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お寺にある門は「山門」と呼ばれていますが、神社にある鳥居と本殿の間にある門は何と呼ぶのでしょうか?

A 回答 (3件)

お寺は山と考えています。

だからほとんどの場合「○○山○○寺」といいます。なので山門ですね。

神社の場合は「楼門」といいます。「楼」は高い建物や櫓の意味です。ですから門の上に建物が乗っているような、あるいは上に人が立って見渡せるような門は全て「楼門」です。
柱だけで上に人が乗れないのはただの「門」です。
そして楼門の両脇に神像などが飾ってある場合を「随身門」あるいは「随神門」といいます。

最近、自称専門家や寺社の関係者でも勘違いしている人多くなってますけど・・・
お寺の仁王門も仁王が居るので随身門です。また随身が居ないのに随身門だという人もかなり出てきています。

随身というのは平安の頃貴人の警護のために前を歩く武士の事で、家に居るときは門前で警護していたわけです。仁王さんも神社の神像も警護のために居るのですから随身門で、神様の場合は特に「身」を「神」に換えて随神門と書いたりするのです。

ちなみに最近「鳥居は結界の入り口」などと言ってる自称専門家が多いですね。でもこれデタラメです。
鳥居は神域ではなく、領地や氏子の住んでいる地域の入り口にもあるんです。
実際の神域、つまり結界の範囲は鳥居でも楼門でもその周囲に玉垣と呼ばれる垣根があるかどうか出来まるのです。
玉垣も一重ではなく外玉垣、内玉垣などとあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とてもお詳しいですね。私もそれだけ知識があれば漫画やゲームなど創作活動に活かせるかせるのですが。

お礼日時:2014/10/08 23:43

回答とは少し違いますが、神仏習合といって、長らく日本では日本古来の神(神道)も仏の化身として、これらを一体と見て信仰していました。

江戸時代あたりから神社は神社らしくという志向が出てきましたが、基本的に寺も神社も同じと考えられていたことは留意ください。
そういう目で神社やお寺をみると、いろいろごっちゃになっていて楽しいですよ。

神道についていうならば、初期のものは露天の広場で祭事が行われていただけのもので、社(神社)や人がくぐれるほどの鳥居などは後から、おそらく仏教の影響で作られるようになったと考えられているはずです。初期のもののイメージは、神話の天岩戸の岩の前で神々が天照を出そうと宴会をしますが、その宴会が神道の原型をとどめているものと考えられています。

この回答への補足

今は閉鎖してしまった質問サイトで、「何故寺院にもお賽銭箱があるのか?」と質問したところ、神社と寺院は宗教が混ざり合ってしまった事を教えて頂きました。和洋折衷なのは昔からなんですね。

補足日時:2014/09/25 09:17
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この回答へのお礼

ありがとうございます。昨年の夏から一眼レフ片手に神社巡りを始めましたが、知らないことが多く質問サイトで聞きながら勉強して行っています。身近に有りながら知らないことが多く面白いですよね。

お礼日時:2014/09/25 09:13
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私の見たのは左右に部屋があり木彫りの象(随身)が置かれていましたので、神門の中でも随身門と呼ばれるみたいですね。ありがとうございます。勉強になりました。

お礼日時:2014/09/25 01:05

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