人生のプチ美学を教えてください!!

私は日本画を専門に学ぶ者ですが、
今マリア観音について調べています。

色々と調べていく中で、マリア観音とは中国に伝わる「慈母観音」のことであるという記述を見つけました。確かに各地に残るマリア観音の姿は、およそ西洋風のマリアとは言い難い形をしていますし、そうであってはいけなかったから既存の観音に似せて作ってあるのだろうと思います。

そこで質問なのですが、隠れキリシタンが信仰を隠すために作ったこの像は、慈母観音やその他の既存の観音としてではなく、「マリア観音」という独自性を持っていないのでしょうか?
この像はつまり伏されるべきというか、現代の日本のキリスト教徒にとっては迫害を象徴する忌まわしい代物に過ぎないのでしょうか?

私はむしろこの像にこそ、迫害を受けてまで信仰を貫いた、純粋な美を感じ、その独自の美を描きたいと思っています。

キリスト教徒にとって「マリア観音」とは何か?
マリア観音を独自に信仰している人や宗教があるのか?
また、あるのであればそれはどういったものなのか?

文献やサイトなどでも構いませんので、教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

幕府の弾圧などから、隠れキリシタンとしての統一行動がとれないため、地区ごとに独自に変化していってしまったことでしょう。



キリスト教にとって、偶像はあくまで偶像であり、信仰の対象とはなりえません。
マリア観音を独自に信仰している人や宗教は、キリスト教ではありません。
キリスト教徒が、マリア像に向かって拝むのは、そのマリア像やキリスト像を拝んでいるのではなく、その象の先にある天界の神や聖人に対して拝んでいるのです。
キリスト教徒にとって、マリア観音は、歴史のオブジェクトであり、信仰の対象とはなりえません。
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マリア観音は本当に、キリシタン”が”マリア”として信仰のシンボルとして祭ったのでしょうか?


キリスト教徒ではなく”キリシタン”特に”隠れキリシタン”にとっては、信仰のシンボルになりえたかも知れません。
現代のカトリックではマリアは”聖人”としてみているが(主イエスキリストの母”であり”神の恩寵”を受けた人ですね。”所謂新教”では聖人とか神とかとしては見なさないのが普通です。 隠れキリシタンでも、主なる神は”キリスト”であり”マリア”ではないでしょう。
従って”マリア観音を独自に信仰している人や宗教”は無いでしょう。
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 正しいキリスト教徒にとってはマリア像というのは、


「ヨハネの黙示録の言う大姦婦」であり、世の終わりに裁かれる悪の象徴です。

それは、イエスの母マリアではなく、セミラディス(またはセミラミス)であり、イシュタル神信仰です。
子供を抱いた聖母子像はタンムズを抱いたセミラディスであり、真のキリスト教とは何の関係もありません。

そして、マリア信仰のローマカトリックこそ、世の終わりに裁かれる大姦婦の正体です。
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一般的にキリスト教で言う”マリア”はイエス キリストの母のことです。

無論聖書には別のマリアも出てきます。がキリスト教徒が考えるマリアはイエスの母です。マリアはカトリック教会では”聖マリア”として尊い人として崇められております。
いわゆるプロテスタントでは単に、神に選ばれ”イエス”の母になった信心深い女性と見ているのではないでしょうか。
そのマリアを唯一の信仰対象とする宗教はないでしょうね。また、マリア観音は一般的な観音像を転用したのではないでしょうか? 写真でしか見たことがないのですが。
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