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毎日円高と騒いでますね。

で、その円高の原因を調べてみると、「***が円を買っているから」という情報がいろいろ出てきます。
まるで円を買いたい人だらけのような錯覚に陥ります。

確かに買う人が多いから円高になるとは思いますが、その反面売っている人がいるから取引が成立しているはずです。

もし本当に買いたい人ばっかりなら、あっという間に1ドル0円に近づいていくのではないでしょうか。
しかし実際には急激に0円に近づくなんてことは無く、毎日の変動は数銭程度です。
このことから考えると、売り手と買い手がほぼ同数存在し、バランスが取れているようにも思えます。


一体誰がバランスが取れるだけ円を売っているのでしょうか?(日銀の介入以外で)
もしくは圧倒的に円の買い手が多い環境でも、急激に1ドル0円に近づかない理由を教えてください。

A 回答 (7件)

ドル円が100円の時に、円を買った人と売った人がいるとします。



ドル円が75円になりさらに円高になりました。
→100円の時に円を買った人は25円の損
→100円の時に円を売った人は25円の利益。

つまり、円高の時に売りまくっている人が大儲けしてるってことです。
もっと、「円高に進むと思っている人が円を売っているわけです。」

>まるで円を買いたい人だらけのような錯覚に陥ります。

そうです。そういう人たちが大損しているってことです^^

じゃあ、誰が売っているのか?
答えは、海外の大手投資ファンド達です。
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まず根本的に日本は恒常的に円買い需要が大量に存在しています


それは何かといえば外需産業です
外需は海外で売ったものは当然円決済ではなくドル決済です。
しかし決算はドル建てではありません。また支払いもドル決済もあるでしょうが、円決済も大量に存在します。
つまりドル決済で得たドルを円に買えなければいけないのです。
日本は一貫して貿易収支は黒字なので内需の円売りより外需の円転によル円買い需要のほうが圧倒的に多いのです。
これが常に円買い需要を作り常に円高に導く第一の要因です。
もう一つは日本買いの投資が少なく、海外買いの投資が増えていることも同じ理由で円売りより円買いのほうが多い理由につながっていると思います。
 ドルの金利が上がれば円キャリートレードが復活して(円を借りて他のものに投資するので返済する際に円をドルに戻す。結果的に円売りですね)円安の流となるファンダ要因になります。

それとドル円レートが0になるなどということはドルの価値が0になるということなのでアメリカが復活不可能なデフォルト(経済が壊滅つまり社会そのもがなくなってしまうということ)になることになります。
それは現状ではありえないですね。
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>一体誰がバランスが取れるだけ円を売っているのでしょうか?



「円」は自国通貨なので「ドル」や「ユーロ」で考えてみるとピンとくるかもしれません。

たとえば昔旅行して「ドル」や「ユーロ」が手元に残っているとします。
両替は手数料もかかるし面倒なので放ってあります。

しかし、ドルがどんどん高くなっていって、わざわざ両替する手間以上に儲かると思えば皆売りたくなるはずです。

日本人以外にとっての「円」も同じ事です。
もっと積極的に先回りして「円を買っている」人もいるでしょう。
円が高くなってきたところで「円を売り」ます。

このような行動が世界中で取られれば巨大な「円の売り手」となります。
この「塵も積もれば」式の実例に「ミセス・ワタナベ」があります。

「ミセス・ワタナベ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BB% …

また、1,000兆円近い政府債務、少子高齢化などを根拠に、一貫して日本に弱気の投資家・投機家もいますから、彼らの視点に立てば、円が高くなったところは絶好の「仕込みどころ(円売り)」、あるいは「損切りどころ(円売り)」ということになります。

>圧倒的に円の買い手が多い環境でも、急激に1ドル0円に近づかない理由

もし本当に圧倒的に買い手が多ければその相場は青天井で上がって行きます。

「売り手と買い手がほぼ同数存在し、バランスが取れているようにも思えます。」とのご推察通り、市場では売り手(売りの量)と買い手(買いの量)は【常に】一致しています。

なぜなら、一致しないと値が付かないからです。
売りにせよ買いにせよ、どちらかが多い状態が解消されるまで値段は動いていきます。

株でもなんでも相場がものすごい急落をすることがありますが、あれは売りが極端に多い(or買いが極端に少ない)状態です。

日常生活での「買い手がいないと売り手は値を下げ」「値を下げると買い手が現れる(増える)」という原則は為替市場でも全く同じです。

ということは、円がジリジリ値を上げているのは「円の買い手が圧倒的に多い」のではなく、「差し引きで買い手のほうが少し多い」状態が長期間続いていると言えます。

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いまひとつ納得できなければ「円の買い」=「他通貨の売り」で考えてはいかがでしょうか?

円相場の中心をなすのは「ドル円」「ユーロ円」ですから、少数通貨は除外してもいいでしょう。

円が高いということは「ドル」「ユーロ」が安いということで、「1ドル0円」はドルが無価値(紙くず)ということです。

紙くずになると思う人もいるのでしょうが、今現在の世界中の人々はドルの価値は円で考えると70~80円くらいが妥当と考えているということです。

もちろんドルやユーロの先行きを懸念する人が増えれば、ドル売り(円買い)、ユーロ売り(円買い)が進みますが、米国も欧州も徐々に良くなると思う人が増えればドル買い(円売り)、ユーロ買い(円売り)に変わってきます。

このように為替市場の値段というのは相対的なものなので、株が暴落して1円になるような絶対的な価値の喪失とはちょっと違うわけです。

※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください
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まず、この手の事を考えるには購買力平価の考え方を理解する必要があります。



【全く性能が同じ車1台のお値段は日本車80万円、米国車1万$】の状況だったら購買力平価では次のように為替が決まります。
1万$=80万円 ⇒ 1$=80円
では、日本の物価は変わらず、米国が超インフレになり米国車のお値段が2万ドルになったら・・・

この状態で1$=80円のままならば、簡単にお金儲けできます。
つまり、日本車を購入して米国で売れば80万円の車を1$=80円換算では1万$と何と米国車の半額で販売できます。
これならば日本車は安いので売れます、しかし、これをやると1万$⇒80万円に変えて日本車を買います。
つまり、車を販売する毎にドルを売って円を買います、その結果円買いドル売りが強まって円高に動きます。
その結果・・・2万$=80万円 ⇒ 1$=40円で落ち着きます。

現在の購買力平価の為替レートで考えると企業物価PPPでは1$=100.87円(8月時点)となっています。
http://www.iima.or.jp/pdf/PPP/doll_yen.pdf
購買力平価では長期で適合すると言われています。

>もしくは圧倒的に円の買い手が多い環境でも、急激に1ドル0円に近づかない理由を教えてください。
仮に購買力平価から大きく円高、円安になったら上記のメカニズムで必ずお金儲けをする人が現れて、購買力平価の為替レートへ戻そうとする動きが強まるので、簡単には1$が0円にならないのです。
仮に1$が0円に近い状態になれば、それを利用してお金儲けを企む奴が出てきて、それが円安方向へ向かわせる力になります(この場合は日本の経常収支の悪化)。
もしも1$=0.000000000001円になったら・・・ニューヨーク証券取引所上場企業を個人レベルでも買収できるかも知れません。
そうなったらコカコーラでもマイクロソフトでも何でも買収しちゃいましょう。
ただし、そのお金は円⇒ドルに変えて企業買収をするので、今度は円安圧力となって妥当レートへ戻そうとします。
逆に円安バブル時代は、それを利用してお金儲けをしようとする奴が出てきて、それが円高方向へ向かわせました(日本の経常収支が過去最大級の黒字だった)。

最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。
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触っている人が少ないから動いてないんですよ。


ディーラーだって成績表があって、悪いと解雇されます。
したがって動かない通貨は基本的に触りません。
 
日本時間は主に実需筋のみ。これは金融に馴染みの薄い日本の傾向です。
それでも東京市場は規模がありましたから、昔は海外ヘッジファンドが
逃げのタイミングで東京時間に参入してきたものです。
主戦場がシンガポールや上海に移ってから東京時間も活発になりました。
 
輸出企業が円転するのでドル売りで円高が進みます。
今年と去年の9月に介入がありましたが、あれは決算期のドルの売り場を提供したものです。

海外勢が避難用として90円台から保持しているポジションが多数あり、
それらが利食いに走ると一挙に円安になります。
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私素人ですが、お金はただの紙切れではなく,円もドルその分の価値があるのです,だから円だけが買われてるわけではなく、ドルも動いてるのだと思います,そのかかで、スコシダケ、エンノホウガシンニンガあついということでは?。

普段でも100円や90円のかちはあるのだから、世界中に、カチハシントウシテイテ、ウゴイテイルノハ、数字だけのこと、意味わかるかな,ウリカイシテルアイダニ、円の信用度が少しづつ高まった結果では?。
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円を売る、つまりドルを買う・ドルが必要な実需が ある個人会社組織があるといういうこと。


銀行証券などは、顧客からの注文で、ドルへ両替し、その分、外為市場で交換します

例えば、
米国に行く予定のAさんは、銀行で円を売ってドルを買いますし、
米国から小麦を輸入したパンメーカーは、その支払のために円を売ってドルを買います。
また、米国の会社(例えばグーグルなど)の株式を買う人が、投資資金として円を売ってドルを買うこともあります。
 アメリカのみならす、ほとんどの国との取引はドルが主流ですので、毎日、莫大なドルを買わない(円を売らない)と、日本経済が回転しません。

そういった実需取引の相手先として便乗することで個人組織の投資家の取引も成立わけです。
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