私は、経営に関して素人(それも、ど素人)です。
既に死亡した当事者の代理で交渉をしています。
会社の清算はまもなく完了します。
取引先への未払いの買掛金が5千万円(仮に)あります。
取引先は社長の土地を第2順位で根抵当権設定しています。
金融機関への負債は2千万円(仮に)あります。
金融機関も同じ土地を第1順位で根抵当権設定しています。
いずれも、根抵当権の極度額ほぼいっぱいです。
当時のことは詳しく知りません。
この1~2年、なぜか納品額が大幅(2倍~4倍)に吊り上げられました!
会社清算にあたり、取引先へ買掛金の支払い額について
利益分の一部でも考えてもらうように交渉したところ、
取引先からこんなことを言われました。
1.納品物は原価で販売した。
2.製品開発費が多額にかかっているので、その分は上乗せした。
3.業界全体が厳しい状況に入ったため、うちもやむを終えない形で納品物の値段を上げた。しかし、利益なしで販売した。
したがって、利益は含んでいないので、買掛金に関してはそっくりそのまま支払ってほしい。
わが社は、高い納品物で利益が見込めないと分かってはいましたが、今後価格が安定して仕事も増えることを期待し赤字覚悟で品物を仕入れていました。
しかし、にっちもさっちも身動きできなくなり倒産に至りました。
関係者から話を総合すると、こんな感じらしいです。
こんな状況で、減額交渉をする余地はあるのでしょうか?
もし、何かあればそのポイントを教えていただけないでしょうか。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
ああ、ごめんなさい。
前の質問でもしお父様が...という話もしていたのですこし混乱してしまいました。今現在の話ですね。
弁護士にお願いする場合でよく知人経由で、、、という話がありますけど、それはそのつながり次第でかなり差が出ます。つまり、商売上手な弁護士というのはいろんなところで紹介してもらえる人を作るわけで、それを武器にうまく利益を上げることを目指すことが出来るわけです。要するに腕はよいかもしれないけど、報酬も高いという話です。知人による紹介の場合は、腕前はそれなりに期待できますが、報酬については高くても不思議は無いということです。
もちろん安く誠実にこなしてくれる弁護士に当たることもあるでしょうけど、特に会社関係を専門に扱っているような弁護士だと結構お高い場合が多いかと思いますよ。
今回の場合ですと弁護士にしたらそんな難しい案件ではないのでは?と思いますから他の弁護士を探された方がよいかと思います。その際にはどうやって弁護士を探すかという問題がありますので、公的な弁護士会などに相談されては?という話です。
ちなみに報酬規定はありますが、これはあくまで任意の基準であり、義務や強制では無いので、これと異なる報酬をもらうこともできるようになっていますから、どんなに高くても法外とはいえません。
それはあくまで頼む方が高すぎると思うかどうかです。2500万円が高いと思えばもっと安いところに頼むだけなのです。
個人的に思うにはご質問の案件でそんな高額報酬を求めてくる弁護士が必要とは思いません。
あと商売精神旺盛な弁護士は仕事を選びますので、お断りの意味で高額な報酬を求めることはあるでしょう。
これは弁護士に限らず世間一般によく行われていることで、「お断り見積もり」と私は称しています。
この回答への補足
新たに質問させていただきました。
質 問
No.722794 質問:債務超過で会社は破産?その後は・・・?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=722794
よろしくお願い致します。
弁護士の内情よくわかりました。
家族に読んでもらいました。
>個人的に思うにはご質問の案件でそんな高額報酬
>を求めてくる弁護士が必要とは思いません。
家族みんな同感しました。
昨日顧問弁護士にこの案件の説明をし改めて報酬を聞いてみたところ、詳しい内容が分からなければ金額は申し上げられない。と言われました。
会社の顧問でおおよそのことは解っているはずなのに、何も答えてくれないのは誠意が無いな!と感じました。
弁護士が言うにはいろんな要素が関係してくるし、どこまで引き受けるかにもよる。
突っ込んで聞いたところ、やはり1千万円単位のお金はかかるだとうと言う話です。
弁護士に頼まれるのは担保料も含む分けです。とのこと。
不動産売買だって不動産鑑定士にやってもらえば6%?の報酬を払わなければならないから、結局お金はかかるんですよ!
と言われたので、弁護士に一任したら不動産の仲介もしれくれるのか?と聞くと、それは話合いになるでしょうね。
とのことです。
印象は・・・
知識の切り売りが見え隠れする。
といったところでしょうか。
たしかにここの法律事務所は専門のところなので
mickjey2さんがおっしゃるように、高くつくのでしょうね。
しかし、安心をお金で買うか!?リーゾナブルな料金で一般の弁護士にお願いするか!?
悩むところです。
No.7
- 回答日時:
#2です。
>会社はまもなく任意に清算が完了します。
ここのところがよく分からないのです。
「会社の資産はすずめの涙」で、借金は「抵当権に入っている社長の資産(土地、建物)で支払う予定」ということは、会社は債務超過ですよね。
商法の規定を読む限り(斜め読みしただけですが)債務超過の会社の清算は「特別清算」という手続きになり、さらに、債権者との間で揉め事があれば「特別清算開始ノ命令アリタル場合ニ於テ協定ノ見込ナキトキハ裁判所ハ職権ヲ以テ破産法ニ従ヒ破産ノ宣告ヲ為スコトヲ要ス」(商法455条)で、破産手続きに移行するはずだと言う気がします。
どうしてそうならないのでしょう?
言いがかりみたいなことを言って申し訳ありませんが、こんなことを言うのは、破産手続きに進めば、問題の買掛金の取引について、破産管財人が否認権を行使して取引を取り消してくれる可能性があるのではないかと思ったからです。
否認権を正確に説明するのは私の手に余りますが、要するに以下のようなことです。
(1)あなたの会社は、相場よりかなり値段が高いのを知った上で、製品を仕入れた。
(2)相手の会社は、その分余計に儲けた。そしてそのことを承知していた。
(3)破産に至れば、債権者は自分の債権を100%回収できない。誰か余計に儲けた人がいると、その分他の人の取り分が減ってしまう。
(4)それでは損した他の債権者がかわいそうだし不公平だから、破産管財人は、破産前の一定期間内にそういう取引があった場合、その取引を取り消すことができる。
否認権が行使されれば、製品を返品し、合理的な価格(転売したのならその価格)を返せばよいことになります。
思いつきで言っているだけですから、大きく勘違いしている可能性も高いですが、弁護士に相談されるなら、ダメもとでついでに相談してみたら良いと思います。
この回答への補足
否認権については、多少勉強させていただきました。
たしかに、破産管財人により破産法にのっとり債権者に平等に分配することになるのだと思います。
しかし、債務超過の認識が不十分でした。
たしかにおっしゃる通りかもしれません。
現状、行政からの課徴金が未決なため、完全に会社を清算するまでには至りませんが、実質営業は停止し従業員もほとんど解雇しました。
現在は残務整理をしているところです。
課徴金の問題が解決するまでは会社は清算法人となるのかな?と思っていたのですが、
たしかに会社としては債務超過で破産の手続きに入るのかもしれませんね。
そのへんのところを、新たに質問させていただきます。
質 問
No.722794 質問:債務超過で会社は破産?その後は・・・?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=722794
よろしくお願い致します。
No.5
- 回答日時:
弁護士の報酬については、大雑把には、
http://www.niigata-bengo.or.jp/housyu.htm
を
より詳しくはたとえば東京弁護士会ですと、
http://www.toben.or.jp/kaiki.html
のように規定があります。具体的内容がわかりませんので、金額の妥当性についてはわかりませんが、会社の整理では結構金額が高くなるのは事実です。
ちなみにその高額な弁護士さんは弁護士会とか他の公的な機関で紹介してもらった人でしょうか?そうでなければ一度公的な機関で紹介してもらうとよいと思います。
あと、いっそのこと相続人全員で相続放棄を行うという方法もありますよ。こちらですと弁護士報酬はそんな高額にはなりません。ご自身で会社を整理されるということは相続するということを意味していますので、その後相続放棄というわけにはいかなくなるように思いますが、、、
それとも限定承認などをすでにしたということなのでしょうか?
相続人はひとりなのでしょうか?複数だと裁判所が職権で相続管理人をつけると思うのですが?
状況がよく見えない現状では限定承認して債務整理するのが一番よさそうですが、どういうことになっていますか?
それとも限定承認の費用として2500万円要求されたのでしょうか?
この回答への補足
弁護士は知り合いの人に紹介してもらった方が所長の法律事務所に所属する弁護士です。
公的機関の紹介だと法外な金額にはならないということですか?
会社、および抵当権(土地、建物)の所有は社長(父)です。
父は高齢なため、問題解決能力がありません。
したがって、私が代理交渉をしています。
会社はまもなく任意に清算が完了します。
金融機関と取引先への買掛金の負債があり、
抵当権として社長個人の土地、建物が設定されています。
どういうことでしょうか?
会社の相続放棄ってできるのでしょうか?
会社だけ破産させることは可能なのでしょうか?
会社の資産はすずめの涙です。
抵当権に入っている社長の資産(土地、建物)で支払う予定ですが、問題が出てくるのでしょうか?
ちなみに、
こちらの法律事務所では、
http://www.g-leaf.or.jp/sub3.htm
【法人の自己破産申し立て】
負債総額3億円の法人が、自己破産を申し立てる場合
弁護士費用(着手金・報酬を含む) 1,500,000円
裁判所に収める予納金 2,000,000円
===
となっていますが、
うちの顧問弁護士が請求してきた金額は、
弁護士費用(着手金・報酬を含む) 500万円
裁判所に収める予納金 2~3百万円
===
でした。
No.4
- 回答日時:
>しかし、高いのを承知で購入したことも確かです。
この場合は、役員として会社に損害を与えたことになり、生存されていれば、株主から責任を追及される場合もあります。
いずれにしても、高い価格であることを承知の上で購入したのが事実であり、それで契約が成立しているのですから、今更、異議を唱える根拠が有りません。
残念なお気持ちは分かりますが、今となっては致し方のないことです。
そのまま精算を完了させましょう。
No.3
- 回答日時:
世間相場からどんなに高いものであろうとそれを承知して購入した事実がある以上、いまさら覆すことは出来ません。
そのままその会社は法的整理をすればよいだけです。相続人はあと相続放棄してそれでおしまいです。(債務超過かどうなのか微妙ならば限定承認という方法もあります。)
深く考える必要性は無いように思われます。
残された人は特に困ることは無いと思われます。
それとも特別な事情がおありですか?
この回答への補足
以前、mickjey2さんには、下記質問でお世話になりました。いろいろとご助言いただきありがとうございました。
質 問
No.697459 質問:会社の破産は、どこまで効力が及ぶのでしょうか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=697459
===
この場をお借りして、たくさんの方に法律相談をさせていただいております。
それも、以前、会社の顧問弁護士に相談したところ、2500万円(着手金+報奨金)請求されたことがあったからです。
あまりに高いのでビックリしました!
この金額には、取引会社への会社の譲渡に関する案件も含んでいました。
しかし、取引会社も厳しい状況で会社は買わないので買掛金だけ返してほしい。
と言う話になりました。
そうなると、財産を整理してどう言う形で買掛金をお支払いするかという単純な(?)話になるかと思い、個人で対応することを考えていました。
それで、いろいろと調べているのですが、結構複雑でひとつ間違えると相手方の言いなりになり、変な形の契約を結んでしまうのではないか!?と不安が募っています。
このような問題を整然と収束させるためには、多少お金がかかっても弁護士に依頼した方がいいのでしょうか?
また、もし解れば弁護士料の相場を教えていただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。
No.2
- 回答日時:
一番重要なポイントが分からないのですが、ご質問者はどうして減額が要求できると考えていらっしゃるのでしょうか?
いったん約束した金額(値段)なのでしょうから、理由もなく「減額してくれ」では交渉にならないと思います。
高いのは分かっていてたわけですから騙されたと言うわけでもないし、納品された数量・品質に問題があったというわけでもなさそうです。
商売している以上儲けを出すのは当たり前のことですから、いきなり「儲けた分は値引きしてくれ」と言われても相手には言いがかりとしか聞こえないと思います。
ひょっとして、払いたくてもおかねがないということでしょうか?
いずれにしても、会社は既に清算に入っているようですから、会社の財産は全部処分・換金することになるのだろうと思います。
そうやってできたお金から、払えるだけのものは全部払うしかないのではないでしょうか?
この回答への補足
業界の関係者および、金融機関にもこう言われました。
「この取引代金はべらぼうに高いですね!詳細は知りませんが、普通、この期間でこれだけの金額になることは常識では考えられない」
感覚的にそう言われたのだとは思いますが、
そんなに高い値段で販売した本当の根拠は取引先の会社にしか分からないと思います。
しかし、高いのを承知で購入したことも確かです。
当時の経営者は、「いつかそんな無謀な値付けはしなくなる時期が来るはずだ!」と予測し粘ってその時期を待っていたそうです。
結局、その時期が来る前に倒産に追い込まれたということです。
納得できない点は、
こちらの弱みに付け込んで(!?)異常な価格に吊り上げて販売したものに対して、何も言えないことです。
すみません。
何と表現したらよいのか整理できないのですが、
なんか、納得いきません。
取引先との長年のお付き合いの中で、通常の取引をしていて、突然、こちらの経営が別の要因で悪化したのなら、
何のこだわりもなく、買掛金は素直にお支払いします。
しかし、どういう理由が真実が分からないままに高額な値段に吊り上げていったことに対して、こちらとしては何もできないのでしょうか?
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