投資のメリット(デメリット)について説明してみます。



たとえば

1ドル=100円のときに外国人が円を買った(円に両替した)とします。

外国人の財布から1ドル札が出て行き、代わりに100円玉が入ることになります。

やがて1ドル=50円(2ドル=100円)になったとします。
そこで外国人が円を売ります。(ドルに両替します)。

財布の中の100円玉が出て行き、代わりに1ドル札2枚が入ることになります。

外国人の財布の中身が1ドル→2ドルと2倍になりました。

※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

為替で利益を出す事は理解できました。
この場合デフレは関係なく
円高だから買われているだけと考えればよいのでしょうか。

実質金利高とは円高と言うことでしょうか。

お礼日時:2011/10/23 19:18

円の実質高金利⇒円買い⇒円高という発想かと思いますが、外為が絡んだ因果関係は単純ではありません。


まず因果関係と相関関係に注意する必要があります。
この例でいえば円の高金利は本当に原因なのか、もしかすると結果ではないのかという疑いです。円高⇒輸入デフレ⇒実質高金利という見解も可能です。
同じように円買いなのかドル売りなのかという問題もあります。ドル売りが原因であれば別の動機を探さなければならなくなります。そしてそのときなぜ円が選ばれたのか?

マスコミや評論家は後講釈で誰かに責任をかぶせて煽るような解説をしますが、あまり真に受ける必要はありません。結果に注釈を付けることは誰にでもできます。事前に予測できるのは神様しかいません。
そのくらい外為(大げさに言えばマーケットすべて)は複雑怪奇だということを理解していただければ十分です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
デフレだから円高なのか、その逆なのか
複雑怪奇です。

お礼日時:2011/10/23 19:07

アメリカ人の立場で考えてみる。



http://kakaku.com/gaikadepo/hikaku.html
年利 0.25% なのでアメリカの銀行に1ドル入れておくと
日本の金利は 0.1%

1.0025ドルになる。

http://gaitametore.com/daily/usdjpy/2010

2010年の1月に 1ドルで93円買う
2010年の12月末には 1ドル81円になっている
1月の93円は 金利 0.1%で  日本円93.093円を持っているから ドルに変えると1.15ドルになる。 つまり 15%の利益。

日本国内での 金利は 0.1%だが為替変動を考えると ドルベースでは大儲け
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
為替の利益が出ることで円が買われていることですね。

お礼日時:2011/10/23 19:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!