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イラクがクウェートに侵攻したとき何故国連総会や安保理でフセインは罰せられることなく大統領を続けることが出来たのでしょうか。
某国がクウェートに侵攻したイラク兵に飽き足らずバグダッドへの空爆テロを起こしたことと関係があるのでしょうか。

A 回答 (3件)

国連などは国の内政にまで干渉しなかったかと。



当時ですとたしか経済制裁が行われましたよね。
フセインが大統領を続けることができたのは独裁政権であったゆえかと。

今回はフセイン打倒の為に攻め込んだからフセインが倒れたわけです。
これが良いか悪いかは別として・・・。
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誰かを罰するには、その人よりエライ人がいなければいけません。


しかし、フセインは国家指導者であり、彼よりエライ人物は
イラクにはいませんでした。

じゃあ国連はどうかというと、国連は主権国家の連合体で
あり、国家より上位の存在ではありません。
(ただし、安全保障理事会で決議されれば、国連軍を派遣
 することができます。過去に国連軍が結成されたのは、
 朝鮮戦争の時がそうです)

当然ながら、国連は国家の内政に干渉できません。
フセインを辞めさせる権限は、国連にはないのです。

もっとも湾岸戦争でフセインが敗北した後、打倒フセイン
を目的とした武装蜂起が起きました。
一時はイラク領土の半分くらいが反乱勢力に占拠されましたが、
フセインが湾岸戦争でも使わずに温存した精鋭部隊を使って、
反乱を武力で制圧しました。
(この時に相当な数のイラク人が、虐殺されているようです)

結局、フセインは軍事力でその地位を保ち続けたため、
次のイラク戦争までその独裁権力が脅かされることがなかった
わけです。
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他の方がおっしゃる通り、


国連は国家の内政に干渉できません。

湾岸戦争に於いては、米国の軍事行為は予定通り、
「イラク軍をクウェートから撤退させる」
だけに止まりました。

あの時、国際世論を無視してでも、イラクまで攻め上り、
フセイン政権を倒していれば...

という声も米国内にはありますが、「それは無理」
と言うものでしょう。

貴方がおっしゃる「バクダットへの空爆テロ」は、
「誤爆や誤射でフセイン一派を暗殺する作戦」
の一環ではなかったか?と推測します。
(あくまで想像です)

それで「フセイン政権を切り崩せたか?」
と言うと、効果は無く、
「一般市民に迷惑をかけただけ」
と言う気がしますけど。
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