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よく混雑率を言っていますが、
電車の混雑率はどうやってはかっている?

A 回答 (2件)

混雑率よりも、乗車率が主に使われています。



で(社)日本民営鉄道協会のホームーページを見て下さい。
http://www.mintetsu.or.jp/knowledge/term/96.html

 調査方法ですが、乗車率の目安が出ていますので実際に人が乗ってその状況から、判断します。

 こちらのHPも参照下さい。
 http://www.wdic.org/w/RAIL/%E4%B9%97%E8%BB%8A%E7 …
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混雑率と乗車率は同義です。

いずれも、予め決められた車両の定員(100%)に対して、どの程度の乗客が乗っているかを示した数値です。新幹線や特急の場合は座席数=定員、通勤電車の場合は立ちスペースも含めて定員を定めています。計測の結果、必ずしも混雑していない場合もあるわけで、たとえば「混雑率50%」と表現した場合、混んでいるのかすいているのかわかりにくいですから、一般的には「乗車率50%」などと表現することが多いです。

さて、その計り方ですが、実はこれは単純な話ではありませんで、21世紀の現代においてもきちんとした計測方法は確立されていません。なかなか奥の深い話なのです。

●新幹線や特急の場合、指定席の発売状況からだいたいの見当はつきます。でも、自由席にどれくらいの人が乗ったかは正確にはわかりません。

●車掌が乗車人数を数えて記録用紙(乗車人員報告簿)に記入する方法があります。この報告簿は通称「ノリホ」といい、国鉄時代から長く使われている伝統的な計測方法です。中・長距離列車にはある程度有効ですが正確性に乏しく、通勤電車などでは計測ができません。

●駅のホームや車内に添乗して実際に数える方法があります。この場合は、鉄道会社の社員が数えることもあるしアルバイトや調査会社などを雇うこともあります。ただ、列車や時間帯をサンプリングした上で測ることが多いですから特殊要因的な増減はわかりません。また、人間の目視の範囲や計数能力にも限りがありますので正確性に欠けます。

●最近の電車には1両あたりの重量を記録する装置があり、現在の計測方法はこれが主流です。特に通勤電車の場合は有効な手段です。これなら駅ごとの増減(乗り降り)や号車別・列車別・時間帯別の差など様々な記録が取れます。ただ、人間の重量といってもバラバラで、子どもがいっぱい乗っているのか、力士やプロレスラーの軍団が乗っているのかはわかりませんから、総重量から乗車人員(=乗車率)を割り出すのも限界があります。

●新幹線の駅や都市部の駅ではたいてい自動改札があります。自動改札の入場・出場の時刻と人数を調べれば正確な値がわかります。ただ、どの時間に改札を通過した人がどの列車に乗ったのか。特に多方面への列車がたくさんあるようなターミナル駅では、判別が困難です。そこで現在では、上記の“総重量方式”にこの“自動改札のデータ”をある程度ミックスさせて数値を公表するのがもっとも一般的な方法です。

●新幹線・特急や一部の通勤電車で採用されている防犯カメラは、乗車率の計測で使うことはありません(目的外用途になってしまいますし、やはり正確性に欠けますので)。研究段階として、3Dのカメラ(記録装置)にデジカメの顔検知のような機能を付けて、特定の場所を往来する人間の数を(個人が特定されない形で)正確にカウントする、という方法も研究されているようですが実用段階にはありません。
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