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マーケティングというほどのものじゃないんですが、社内であるアンケートをWebで取ろうと思っています。
対象は1,500人、実施期間は3日間です。どの位の回答数があれば、データとして有効なんでしょうか。
宜しくお願いいたします。

A 回答 (5件)

#1、#2の回答で触れられているサンプリング誤差は、十分に大きい母集団からランダムに抽出された調査サンプルがNあった場合の誤差の話であって、今回の質問の趣旨とは合っていません。

このあたり、勘違いされる方が多いので注意が必要です。具体的には東京都の住民を調査する場合に、ランダムに1500サンプル設定したとしたら、その結果は母集団(都民全体)からどれくらいの誤差が想定されるかという話です。
今回の例だと、調査の対象となる母集団は会社全体であって、それが全数で1500人なのでしょうか。であれば、抽出率は100%であって、サンプリング誤差はありません。
統計学的には、これ以外の誤差はすべて非サンプリング誤差といっていて、回収率(1500人のうち何人が回答するか)や特定の人が回答しやすかったのではないか(パソコンを使わない人がいる)、調査期間に出張でパソコンに触れない人がいる等も含まれます。
そういった中で何サンプルあれば誤差がどれくらいかということは、統計学の範疇では回答がありません。したがって、有効だという数値を明示することは不能です。

社内調査の場合であれば、100~200サンプル程度であっても、性別や部門、社歴などランダムに設定できるのであれば、回収率100%をめざすことが正解です。仮に半数の750人が回答したとしても、偏り方によっては全社員の実態値とかなりかけ離れた値になることがありえます。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。大変参考になりました。
私の質問内容が不十分なため、回答しにくかったのではと反省しております。皆さんのご意見を参考にさせて
いただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/05 13:14

単にアンケートと言っても、内容によりますよね。

例えば社員旅行の行き先程度のものであれば、一度振ってみて過半数が集まれば1位票で決定、半数未満であれば上位(行き先)を3択にして再度アンケートを実施するとかいう手もあります。
また、答えた社員の立場や査定に影響しかねないようなシリアスな内容のものであれば、記名か無記名かも重要な要素になりますし、答えにも妙なバイアスがかかりそうで、アンケートには向かないかもしれません。
いずれにしても、回答を得る側と回答する側に利害関係がある場合、サンプル数云々よりもアンケートの実施自体が適切かどうかを吟味し、適切であれば、例え200件でも無回答の人にクレームを言う権利はないという割り切りで有効と位置づけてもよろしいかと思いますが。要はアンケートの手続きと決定のルールが社内的にオーソライズされるかどうかがポイントです。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。
私の質問内容が不十分なため、回答しにくかったのではと反省しております。皆さんのご意見を参考にさせて
いただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/05 13:15

追加です。


「社内の何かのテーマを社内で検討するデータ」
という限定された条件であればそれなりに有効です。
調査結果を%に直して、2つの結果の差が誤差率の範囲内であれば、差があるとは言えない、というふうに早見表を利用してください。
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普通はサンプル数と誤差の早見表でチェックします。


1500全部の回答ですと、信頼度95%で±1~2%みたいです(出現率=回答%に対して)。「サンプル 誤差(早見表)(検定)」などで検索するとたくさん出てきます。
他に詳しい検定法(有意差検定)もあり、必要であれば専門家に依頼するかパソコンでもできるようですが、まあ早見表で十分です。
当然ながら回答数は多いほど誤差率は減少します。
内容と集計の仕方によりますが一般的には300前後あればまあまあではないでしょうか。
それより、データの有効度を疑われるおそれは「社内」という点にあります。調査データでサンプルに偏りのないことが最も大きな前提条件です。
ある会社の社員に、その会社の競合会社の知名率を聞いたら変な数字になるでしょ。
影響のない、という証明はなかなか難しいので、まあ参考程度のデータとして使ったらいかがでしょうか。

参考URL:http://www.qlt.co.jp/cfm/sizeExp.htm
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。
私の質問内容が不十分なため、回答しにくかったのではと反省しております。
皆さんのご意見を参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/05 13:13

 サンプル数は多ければ多いに越したことはないですが、確か、有効回答数が400ほどあれば、全数調査(国勢調査みたいなの)とたいして変わらない程度の精度は得られると言われていたと思います。



 アンケートの内容がわかりませんから、なんともいえないですが、例えば社員旅行にどこに行きたいかのアンケートとか、今の職場環境を良くするための意見を求めたり、といった簡単な測定をするだけならば、お勉強は必要ないと思いますが、仮説を立てたりして、その仮説が棄却されるかどうかといった専門的なことをしたい場合はお勉強は必要になると思います。
 
 つまり、ちゃんとした質問紙調査(アンケート調査)をする場合、当たり前のことですが、分析の信頼度を上げるためにも、統計学の知識が要求されますので、大学の研究室のサイトとかに入ってお勉強したほうがいいと思います。

ではでは、参考までに
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。
私の質問内容が不十分なため、回答しにくかったのではと反省しております。皆さんのご意見を参考にさせて
いただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/05 13:12

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